クロキライディング

いつだってバイク

雨雲逃避

2023年09月28日 22時36分03秒 | ツーリング

初日の予報では下関は朝から雨が降り始め一日中断続的に降ると言ったもので

雨雲は九州の北西部と中国地方にかかると言ったところ。

朝6時過ぎ、今にも降り出しそうな空を見上げながら早々に高速道路で南下を始めました。

 

東九州道「今川SA」にお集まりいただいたのは11台

夕方に宿で合流が2名。

一日中不安定な空模様が予想される九州の、それでもまだ日差しが期待される南西エリアのワインディングを

希望をもって走り抜ける二日間の始まりです。

 

東九州道を下って行くと徐々に雲は薄くなっていき、大分県に入る頃にははっきりとした晴れとの境目が

我々の心を躍らせてくれるのは言うまでもありません。

 

今川から60Kmほど、走って「安心院IC」で高速道路を降り

湯布院方面に県道を南下の後、由布岳と鶴見岳周辺を縫いながら、城島高原と志高湖周辺からさらに南へ。

 

 

庄内町から「道の駅大野」まで

地図を見ただけでは到底つながりそうもないのだけれど、それを絶やすことの無かった2時間ほどのワインディング連続走行。

今回のルートは全て広島県人RTによるもので、僕はと言うとこれだけのワインディングの尺をメンバー揃って帯同できるよう

たまに繋がるインカムで先頭付近に最後尾の自分の位置を伝えるだけという、じつに気楽なものです (^_^;)

 

ただ気楽にしてもいられなかったのは、コーナーリングごとに前のほうでなにやら「シャ~」と言う摩擦音が聞こえていて

それが今回初のご参加のハレーダビッドソンXL883Nアイアンが車体を路面にこすりつけている音なのだと知ったとき。

 

豊後大野で一回目の給油。

ココで初めてハイオクガソリンの1リットルあたり200円超えを体験!

 

東九州道の無料区間があるおかげで、大分県から宮崎県に入るあたりで国道10号を走る時でさえ、

こんなんでいいんでしょうかと言うほど快走できたわずかな交通量。

 

そんな10号線と無料高速を使っていつの間にか「延岡」入り。

ここまで来るともう雨の心配などどこへやらで、

例年の秋の一泊ツーリングよりも約1カ月早い、まだ夏を思わせる強烈な日差しを遠慮したくなるほどの変わりよう。。。

 

 

 

こちらの利用は今回で2回目。

旬の山の幸で自然の素材を使った料理で、ツーリングで高揚した精神を見事に鎮めてくれます (笑)

 

 

 

 

この時間は我々の貸切りだったようで、お料理が出揃ったところで

女将さんから丁寧な説明を受けて贅沢な田舎料理をいただきました。

 

 

 

 

 

 

午後からは諸塚を経て九州のど真ん中「椎原村」

これだけ奥地だとワインディングもこれまでの度重なる水害による通行止めが解消されないままのところも多く、ルートの構成も思うようにいかないところでしょう。

久しぶりにやって来た椎原村物産センター「平家本陣」

どうやらこのラインがこのツーリングで一番遠い場所になるはず、いつもの宿はココから随分と北のほうですから

大きく折り返すことになりますね (^_^;)

 

椎葉村からしばらくのあいだ、阿蘇市波野まで

僕も少しだけ前のほうを走らせてもらってもらっております (笑)

 

 

 

さすがに午後からは雨が降ったりするのだろうと、阿蘇山周辺で雨雲レーダーを見るにつけ

心の準備はしておりましたが、結局そのような様子もなく

こうして休憩の時、ソフトクリームなどを食べることができておりまして

初日だけでもうツーリングを堪能することができたようなものだと、

夕方近くに暑さのピークを越えた道の駅で浸った幸福感。。。

 

あとはこのエリアの王道のパノラマの景色を楽しむだけ。

 

 

 

 

 

 

ススキの生える秋っぽい景色のところで

いつものように温泉に行く組と宿直行組に分かれます。

 

 

コーナーを抜けるとくじゅう連山がドーンと見えるお気に入りのポイントでも

よく見えておりましたね。

 

 

普段はまずやることの無いライディングと温泉のセット。

短パンとサンダルは必需品で、それがあると思うと行く気にもなる(ライディングギヤのフル装備から真っ裸への一往復)

 

 

 

さんざん我慢し続けた甲斐があるうまさ (笑)

 

ランチとは打って変わってハイカロリーな肉、肉。(過去開催の画像デス…)

 

直線的には近くて日帰りだってできる位置なので、

同じ道を通らずに欲張ってワインディングを繋げるとこうなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋雨前線

2023年09月16日 21時26分55秒 | お知らせ

 

クロキライディング秋の一泊ツーリングもいよいよ明日となりました。

今回は広島県人によるルートにてご案内となりますゆえ、

僕がやるよりも大きく南へ足を伸ばすことになるでしょう。

 

ただお天気が少し心配 (^_^;)

宮崎や阿蘇の高いところで秋の入り口を感じることができるのかはこの読めない天気とルート次第。

なんとか被らないでほしいですね。

ご参加の皆さんは雨天走行を覚悟の上、平常心でお越しください。

 

 

 

 

 

 

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ふぐ懐石

2023年09月16日 21時26分27秒 | グルメ

 

海外で公邸料理人を務めていらっしゃるときからのお客さん。

帰国後、複数のお店で腕を振るっていらっしゃたそうなのですが、このたび独立開業されたそうで

開店後少し落ち着いたかもしれない平日に行ってまいりました。

 

下関に住んでいるからと言って「ふぐ」をしょっちゅう食べているかと言うと

当然そんなことは無いから、楽しみにしていつも以上に仕事を頑張ったこの日は久しぶりに定時に閉店し

完全予約制のお店のスタイルに従います。

 

あれもこれも日本酒も大好きだけど、語れるほどの知識はありません (^_^;)

ご主人が勧めてくれるお酒はどれも一級品ばかり。。。

あれ?僕バイクでそんなにお役に立ってるとは思えないんですけど。。。

 

 

いろんな食材とふぐを、僕なんかでは想像できない組み合わせで、

季節感を出しながら月替わりのメニューで展開されていくとのこと。

 

 

僕には身に余るクオリティーですが、比較的にふぐを食べることの多い地元民だからこそ、

腕によりをかけていらっしゃる創作料理でいただくのは乙なことだと

気取っておススメしたくなりますね。

 

 

聞いたことのある銘柄ですが、なんだかちょっと違って特別なものなんですよね、どれも。

 

 

 

 

 

器と包丁が大好きと仰るご主人。

僕では話し相手にはならなくてすみません (^_^;)

 

少なく見ても10本以上はセットされていた美しい包丁は毎日ご自身で砥がれるのだそうで、

僕も背筋が伸びました、工具磨こ (笑)

 

 

一日の食事を少ない回数で一度にたくさん摂る僕も、

出汁の効いたトウモロコシごはんをおかわりするころにはさすがにお腹いっぱい。

 

 

僕にとって非日常とはまさにこのこと。

 

 

自宅なら既に気絶しているはずですが、今日は違いました。

お一人だからこそなんでしょう、自由にこだわったお料理を出していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

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携行缶

2023年09月12日 18時40分33秒 | ツーリング

今回も参加台数10台と、当ツーリングとしてはなかなかの盛況ぶりでございます。

 

 

日中はともかく、この時間帯はこの上なき快適さで

早朝のワインディング三昧を好条件で楽しむことができました。

 

 

 

今回は不運にも走行中に1台のリヤタイヤがパンクしていることが判明。

路肩に寄って見てみると、低圧走行によりタイヤが発熱しトレットが溶け始めている状態。

申し訳なく思いながらもガソリンスタンドでエアーを充填しながら低速でお帰りいただくことをお勧めしておりましたが、

なんとか無事にご帰宅されたそうです。

もう修理は効きませんからタイヤは交換となるでしょう。

現在タイヤ交換も作業の順番をお待ちいただいておりますが、

今回は現場で対応ができずオーナーさんには大変申し訳ないことをしてしまったので

作業は最優先でたとえ時間外であっても対応させてもらいます。

 

 

まだまだ7月の大雨で通行止めの続く道が多くて、

それでもルートを成立させるためにかれこれ1時間ほど走り続けているのだけど、菊川スタート地点からは直線距離にしてほとんど移動していない。。。

この先の川を一本挟んで向こう側にはいつも解散場所となる道の駅ですからね (^_^;)

 

ルート優先ですから営業中ガソリンスタンドを利用することが難しく、

前から持っていた携行缶1L入りを初めて使いました。

これを加えて180Km走ってくれるといいのだけど、

途中から交代した先頭水平対向が加速を躊躇わないので僕も燃料の消費率が読めなくなり

気が気ではありません。

 

 

走行距離205Kmほど、

豊田町で解散場所周辺で給油してギリギリ走り続けることができました。

 

 

さてさて今週末17日~18日はクロキライディング「秋の一泊ツーリング」

永く利用してきた九重高原のログハウスペンションも今回をもって最後の利用になりそうです。

参加表明がお済みでない方はどうぞお早めにお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

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9月早朝

2023年09月09日 16時02分51秒 | お知らせ

明日10日の早朝ツーリングは今月まで夏時間と言うことで、

クロキライディングを6:00

菊川セブンイレブンを6:30出発でお願いします。

朝は随分と涼しくなってまいりましたのでウエアで調整されますようご準備ください。

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選択

2023年09月08日 23時36分56秒 | メンテナンス

BMW R80のショックアブソーバー。

もう30年以上、新車から装着されていたものでしょう。

少しずつオイルが滲んで汚れてきているうえに取り付け部分のラバーブッシュも傷んできているのでリフレッシュ。

 

 

アブソーバーを分解できる構造ではないのは残念だけど、アブソーバーだけで入手できるところがむしろいいですね。

そこまでやるんだったらどうせだからハイクオリティーな社外リプレイス品に交換してみられてはどうですか?

そうすれば「しなやかな脚が手に入りますよ」

なんてこと僕からはまずは言わないのですけど、こちらのオーナーさんがバイクを操る様子とその価値観からして

今回もごもっともなそして十分な選択だったと考えております (^_^;)

 

 

 

小さくてもその部品価格には驚きますがこういうところに妥協しないオーナーさん。

 

 

交換後の感想やいかに。(アブソーバー以外はなにも交換していない正味)

で、先日のツーリングで走りながらリアルタイムでご報告していただきました。

専門的ではないけれど現実的でわかりやすい。

なんと言っても走る様子を見てますから (笑)

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回遊魚

2023年09月07日 20時59分06秒 | ツーリング

14台のバイクが基山SAを7時半の出発なんて、それだけでも随分とタフなツーリングなんでしょうと…

我ながら少々ハードなスケジュールだったのではないかと自負(後悔)しておりましたが、

予定通り皆さん10分前には全員ご集合いただきました。

 

早朝の高速道路は快適で、ここまでそれぞれのペースで気持良くお集まりいただけたものと思っております。

 

スタート後間もなく鳥栖ジャンクションを長崎方面へ進んで以降は、

さらに交通量も減り14台が適度にクルマを追い越しながらムリなく高速道路を共有し、

良いペースで長距離移動を遂行中。

 

いつも見ている海とそれほど変わることは無いのだけど、これが「大村湾」だと知ると

その非日常の場所に居ることに、超早起きでここまでやって来て良かったと思い始めるのです。

皆さんもきっと (^_^;)

 

今回のルート、かなり思い切った長尺行程なのでありまして、

給油や食事に無駄な時間をかけるわけにはいかないのはもちろんですが、

マシントラブルが発生してもメンバー全員おおいに困ることになります。

14台中国内モデルは1台のみの団体行動は皆さんのそつない行動でスムーズに進行していくことになるのです。

 

諫早をあとにして進むと雲仙は雲がかかっていますが、

これは地形と風向きによるものでしょうから、登ってみないとわかりませんね。

 

 

日帰りとは言え「長崎県」まで足を伸ばしているのだからお土産にカステラなど。。。

 

そしてカステラのラスクが突き刺さったソフトクリーム。

まだお客さんもまばらな広くて涼しい店内で早朝より果敢に走り続けた体をひと休めできる良き空間となりました。

 

南に下って橘湾から雲仙普賢岳を目指すに手っ取り早く選んだ県道128(ドラゴンロード)

その名のとおり昇って行くほどに曲がりくねったルートでしたが、

日曜日のすでに10時前、さすがに車も多く走っていて無作法に追い越すことは躊躇われ

そこそこのペースで、楽しみは眼下になって行く橘湾を眺めるにとどめましたが

諫早で高速道路を降りて以降、気温の上昇に不快感を感じはじめていたところでしたのでこの急上昇は歓迎です。

 

 

 

かなり上って来たところ「雲仙温泉」で通りすがりに湯けむりと硫黄の匂いを嗅いだ後、

そのまま素直には進まず、少しだけ遠回りでメリハリよく走れるルートで「仁田峠」を目指します。

 

 

これだけ登ってきていると木陰ルートはさらに涼しくて快適。

真夏の酷暑ツーリングを覚悟してこられた皆さんもココまではストレスなく楽しでいらっしゃるでしょう (^_^;)

 

そして雲仙仁田峠循環道路。

すでに無料化されていますが、環境維持協力金として1台あたり任意の100円全員分を一括して僕が支払おうとする直前に

財布の小銭をぶちまけてしまったものだから、窓口のおじさんが「1000円でいいよ」と

ディスカウントしてくれると言うのですけど。。。

 

 

これから先の一方通行が素晴らしい絶景ルートであることを知っているので、

その維持に使われるんだったらむしろ払わせてもらうべきでしょうと、

ご好意を遠慮して支払いました。

 

さっきまで普賢岳にかかっていた雲はいつの間にか消滅していて、

このあとにひらける絶景を皆で眺めることができるのだから、

このツーリングはほぼ成功することになるのでありまして、この日この名所を選んでよかったのだと

主催者も一安心デス。

 

仁田峠に到着してみると、

さすがに日差しの強さとミンミンゼミの盛大な鳴き声で真夏の山であることには違いありませんがココは普賢岳が目の前、

標高1000mを越える高さですから下界とは明らかに違った空気。

 

いつも雲で隠れがちな普賢岳を至近距離で眺めると同時に

東に目線を移せば有明海。

 

遠くに熊本県の天草と阿蘇山なども見えていると言う

なんとも幸運な状況。

もうココで解散してもいいくらいですねと冗談でも出てきてしまうほど (笑)

 

が、しかし。。。

ライディングを楽しむのはじつはこれからです。

普段走っているエリアとは違う、まったくもってお馴染みではないワインディングを初走行でお楽しみいただけます。

楽しいかどうかは人それぞれなのですが、知らない道をうまく攻略しながらめまぐるしく移り変わる景色を

瞬間で楽しんでいくと言うのがこのツーリングだと思っていますから、

そこを承知でご参加いただいている皆さんにはいつも以上にお楽しみいただけるフレッシュなエリアであることには間違いありませんね。

 

 

 

仁田峠循環自動車道を一周したあとは雲仙を東側に下り「島原まゆやまロード」

僕も初めて走りましたが仁田峠に始まり、緑が映える平成新山をパノラマで望むプラスアルファーの絶景豪快ルートで

大変満足しました。

 

 

今度いつ来られるかわからないので、敢えて停まって皆さんに見届けていただきました。

下関から日帰りだとかなりの長距離になるわけでありまして、それには日照時間が長いことと

朝夕の冷え込みが無いことが求められるのでやっぱり季節は夏。

しかし夏がここまで熱いとそんな時期にこの距離を走るなんて気軽にはできませんもんね (^_^;)

 

今回のランチは島原市街まで降りてきて「姫松屋」さん。

島原と言えば「島原そうめん」

流しそうめんのお店も検討しましたが、なんと言っても今日は8月最後の日曜日。

そちらは暑さ逃れの家族連れなんかで混雑が予想されましたので、

この暑い中どうなんだろうと疑問に思いながらの島原城そばの「お雑煮」専門店。

 

 

ところがこれが正解でじつに美味しかった。

予約しておいて通されたのは2階の座敷でしかも椅子とテーブルの席。

クーラーもよく効いているし膝を折ることも無くライディングウエアでも楽な姿勢。

皆さんもそれなりに汗をかいていらっしゃるのでこの出汁の効いた「具雑煮」の汁の塩味とうまみが染みわたったはずではなかっただろうかと、もうココで解散してもいいくらい。

 

十分な休憩をとったあと、再び雲仙の高いところに駆け上がり、

半時計回りに西へ移動。

 

市街地から海沿いとひとつ高いところを走る「雲仙グリーンロード」ではたぶん暑さにうだってしまうでしょうからそこは遠慮して

とにかく交通量の少ない涼しそうで変化に富んだルートを繋いで、皆さんに暑さを感じる暇もないほどになればいいなと思いながら

諫早湾を目指します。

 

 

 

 

頃合いを着て直線的に諫早湾に下って行くとチラチラと見え始める海上の一本道。

 

クロキライディングのツーリングでは初めての「諫早湾干拓堤防道路」

 

 

 

水門の開閉をめぐって今でも議論が続くなど何かと話題のスポットですが、

別名「ギロチンロード」と呼ばれるこの巨大な建造物を観光&近道&感慨を持って走ってみました。

 

 

 

このあたりが本日暑さのピークだったようです。

対岸に渡ってからどう動くかが重要デス。

 

すぐさま海沿いを離れて「大村レンボーロード」を交えながら

内陸の少し高いところ伝いに再び大村湾方面に。

 

 

 

このあたりは地元の人もあまり走っていないようで、予想外の快走の連続で進むことができました。

 

そして長崎自動車「木場スマートIC」

こうして途中からさらりと高速道路に乗れるところがスマートなインターチェンジ

まったく市街地に近付くことなく風を絶やさずに済んだことは大きいですよねこの気温ですから。

 

午後の大村湾はまさに夏の日差し。

大きくひらけた景色を眺めながらの高速移動。

 

早起きで高速道路でやって来て、目的エリアを走りまわって午後にはもう同じ道で帰って行っているわけですから、

たまにしかできないとは言え、なんとも贅沢な遊びではないかと。。。(^_^;)

 

途中休憩でなだれ込んだパーキングエリアでは、年代物のスポーツカーがレッカー移動中。

オーナーさんと思しきシニアな男性が僕に話しかけてこられましたが、なんと仰っているのかわかりません(たぶんネイティブ佐賀弁)

ただわかったのは僕の年齢を聞いて「まだまだ若いの~」みたいなこと…

そう言えば今回の14台中5台のライダーが僕より先輩。

予測できませんでしたが、建物改装中のため日陰の無いパーキングで今日いちばんの暑さを感じながらその健勝さに恐れ入りました。

 

このまま下関まで帰るわけもなく高速道路を「武雄北方IC」で降り、本日2度目の給油。

これより佐賀県エリアのワインディングを少しだけ楽しんでいきましょう。

 

 

多久、厳木、天山、嘉瀬川ダム周辺と立て続けにワインディングをお楽しみいただくことになります。

もう止まると窒息してしまうと言う、まるで回遊魚のような思いで体温コントロールをしているような…つもり (^_^;)

 

 

さすがに最高気温のピークを過ぎた時間帯に入っていることと、山間木陰ルートの連続で

随分と涼しく感じます。

 

 

その代わりところどころ路面コンディションのよろしくない場所があることも当然。

皆さん初めてでも判断と操作のミスをすることなく一期一会のコーナーリングを楽しみとしてとらえてくれています。。。そのハズ。

 

暑さを忘れる山越えの後、休憩は「道の駅厳木」

 

ここで高さのある盛り付け(巻きつけ)で注目のソフトクリームを食べるつもりでしたが、

なんとなんとオーダーストップ。。。

しかもキッカリ4時で。。。

見れば、4時前ギリギリでオーダーが通った人たちがノッポなソフトクリームを渡されるのを待っているではありませんか。

あーこれはプランを練り直してまた来ないといけないことになってしまった本日最大の失策。

 

そしてそろそろツーリングも終盤。

嘉瀬川ダム周辺ではダム周辺にもかかわらず結構な起伏がありまして、

コーナーリング中に頂点にさしかかることも多く、左右にではなく上下にコーナーの先が見えないブラインドな瞬間などがあり

これがまた実に楽しくて、暑さなどどこへやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

天山から三瀬村まで、結果これが最後のドライコンディションとなったのですが、

暑い暑い一日の終盤に、この静寂感に満ちた豪快なワインディングを走れたと言う満足感。

もうここで解散してもいいくらい。

ここまで来ると皆さんももうどのくらい走らされているのかわからなくなっているころではないでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

天気予報では今日の午後以降は大気の状態が不安定になり山沿いでは激しいにわか雨が降るでしょうとのこと。

雲仙を離れて以降はいる雨が降ってもおかしくないだろうと覚悟しておりまして、

最悪の場合、多久あたりで切り上げて帰って来ることも想定していましたが。

予想を超えた晴れ模様でここまで好条件でツーリングを楽しんでまいりましたが、

最後の脊振山超えに向かう手前で遂にびしょ濡れを確信。

 

いまさらジタバタしても仕方ないので、本格的に降り出す前に皆さんに呼びかけて雨仕度。

レインウェアを着込むだけでなく、スマホやカメラも片付けて

タイヤのグリップに集中して、バイクの汚れも気にせず久しぶりの雨走行を楽しむ覚悟はできていましたが、

 

集中豪雨が通り過ぎた直後のようで脊振山は多くの車がノロノロ運転、

いまさら無理をする必要もありませんからこのまま長崎道の東脊振ICを目指します。

予想通り、山を降りてくると雨は降っておらず路面もドライ。

ココでお一方この近隣からお越しのメンバーが離脱。

このあと高速道路に上がり心配された鳥栖ジャンクション周辺の渋滞も無く全員揃って古賀SA

日没前に解散式となりました。

 

 

 

 

今回の走行距離は620Kmほど。

走行風を絶やさないよう、ルートには拘りましたが

ルート分岐での幸運もありあらかじめ知らされていなければそんなに走っていたとは思えない距離感覚だったのではないでしょうか。

この酷暑の日、これだけの距離を走りとおしたのだから

「今年の夏も走ったよ~」と、

夏は暑いから乗らないと仰る人たちにご報告してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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