男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

イクラの醤油漬

2007年11月01日 | 魚介類
秋たけなわになりました。

今年取れた鮭が店頭に並んでいます。
(晩春から初夏にかけて取れるのが「時知らず」=時鮭とも言い
是はまた格別に美味しいものですが・・・。)

雌鮭の魚卵がイクラ(ロシア語で魚卵の意)ですが、イクラは
鮭の腹から出した形のままの「筋子」として店頭に出ます。
今はまだ早いのでしょうか、姿を見かけません。

2週間くらい前に中央市場で1パック500g1,700円で買い求め
いつもの要領でイクラの醤油漬けを作りました。
売られているのと一味違い、塩辛くもなく結構なお味でした。

500gはすぐに無くなり(近所に住む二人の孫の大好物です)
2回目を作りました。

年初めから北アメリカ産の冷凍塩もの5キロ買い、塩出しして醤油漬けにしました。
それはそれでとても美味しかったのですが、新鮮な生ものには及びません。

作り方は、それほど難しくはないので、コレステロールに異常ない方は
一度作って見て下さい。
筋子が期待したほど出回っていないので(雄鮭の白子は沢山出回っているのに・・です)
ヒョッとするとイクラ作りに回っているのか・・心配です。

材料
筋子 500g
日本酒 200cc
白醤油    90cc

作り方
 魚卵だけを取り出す。500gの筋子から430gのイクラが取れる

 ① 3%の塩水を用意し、42~45℃に温める(温めた方が作業しやすい)。筋子の皮をナイフの刃先で裂いて、42~5℃の塩水の中で指でほぐしながら魚卵を取り出す。
   (淡水で作業すると、水が白く濁る)

 ② もう一つのほぐし方
  目の粗い金網の上に筋子を乗せ(下に塩水を張ったボールを置く)、
  ゴリゴリこすり、魚卵を網目から落とす(量が多いときはこの方法がラク)。
  500gくらいの量なら、①の方法で充分。

ほぐした魚卵を、冷たい塩水で良く洗って、ごみを取り除き、
ざるに上げて冷蔵庫内に半日置いて水分を取る。

味醤油(漬け汁)を作る
 日本酒200ccを鍋に入れて中火で15~20分くらい煮てアルコールを飛ば す。
 煮切った日本酒に白醤油90ccを加えて、火からおろしそのまま冷ます。

イクラを90ccの味醤油(漬け汁)に漬ける → 430gが520gのなる
ざるのイクラを蓋つきの器に移し、漬け汁90ccを加えスプーンでザックリ混ぜる。

出来上がりは、すぐに食べることが出来ます。

ほんのり暖かいご飯(熱々のご飯はイクラが煮えるので避ける)を丼によそって、
ご飯に味醤油を大匙3~4杯全体に振りかけて、イクラをのせてわさびを一つまみ乗せる。

残ったイクラは、蓋をして冷蔵庫で1週間~10日くらい保存できる。
冷凍保存もできるので、1回分の量に小分けしておくと使いやすい。

500gの筋子の仕入れ値は1,700円、調味料を足しても2,000円になりません。
 イクラになると500gで4~5千円はします。お好きな方はチャレンジしてみて下さい。案外簡単に作れます。


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