9日(日)にキリンチャレンジカップ・コスタリカ戦を控えるなでしこジャパン。故障で鮫島選手と注目されていた石井選手が離脱し、代替選手(杉田選手、京川選手)の召集が発表されております。
『なでしこジャパン、DF鮫島彩が怪我で代表辞退』(ゲキサカ)
『なでしこ、コスタリカ戦の招集メンバー変更…石井に代わり京川が選出』(SOCCER KING)
鮫島選手は実力がわかっているので今後の選考にも影響はないでしょうけれど、石井選手は絶好のアピールの場だっただけに本当に残念。体調を整えて、次のチャンスを虎視眈々と狙って欲しいですね。
そしてチャンスが巡ってきた杉田選手と京川選手には、実力を大いにアピールして欲しいです。こういう運も生かさなきゃね(^^)b
さてさて。
昨日の試合のことなんですけどね。古波津選手の一発レッドのシーン、私は完全に見逃してましたが、古波津選手の退場後のプレーが間接フリーキックだったという話をうかがいました。先ほど何度もしっかり観直してみましたが、確かに間接フリーキックでの再開でした。
古波津選手のレッドカード提示理由は公式記録によると『S1:著しく不正なプレー』となっていますから、通常は直接フリーキックでの再開となるはずです。
<競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為>
【著しく不正なファウルプレー】
ボールがインプレーで、競技者がボールに挑むとき、相手競技者に対して過剰な力や粗暴な行為を加えた場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。
相手競技者の安全を犯すタックルは、著しく不正なファウルプレーを犯したことで罰せられなければならない。
いかなる競技者もボールに挑むときに、過剰な力や相手競技者の安全に危険を及ぼす方法で、相手競技者に対し片足もしくは両足を使って前、横、あるいは後ろから突進した場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。
明らかに決定的な得点の機会が続く場合を除き、著しく不正なファウルプレーがある状況ではアドバンテージを適用すべきでない。アドバンテージを適用した場合、主審は次にボールがアウトオブプレーになったとき、著しく不正なファウルプレーでその競技者に退場を命じなければならない。
著しく不正なファウルプレーを行った競技者は退場が命じられ、反則が起きた場所からの直接フリーキック、または(反則を行った競技者のペナルティーエリア内で反則が起きた場合)ペナルティーキックでプレーを再開する(第13条-フリーキックの位置を参照)。
ところが再開シーンを見てみると、主審の腕は真上に上げられています。これは間接フリーキックのジャッジです。
ということは、考えられるのはレッドカードの前に何かしらの反則があり、そちらでの再開方法を採用した、ということ。
よーく見てみると、再開場所がオフサイドポジションっぽい(確認したところ、実況もオフサイドの旗が上がっていると言ってました)ので、おそらくオフサイドを先に採用したのがその理由なのだと思います。
このプレーに関しては審判の資格を持っているいろんな方のご意見も数多く伺いました。みなさんのご意見、非常に参考になりました、ありがとうございます!!そして出した結論。
オフサイドがあり、アウトオブプレーになった(と主審が判断した)直後に古波津選手がGKと接触したという解釈で、古波津選手にはレッドカードが提示され、再開方法はオフサイドによる間接フリーキックになったのだろうと。
「あの再開方法で間違いなし!」
「オフサイドを採用したならカードが出ない?」とか「カードを出すなら直接フリーキックでの再開が妥当?」とか、いろんなことを考えましたが、今回の場合は結果的には「著しく不正なファウルプレーとしてレッドカードを提示し、先に起こっていたオフサイドを採用した上での再開」が正しいという結論です。
審判の立場で考えると、主審の判断は間違いではないと思います。
決してジャッジそのものは上手くなかったと思いますよ(笑)。でも審判団の名誉にかかわることですからね、あの主審は正しいルールを把握していたとういうことを、ここにしっかりと宣言しておきたいと思います。
はぁ、私もまだまだ勉強不足ですね・・・。
一応、今年も審判の資格は更新しました。使う機会ないんですけど(;^^)
『なでしこジャパン、DF鮫島彩が怪我で代表辞退』(ゲキサカ)
『なでしこ、コスタリカ戦の招集メンバー変更…石井に代わり京川が選出』(SOCCER KING)
鮫島選手は実力がわかっているので今後の選考にも影響はないでしょうけれど、石井選手は絶好のアピールの場だっただけに本当に残念。体調を整えて、次のチャンスを虎視眈々と狙って欲しいですね。
そしてチャンスが巡ってきた杉田選手と京川選手には、実力を大いにアピールして欲しいです。こういう運も生かさなきゃね(^^)b
さてさて。
昨日の試合のことなんですけどね。古波津選手の一発レッドのシーン、私は完全に見逃してましたが、古波津選手の退場後のプレーが間接フリーキックだったという話をうかがいました。先ほど何度もしっかり観直してみましたが、確かに間接フリーキックでの再開でした。
古波津選手のレッドカード提示理由は公式記録によると『S1:著しく不正なプレー』となっていますから、通常は直接フリーキックでの再開となるはずです。
<競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為>
【著しく不正なファウルプレー】
ボールがインプレーで、競技者がボールに挑むとき、相手競技者に対して過剰な力や粗暴な行為を加えた場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。
相手競技者の安全を犯すタックルは、著しく不正なファウルプレーを犯したことで罰せられなければならない。
いかなる競技者もボールに挑むときに、過剰な力や相手競技者の安全に危険を及ぼす方法で、相手競技者に対し片足もしくは両足を使って前、横、あるいは後ろから突進した場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。
明らかに決定的な得点の機会が続く場合を除き、著しく不正なファウルプレーがある状況ではアドバンテージを適用すべきでない。アドバンテージを適用した場合、主審は次にボールがアウトオブプレーになったとき、著しく不正なファウルプレーでその競技者に退場を命じなければならない。
著しく不正なファウルプレーを行った競技者は退場が命じられ、反則が起きた場所からの直接フリーキック、または(反則を行った競技者のペナルティーエリア内で反則が起きた場合)ペナルティーキックでプレーを再開する(第13条-フリーキックの位置を参照)。
ところが再開シーンを見てみると、主審の腕は真上に上げられています。これは間接フリーキックのジャッジです。
ということは、考えられるのはレッドカードの前に何かしらの反則があり、そちらでの再開方法を採用した、ということ。
よーく見てみると、再開場所がオフサイドポジションっぽい(確認したところ、実況もオフサイドの旗が上がっていると言ってました)ので、おそらくオフサイドを先に採用したのがその理由なのだと思います。
このプレーに関しては審判の資格を持っているいろんな方のご意見も数多く伺いました。みなさんのご意見、非常に参考になりました、ありがとうございます!!そして出した結論。
オフサイドがあり、アウトオブプレーになった(と主審が判断した)直後に古波津選手がGKと接触したという解釈で、古波津選手にはレッドカードが提示され、再開方法はオフサイドによる間接フリーキックになったのだろうと。
「あの再開方法で間違いなし!」
「オフサイドを採用したならカードが出ない?」とか「カードを出すなら直接フリーキックでの再開が妥当?」とか、いろんなことを考えましたが、今回の場合は結果的には「著しく不正なファウルプレーとしてレッドカードを提示し、先に起こっていたオフサイドを採用した上での再開」が正しいという結論です。
審判の立場で考えると、主審の判断は間違いではないと思います。
決してジャッジそのものは上手くなかったと思いますよ(笑)。でも審判団の名誉にかかわることですからね、あの主審は正しいルールを把握していたとういうことを、ここにしっかりと宣言しておきたいと思います。
はぁ、私もまだまだ勉強不足ですね・・・。
一応、今年も審判の資格は更新しました。使う機会ないんですけど(;^^)