Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Heco 1/43 Bugatti T57SC Atlantic

2014-10-25 21:16:11 | 最近手に入れたキットのご紹介
Heco製の1/43レジンキットです。
Hecoと言いますと私の印象ではちょっと変わった車・・・古いクラシックカーの完成品のメーカーという印象なのですが皆さんは如何でしょうか?
実際には古い車ばかり作っている訳ではないのです。
ただキットも出していたのか?と言うと正直言いまして余りよくわかりません、ただ過去にヤフオクで何度かHeco製のキットを見た記憶が有ります。
量産の過程で余剰に作った物をキットとして販売していたのか関係者が市場に流したのか良くはわかりませんが数は少ないながらも市場に存在している様です。
その一つがコレですね・・・。

まあそれはそれとしてキットのご紹介をしておきましょう、数が少ないので余り参考にならないかもしれませんが・・・。

ボディ/シャーシ共レジン製でして気泡は少なく奇麗なキャストですね、多分真空で抜いていますね。
プロバンスなどよりもキャストの精度が高そうですね・・・たまたまでしょうか?

大きさもなかなか良い感じでして上側のメタル製ボディはウエスタンモデルの物ですがフロントフェンダーの前後が少し短い位で全体の大きさはほとんど同じ幅も誤差程度しか変わりません。
リアウインドの形状はHeco製の方が一般的な形状ですね。
ルーフの長さとか角度は少し(ほんの少しですが)違いますね、しかし全体の印象は双方とも良い感じにとらえられていますね。
ボディ形状がアクの強い物ですから間違えようも無いのかもしれませんね~。

ボンネットのサイド側はメッシュが埋め込まれていますのでこの部分だけエッチングのパーツの様ですね。
この方法は賢明な方法ですね、厚みは最小限にしてメッシュを埋め込む事が出来ます、今回制作する作品はフルディティールなのでこのボンネットにヒンジをつけなければなりませんね~大丈夫か?俺!(笑)

メタル部品もこの通り・・・
メッキの部品になっていますね、ランナーから外していないという事はキットとして出荷されたものという事が出来ますね。
完成品を分解した物ならランナーから部品が外れているはずですからね~。

グリルだけは半完成品になっています。
ブガッティのエンブレムは何となくクリアコートまでしてある様に見えます。

ホイールはBBR製か!?たぶん同じ物ですね~。
ワッシャーはブレーキドラムでしょうか?インストが無いのでよくわからないですが、たぶんそうでしょう。


このキット大変良く出来ていますね~、構造も量産向きで正確に組めそうです。
ボディの修正も最小限でいけそうです、良いキットを頂きました。
Hecoの印象が変わりましたね~!

明日と明後日は納品のため更新をお休み致します

2014-10-25 18:31:08 | Vincent Black Shadow
今日も良い天気でしたね、日中は日の当たる所にいると暑い位でした。
25°近く有ったかもしれませんね、朝や夕方にはす~っと涼しくなるのはさすがに10月下旬です。
本当に過ごしやすい季節ですね、そう言えば今日朝電話が有りましてストーブ用の薪を分けて欲しいとの事、以前にお話をしていた方でして覚えていて下さった様です。
薪ストーブの季節もすぐそこまで来ていると言う事でしょうか、当店の薪ストーブもまだパッキンを替えたい所ですが・・・今年も調整で済ませようかな~まだ切れている訳では無いですしね。

「少し前にビンセントブラックシャドウは完成したんじゃないの?」とか「また忘れ物ですか?」とか言われそうですが今日は違うんですよ。
完成後に注文していたと受注のケースが届きましたのでこれから最後の仕上げに入ります。
カバーの方は埼玉県の草加市の業者さんに作って頂いております、ちなみにこの業者さんは大阪の◯川さんもここで作ってもらわれるらしいです。
今回は1個だけなので送料などで高い物につきますが良い物は良い訳です。
木製のベースはクリアーのカバーが完成してから友人のこの方に作ってもらっています。
同級生なのでいつも無理を聞いて頂いています、僕はお世話になってばかりなので頭が上がらないんですよ・・・本物の職人さんですね。

出来上がった展示ベースにオイルステインで着色します、明るいボディ塗色の場合には暗めに、今回の様にブラックのカラーで塗ってある場合には少し明るめの茶色にします。
他にもボディカラーによって少しずつ調節して作品が引き立つ様にするのです。
せっかく作った作品を一番引き立たせてくれる様に変えているんですね~だから展示ベースまでハンドメイドなのはそんな理由もあります。

ウレタンクリアーを研ぎます。
研ぐと言ってもペーパーは模型の様に細かな物では有りません240番とか320番とかせいぜい400番までくらいですかね~。
面が出る様に丁寧に研磨します。

フラットクリアーを塗りまして硬化を待ちます。
今回はお客様のご要望で製作者のサインと日付を入れて欲しいという事なのでこんな感じに入れてみました。
サインはエキゾースト側、日付はその反対側という風に入れております。
今回のビンセントブラックシャドウの場合右サイド/左サイドで雰囲気がかなり違います、見える見えないに関わらず作れる部分は全てつくると言うのが私の信条なので作品に裏/表を付けたくなかったのでこの判断に至りました。
そして、、木製の展示ベースは艶消しで塗っています。
これも光沢が有りクロームメッキが引き締めている作品なので艶有りと艶消しのコントラストを付けたかったのです。

そして展示ベースに取付けられましてクリアーのカバーを取付けてみました。