Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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MFH 1/12 Ferrari 250GTO 1964 VerA

2014-10-12 22:54:32 | 最近手に入れたキットのご紹介
製作記を書いた時には雨は降っていませんでしたが、現在かなりの大降りになっています。
やはり台風の影響なのでしょう・・・私が予想したよりも北側に進路を取っているよですね~。

ハイ!赤い箱の登場です。
ずっと前に1/12のロータス97Tを買いましたがアレよりも一層重たくなっています、中身に期待が高まりますね~。

御開帳~!!

ボディですがやはり大きいです、さすがに1/12ですね。
本当は色の付いた紙の上で写したかったのですが色画用紙がこんなに大きな物が無くて・・・しかも左右は紙が足りていない・・・ボディはウレタン樹脂系でしょうか。
やはりシャーシが樹脂製なのは経年変化で曲がらないか心配ですね。

ドアとかシートなどは別の袋の中に入っています。
ウ~ンシートはファブリックを張りたいですね、CMCのミニカーでも張ってありますからね。
それ以下の仕上げでは誰も満足しないでしょう・・・。

フレームとコクピット後部ですね。
幸いにしてフレームはそんなに複雑な形状をしていないので真鍮パイプでも作れそうです。
そうなるとこの内装はアルミ板を使う事になりそうですね。

このウインド型のパーツの使い道は・・・?モールを作るのかな??

ダッシュボードとフロントのバルクヘッドです。
ダッシュボードはまあ塗りでゆくにしてもやはりバルクヘッドはアルミ板にしたいですね。

ここで少しトラブルです。
一番上のホイール関係が入れて有る箱は本来中央の厚紙に両面テープで固定されている様なのですが誤ってデカールとエッチングの袋の上から貼られてしまっていまして救出するのに少々困りました。
パッキング時には気を付けて欲しいですね。
特にデカールはデリケートな扱いが必要なのですから、高価なキットでもあるので・・・。

エッチングはこんな感じです。
まあ特に何ら問題になる部分は無い様な気がしますが・・・エッチングは精度を重視する部品なのでその精度は使ってみないとわからないのです。

一番下に入っているメタルパーツの袋です。
部品同士がぶつかってダメージを負わない様に真空パックしてあります、ただ両面テープが安物を使ったのか全部箱から剥がれていました。
これでは貼る事自体が意味が無いですね。
ピストンもコンロッドも見えていますがエンジンを動かす事を考え過ぎていてコンロッドの小端部とかは実車のイメージとは違う様な気がしますが・・・まあ組み立てたら見えないのですがね。

タイヤは文句のない質ですね。
トレッドのモールドも文句無い出来です。

これもメタル部品ですがリアのフードとかが入っています。

これが何か分りますか?
そうスポークホイルのスポークですね、これもメタル製で曲がった物が入っていますが、「数はホイールを組立てるのに十分に入っています」と注意書きまで同梱されています。
買った方がこれを見て「曲がっている」と部品請求するのを見越しているのかな(笑)
確かに数は十分そうです・・・。

一番奥側のスポークはセンターハブやリムと一体で鋳造されていましてこの方法なら治具が無くて組む事が出来ますね。
良い考えだけどスポークの真円度は問題が有りますね。

リムもメタルの鋳物にメッキをかけてありますが、ここは挽きものにして欲しかったですね。
やはりメタルの鋳物ではその精度に限界が有ります、僕ならここもアルミで挽いて作るか・・・メッキなら真鍮で作ってクロームメッキに出すでしょう。

このパーツはライトリムですがボディの袋の外側に貼ってあります、この部品は大きなエッチング板の中にも有ったはず・・・

有りました左下側のが大きなエッチング板のリム、右上側がボディの袋に貼ってあったものでリムの幅が違います。

確かこのパーツはMFHのホームページに真鍮製の物がディティールアップパーツとして売られていますメッキの部品の方は同じエッチングから作られた物だと思いますがメッキ処理がしてありますね。
部品が間違ったんでしょうね・・・

もしも私が作るならボディは銅板たたき出し、シャーシは真鍮パイプをハンダで組みましょう。
またホイールはアルミか真鍮で旋盤で挽いて作ります、当然ですがスポークは表面の僅かなざらつきが気になりますのでインセクトピンで再現する事になると思います。
シートはファブリックを貼りますね。
それで作れば良いモデルが出来るかもしれません、しかし万人に作ってもらおうと思うとMFHさんの考えられた構成はまんざら間違えでは無いと思います。
この構成ならプラモデルからの移籍組の方でもそう変わらない感覚で作る事が出来るでしょうから・・・

山陰はまだ影響が無いですね~。

2014-10-12 17:51:00 | Vincent Black Shadow
台風19号はどうも日本列島を縦断する様な勢いですね・・・明日は山陰にも影響が出ると思われますが今の所まだ風も吹いていませんし雨も降っていないですね。
今日は山口県からカップルでお客様がいらっしゃいましてゆっくりしていかれましたが今からお帰りという事だったですが気を付けてお帰りになって頂きたいですね・・・今から帰ると・・・ウ~ン6時間だから夜12時頃でしょうか・・・本当に遠路はるばるご訪問を頂きまして感謝です。

今日は雨が降って畑仕事は出来ない予定でしたが雨の「あ」の字も降りませんでして、裏の畑のおばさんに「台風が来る前に小豆を摘んでおいた方が良いよ」と言われたので急遽小豆を摘みました。
バケツに1杯有りましたがこれでマメはどれ位になるのか・・・想像が出来ません殻をとったら余り残らないのではないかと思われます・・・。
そんな訳で制作時間が押してしまいましたが、今日は例の赤い玉手箱を開けてみました~!
インプレッションは後ほどですが・・・やはりシャーシは真鍮パイプで作り直し、ボディは銅板で叩きたくなりましたね~。

さて1/12を開封してしまった余韻にひたりながら今日も制作開始です。
今日はヘッドライトから・・・
ヘッドライトはレンズをタイヤを流用する為に分解したミニカーからレンズを流用しました、レンズが奇麗になればその奥の反射板も奇麗にしたくなるという物です。
キットのままですとこんな感じ・・・
ザラザラですな~

内側に有るバルブの出っ張りをリューターで削り落としまして、シリコンポイントで磨きます。

次にコンパウンドを付けた綿棒をリューターにくわえて更に磨きます・・・
次にバルブの代わりのスチールボールを接着剤で取付けて流用したレンズを接着しますとこんな感じ・・・。
下側に出っ張りが有りますがこれが無い車両も多いので後で削除してしまいました、メタルの鋳物にメッキをした物なので少し形状がダルいのです・・・もう少し奇麗な物なら残したのですが・・・

今日最初の大きな仕事はフロントフォークの接着ですね、ハンドルシャフトの固定は下側は1.2mmの真鍮ピン、上側は頭の部分を少し削って小さくした専用のビスを使います。
ステアリング系が固定されるとかなり組立てが進んだ様に見えますね~。
これだけでも嬉しいから不思議な物ですね~。

ついでにタンクなども・・・載せてみただけです(笑)
ウ~ンかっこいい!

次にライダー用のステップを取付けましょう、左側はアシスタント用のステップも取付けてしまったのですが両側を付けると後でバッテリーを載せる時に引っかかりそうなんです。
取り敢えず接着剤が硬化するまではマスキングテープで仮固定しておきます。

バッテリーを載せる前にセルモーター(ひょっとしたら発電機かもしれません、実は上側にレギュレーターらしき物がのっているのです)からバッテリーまでの配線を付けておかなければ。
まあ仮に発電機であっても太いケーブルが入っていますからそれを再現しておこうかと思っています。
2本のコードを取付けました。
1本はバッテリーへ配線されてもう一本はキーの方にいくはず・・・

やっとバッテリーを搭載!
ついでにバッテリーの押さえ用のプレートを接着してその両端の穴の中に押さえを固定するシャフトを接着しました、これで何となく押さえられている様な気持ちになれますね。

バッテリーを付けている接着剤が硬化するまでにステアリングを接着しましょうかね。
スイッチやレバー類はキットの物を使っていますが雰囲気はまずまずですね。

リアのブレーキペダルやキックスターター用のペダルを接着しました、
この部分はそう難しく無いので気分的には楽ですね。

次は何を作っているのでしょうか?
ブツが見えないですか?これでも実物よりはかなり大きな物なんですが・・・。

はい、蝶ネジを作っています。
はい、この蝶ネジは1/43では表現出来ないのですが今回は幸いな事に1/18なので作る事が可能ですね。

付ける部分はここです!
わかりますか?
バッテリーの上ですよ~!(笑)
この光景はよく見ますよね、まだ少し大きいかもしれないんですけどね~。

もう2個作りましてリアブレーキのロッドの長さを調整するのに使います(笑)
まあ回らないんですけどね・・・!!