2014年01月17日：APJ255便(那覇⇒石垣 A320-200)

2014年01月17日(金） APJ255便 那覇→石垣14:10→15:15
A320-200 JA808P 座席:30F 那覇SPOT:64 石垣SPOT:7 高度:26000ft 速度:740km/h 区間マイル：255mile 3225円(内訳　運賃：2490円 座席指定料：420円 支払手数料：315円)

那覇から石垣へはPeachを利用します！
Peachは新石垣空港開港から3ヶ月後の6月14日、関空-石垣線を開設し、さらに3ヶ月後の9月13日に那覇-石垣線を開設しました。
那覇-石垣路線は長い間JTAとANAの天下であり、料金も高かったのですが、今回のPeach参入、また7月10日より参入したスカイマークも相成り、JTA、ANA、APJ、SKYの4社競合の路線となりました。
Peachは座席数に応じた段階的運賃ですが、スカイマークは普通運賃でも5000円と格安。JTA、ANAはスカイマークに負けてはならんと、1日前予約の特便割引、特割でも4800円で提供するなど、価格破壊が起きています。
今回予約したPeachは1ヶ月前の予約でキャンペーンなどは使わず2490円、総額で3225円となりました。


那覇空港での撮影もほどほどに、出発1時間前にバスでLCCターミナルへ向かいます。LCCターミナルへは国内線ターミナル1Fの4番バス停より無料のシャトルバスが運行されています。


約5分でLCCターミナルに到着。ANAの貨物ターミナルを一部間借りしている暫定ターミナルです。


チェックインカウンターフロア。実は那覇空港のLCCターミナルを出発で使用するのは初めてなのです。いつもLCCでの出発はジェットスターを使用していましたから…。


元エアアジアジャパンのカウンターはバニラエアになっていました。


私が搭乗するのは14時10分発の石垣行きMM255便。その10分前には関空行きのMM214便が出発します。


バーコードをかざし、簡単にチェックイン完了。ながーいレシート搭乗券が発券されました。


保安検査を通過し、天井の高い出発ロビーに入りました。プレハブ感満載です。


出発ロビーにはお土産やお弁当が買えるショップが併設。


DFS商品受け取りカウンターも併設されています。さらに奥はバーカウンター。出発前の一杯を頂くこともできます。


ゲートは2箇所。左側の搭乗口1は関空行き、右側の搭乗口2は石垣行きで使用されるようです。


関空行きMM214便は使用機到着遅れの為、出発時刻の14時にボーディング開始。出発ロビーは人気がいなくなってしまいました。
私が搭乗するMM255便も出発の準備に時間をようしている為、搭乗が若干遅れるとのこと。
14時13分、後方座席の乗客より搭乗開始。全体数が少ない為、窓側の乗客からの搭乗ではなく、纏めての案内となりました。


LCCターミナルから機体までは歩いて向かいます。


左手にはお昼寝しているJALの777-300の姿。


搭乗機はJA808P。この時は気づかなかったのですが、ルネ塗装の機体です。
搭乗して着席し、空調を調整している時にドアクローズ。時刻は14時18分、めっちゃ早いです…ｗ搭乗開始の案内からドアクローズまで5分で済ましてしまいましたｗ
プッシュバックし、ランウェイ36へ向けてタキシング開始。那覇空港の端から端までのタキシング、どうしても10分ほど掛かってしまいます。
14時25分、ランウェイ36よりテイクオフ。離陸後は軽くレフトターン、その後は1000ft規制がかなり長く続き、嘉手納基地を超えてもまだまだ水平飛行。沖縄本島が見えなくなったくらいの所でさらにレフトターンしながら上昇再開、石垣島を目指します。


14時10分、電子機器使用制限解除のアナウンスがありました。雲を突き抜けたばかりでまだ上昇を続けています。


ベルトサインが消灯し、Peachショップの開店です。この日の乗客は52名。ガラガラです…。


そうそう、私が座っているのは最後列の30F。まるごと1列空いていました。若干狭いシートですが、十分耐えられます。


メニューが大幅に増えたPeachDELI。カレーパン食べたいなぁ、でもPeachデニッシュも食べたいなぁ、と思っていましたが、販売カートが全然来ない。
そういえば、Peachショップが開店する際に『客室乗務員が皆様の座席まで参ります。お気軽にお声がけください』とアナウンスがあったことを思い出しました。
そうか！フライトタイムが短い那覇-石垣線、カートは出さないで販売するのか！と気づいた時には降下を開始を開始していました。


カレーパンは諦めてPeachデニッシュのみ注文。冬仕様で雪に見立てた砂糖パウダーがまぶされています。


眼下には水納島。機体は降下を続け、15時13分、ベルトサインが点灯。雲の中はかなりの揺れ。座っているだけでも精一杯なのに、その中で的確な判断をし、安全に操縦をするパイロットさんはとても凄いと思います。エアラインパイロットでも強靭な肉体と体力が必要ですね。
雲を抜けたら右手には石垣島が見えてきました。新石垣空港は北風が吹いており、ランウェイは04運用。
アプローチ方法は旧石垣空港と同じく、空港の東側からダウンウインドレグ、ベースレグ、ファイナルレグとアプローチしていきます。
ダウンウインドレグでは前方に石垣市の街並み、そして旧石垣空港がチラリと見ることができました。
美しいエメラルドグリーンのサンゴ礁の淵の上空をなぞるようにベースレグ、ファイナルレグ、那覇空港のアプローチとは比べ物にならないほど綺麗な海です。
15時22分、新石垣空港ランウェイ04にランディング。旧石垣空港のように接地後急ブレーキをかけることはなく、ゆったりとリバース、ブレーキをかけてT3誘導路より滑走路を離脱、7番スポットに向かいます。


15時26分、約11分遅れて新石垣空港に到着！隣の6番スポットにはANAの767-300が駐機しています。2000mの滑走路になり、中型ジェット機も発着可能になった新石垣空港の象徴です。


ガラス張りのボーディングブリッジ。


ボーディングブリッジからターミナルへ続くコンコースも全面ガラス張りです。


隣の8番スポットに駐機していたJTAの737-400。地上支援車両をよーくみてください。
SWAL、青ジンベエ、さくらジンベエを身にまとった車両がいます。家に帰って現像している時に気づきましたｗ


手荷物受け渡しレーンでは竹富島のキャラクター、『ピカリャ～』がお出迎え。
去年の3月、新石垣空港開港記念で『ぱいーぐる・ピカリャ～ジェット』が就航し、このピカリャ～もJTAの機体に描かれていましたね。

さて、初めての新石垣空港、正式名称は『南ぬ島 石垣空港(ぱいぬしまいしがいきくうこう)』です。
次回はこの『南ぬ島 石垣空港』を紹介したいと思います。