飛行機さつえい奮闘記
旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!
ツイッターアカウント作りました!是非フォローお願いします!





2014年03月31日(月) ANA126便 那覇→羽田12:30→15:00
747-400D JA8961 座席:39H 那覇SPOT:32 羽田SPOT:408 高度:39000ft 区間マイル:984mile 42770円(特割)

那覇空港32番スポットに到着したANA127便ジャンボ機、この後全ての乗客の降機が完了すると、パイロットさんが降機し、ラストフライトセレモニーが開催されます。幸いなことにほぼ最前列でこのラストフライトセレモニーを見ることができました。…と、その前にも少し載せたい写真があるので、そちらから紹介したいと思います。


ちょっと時間を戻して保安検査場を受ける前です。


出発カウンターの電光表示板はこのようになっていました。この時点でウルッと来てしまいます(´;ω;`)


もう既に座席は通路側の席を確保してありますが、自動チェックイン機で座席の指定状況を確認してみました。
あわよくば二階席や窓側があるかも…と思いましたが、流石に当日開放席も埋まってしまったのでしょう。既に島中席しかありませんでした。


紙のチケットで発券してもらう為に一度カウンターに行きます。
受付のお姉さん曰く、今日のラストフライトはパイロットさんも特別で部長クラスが実施するとのことでした。
チケットを受け取り、ラストフライト楽しんできてください!と見送られます。
カウンターの後ろにもジャンボのボードが貼られていました。


保安検査場を通過し、32番搭乗口へ向かいます。時刻は9時10分、出発まであと3時間もありますw
しかも先行機として福岡へのANA482便、鹿児島へのSNJ84便の2便がある模様。当然のようにANA126便に搭乗する方は愚か、ANA482便に搭乗するであろう方も数名しかいませんでした。


ラストフライトセレモニーが開催されるであろうステージが用意されていました。背後に『THANKS JUMBO FINAL 747 大きなありがとうをこめて。』のメッセージと747-400Dが描かれています。


これが2014年3月31日、ANA126便のプラチナチケット。記念になるのでカウンターで紙で発券してもらったのです。合計運賃額を見てください、42770円です…w
ラストフライトはお金には変えられませんが、やはり高い…!


人がガラーンとしているセレモニー会場前、暇だったのでダイキャストモデルと一緒に背後のパネルを。
巡回している警察官や他の便に搭乗する乗客、時間が経つとANA126便に搭乗する乗客にも話しかけられ、のーんびりジャンボの到着を待っていました。


ステージのセッティングは終了し、プロジェクターにはジャンボ就航当初のCMやプロモーションビデオでしょうか。懐かしい映像が流れていました。


時刻は11時20分、ANA127便が那覇に到着しました。窓には到着したばかりのジャンボを見ようと多くの人が押しかけています。


なんとかラストフライトセレモニーのほぼ先頭に陣取ることができました。セレモニーの様子は動画、及び音声で収録していました。動画は途中で切れてしまったりしていますが、音声はノーカットで収録しています。是非合わせてご覧ください。
また、挨拶を抜粋して掲載したいと思います。


【140331】 那覇空港ANAジャンボラストフライトセレモニー(動画)


【140331】 那覇空港ANAジャンボラストフライトセレモニー(音声)

『32番搭乗口に駐機しているボーイング747は本日3月31日、ANA126便が日本の航空会社の旅客便として最終フライトとなります。大量輸送時代の代表として1979年2月9日より沖縄-東京間の運航を開始して以来、『ジャンボ』の愛称で35年間運航してきました。
1993年には『マリンジャンボ』が就航、1996年にはスヌーピー号、1998年以降にはポケモンジェットが運航し、多くの子供に親しまれ、楽しい旅のお手伝いをさせて頂きました。
ラストフライトを記念し、これまでボーイング747が就航していた日本各地の空港でイベントを実施してしてきたが、本日那覇空港での最終日を迎えた。その勇姿を見送るためのセレモニーを開始します。』



前谷哲郎氏(ANA沖縄支店長)
思い起こせば昭和54年、沖縄の青い空、青い海を宣伝で大きく取り上げ、テレビや雑誌で大々的な沖縄のキャンペーンを実施したことが蘇ってくる。
昭和58年に『万座ビーチホテル』ができ、沖縄は日本の本格的リゾートとして日本中の皆様に周知し、沖縄ブームが巻き上がった。以来、多くの観光客、そして修学旅行生をたくさん運んだのはこの『ジャンボ機』であり、沖縄の観光に貢献して頂いた飛行機、また多くのニックネームを付けて日本中を飛び回り、皆様より愛された飛行機だと思っている。
(沖縄に大きく貢献した意味から)沖縄の地から出発するラストフライトにふさわしい便ではないかと私は思っている。ここにいらっしゃるジャンボファンの皆様、航空ファンの皆様、そして私どもANAの空港スタッフと共に、沖縄の青い空に向かって飛び立っていく最後の勇姿を見守りたい。
『沖縄に来てくれて、飛んでくれて、ありがとう。』



藤村弘氏(フライトオペレーションセンターB747-400部長 兼 ANA126便機長)
今日は、本日ジャンボジェットと共にラストフライトを迎える『神田機長』と共にダブルキャプテンで運航する。
長きに渡り『ジャンボジェット』の愛称で親しまれ、そして可愛がってくれたことを改めてお礼申し上げたい。
時代の流れとはいえ、大好きなジャンボジェットが退役することは非常に残念ではあるが、ジャンボに寄せる熱い思いを次世代の翼に託し、安全かつ夢のある空間をお届けする為に努力を続ける。
大きくて、早くて、そして快適なジャンボジェットの空の旅をお楽しみください。



上原良幸氏(一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロ会長)
沖縄観光・出張等では県外などの往来を航空機に頼らなければいけない現状であり、また米軍の空軍基地もある関係で沖縄県民にとっては飛行機に対しては大変身近であり、おそらく日本の中で沖縄が一番飛行機に関心があるのではないかと思っている。
今から35年前、この『ジャンボ』が那覇に飛来した時は’度肝’を抜かれたことを覚えている。まさに空飛ぶゾウ、ディズニーの『ダンボ』のイメージであった。
多くの観光客の皆様を運び、沖縄観光ブームとなったが、その火付け役がこの『ジャンボ』ではなかったかと思っている。
観光振興の最前線に身を置くものとして、747のラストフライトに立ち会うことができ考え深い物があるが、日本の空を国内線として飛べなくなるということは寂しくなる限りである。『ANA』と表示されたこの『Boeing747』、でっかいけども愛嬌のある、この機体も見納めとなる。
『沖縄の為に頑張ってくれた『ジャンボ』本当にお疲れ様、ありがとう、そしてさようなら』



高江洲景子さん(2014ミス沖縄スカイブルー)より、往路のANA127便はPICを左席にてPICを勤め、ANA126便にてジャンボと共に退職する神田丈司機長へ花束の贈呈です。
神田機長は2006年にボーイング747-200のラストフライトも担当されており、今回が2回目のラストフライト運航となるとのことでした。


里帰りフライトでお馴染みの横断幕が取り出され、フォトセッションの時間となりました。


中央右が本日のANA126便PICとなる藤村弘機長、中央左が神田丈司機長です。


『さて皆様、まもなくANAボーイング747-400型機ジャンボは皆様と共に大きな翼に大きな夢を乗せた35年間の長い旅を終えるラストフライトに出発致します。本日皆様にはご搭乗に際にANAスタッフよりボーイング747ラストフライト記念品袋をお配り致します。ジャンボの旅の思い出としてどうか大切にお持ち帰りください。
以上持ちまして、ANAボーイング747型機ラストフライトセレモニーを終了致します。』


感動のセレモニーでした。いよいよANAボーイング747-400、ラストフライトが始まります!

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ


コメント(2)|Trackback(0)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« 2014年03月31... 2014年03月31... »
 
コメント
 
 
 
こんばんは (POLO)
2014-04-21 23:19:39
那覇とジャンボは本当に合ってますね。
青い海に白い空とANAのカラーリング。

那覇空港でジャンボのでかいケツ、を見ることはもう出来なくなったんですね。

それにしてもさすがこうへいさん!
3時間前にスポットインとは!!!
 
 
 
Unknown (こうへい)
2014-04-27 15:47:48
POLOさん

いい場所を撮るには3時間前ショーアップ、スポットインはファンとして当然?です(^^)

結果的にスポットイン直後でも問題なかったので、ウェルカムホールで行っていたイベントにも顔を出したかったのですが…。
このジャンボのデカイ顔、デカイケツを見れなくなると思うととても寂しい気持ちでいっぱいでした。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ