2014年01月17日：ANA125便(羽田⇒那覇 747-400)

2014年01月17日(金） ANA125便 羽田→那覇07:50→10:40
747-400 JA8961 座席:5D 羽田SPOT:59 那覇SPOT:32 高度:27000ft 区間マイル：984mile 25570円(プレミアム株主優待割引)

いきなりですが、飛行機さつえい奮闘記、2013年の新年初回フライトは覚えているでしょうか。
2013年01月18日、羽田-那覇のANA131便でした。機種は747-400のジャンボ機、プレミアムクラスのファーストナンバー、『1A』に座り那覇へ、そこからJTAに乗り継いで、今は無き旧石垣空港へフライトしました。この頃はジャンボ機は徐々に退役していましたが、完全退役はまだまだ先だと思っていました。

そして2014年、今年もANAの747-400、ジャンボ機での乗り初めです！最終目的地は去年と同じ『石垣島』！
最近ANAジャンボ機ばかり乗っていますが、2013年の乗り納め、そして2014年の乗り初めは絶対にジャンボ機にしたいと思っていたのです。
座席は12月末の『年末ジャンボフライト』で座った『5D』の艦長席！ジャンボ艦隊の艦長を味わえる、プレミアムクラスど真ん中の独立席です。
実はこの石垣島旅行の旅程は『年末ジャンボフライト』よりもっと前から計画しており、このフライトで初めての艦長席を味わう予定だったのです。急遽『年末ジャンボフライト』を組むことになり、試し乗りの感覚で座ってみたのです。

石垣島での目的は、
①寒い関東から脱出して南の島で休日をのんびり過ごす！
②新石垣空港を見に行く！
③朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』の舞台である小浜島に行く！
この3点が主な目的です。三番目の『ちゅらさん』、2001年上半期に放送されたドラマで、もう既に13年経っています。現在の学生はこの『ちゅらさん』が放送されていたことすら知らない人もいるようですね。私が放送当時から行きたいと思っていた島で、念願の上陸です。

相変わらず前置きが長いですが、話を戻して今回の搭乗記。先日JA8966が退役し、残り2機となったANAジャンボ機ですが、この日は2機が那覇へフライトするスケジュールとなっていました。
7時50分発のANA125便と8時45分発のANA127便、朝をゆっくり過ごすのであれば後者のANA127便のほうがいいのですが、那覇でジャンボ機の撮影をすることを考えたらANA125便のほうが断然有利です。朝が少し早いですが、こちらの便をチョイスしました。
運賃はお馴染みのプレミアム株主優待割引、ローシーズンなので1000円ほど安い25570円で予約を取ることができました。


出発当日、何をワクワクしているのか、朝3時に目覚めてしまい、始発電車で羽田空港へ向かいます。
羽田空港に到着したのは6時過ぎ、まだ展望デッキはオープンしていないので、室内展望デッキより59番スポットに駐機しているジャンボ機を撮影。


6時30分、展望デッキがオープン。一番乗りでジャンボ機の前に向かいます。


本日搭乗する機体はJA8961。年末ジャンボフライトで往復ともお世話になった機体です。今日も沖縄までお世話になります。東京の日の出は6時50分過ぎ、しかし厚い雲に覆われ、日の出は見れませんでした。


私が搭乗するANA125便は7時50分発、7時50分～8時の間に7便が出発します。ちょうど出発ラッシュの時間ですね。


プレミアムクラス利用なので、ANA PREMIUM CHECK-INにてチェックインを行います。最近の羽田空港出発はここからが多いですｗ


ANAショッピングのウインドウに飾られていた『スーパーサウンドエアフリート 747-400D』
欲しいですが…少しお高めです(^_^;)


保安検査を受けて真っ先に向かったのはANAラウンジではなく、カードラウンジ。北ピアにあるカードラウンジの窓越しに59番スポットに駐機しているジャンボ機を撮影したかったのです。
ちょうど58番スポットにいた機体も出発。ジャンボ機を筆頭に、ずらりと並ぶANAの機体を撮影することができました。


もう一機のジャンボはというと…南側のオープンスポットでまだ寝ていました。この後ANA127便として使用されます。


カードラウンジではコーヒーもパンも頂かず、ANAラウンジに向かいます。お、パネルがある…！


『THANKS JUMBO！ ANAボーイング747の歴史』と題し、ANAとジャンボ機の歩みを一枚のパネルにして展示されていました。


今回もANAジャンボ機のダイキャストモデルを持ち込みました。左側は保安検査場で発行される搭乗券、そしてジャンボ機の下はeチケットお客様控。
チェックインの際、『IC若しくは紙の搭乗券、どちらで搭乗されますか？』と聞かれたので、紙の搭乗券にしてみました。
この搭乗券に印字されているQRコードを読み込ませて、保安検査、及びゲートを通過します。


ジャンボさんと一緒に朝ビール！こんな朝っぱらからビールを呑んでいるのは私くらいです(^_^;)


出発20分前、59番ゲートに向かいます。ちょうど優先搭乗が始まったところでした。


今回はジャンボ機内で撮影する為に、久々に魚眼レンズを引っ張りだしてきました。
左側は私が搭乗するANA125便のJA8961、そして右側は後続のANA127便、JA8960です。
前日の1月16日、JA8966が日本を離れ、ANAのジャンボ機は残す所この2機だけになってしまいました。


今回の座席は…先にも書いた通り、5Dの艦長席！！ジャンボの特等席です！

『皆様おはようございます。本日は747-400、テクノジャンボにご搭乗いただきましてありがとうございます。』
チーフパーサーの挨拶です。747-400の愛称はテクノジャンボ。今となっては古臭い感じがする愛称ですが、導入当時としては最新鋭の証だったのでしょう。

機体は7時54分、L1ドアがクローズ。ボーディングブリッジが外されます。フェイス・ノースでプッシュバックされ、タキシング開始。
羽田空港は北風運用。ランウェイ05へ向けてタキシングしていきます。かなりのスピードを出してのタキシング、ランウェイ34Rへ向けてタキシングしているであろうJALの767-300を右側から軽々と追い抜いていきました。
D滑走路は先行機として3機。ランウェイ34Rへの着陸機がいればその分離陸は遅くなるのですが、朝の時間帯、ランウェイ34Rにアプローチしてくる機体はなし。次々に先行機は離陸していき、あっという間に私が搭乗している便の番です。
ゆっくり滑走路に進入し、滑走路中心線にピタリと合わせ、一旦停止。正面のモニターにはまっすぐ伸びたD滑走路の姿が映し出されています。
8時13分、甲高いエンジン音と、背中に押さえつけられるほどのGでローリング開始、滑走路を半分ほど使用してテイクオフ。
座席下ではノーズギアが格納されている振動と音が。完全に格納されたら急に静かになりました。空気抵抗の無くなったジャンボ機は右旋回をしながら更に上昇。一路沖縄へ進路を向けます。


8時24分、ベルトサインが消灯。富士山が見えるのを見計らってR1ドアより撮影。


そしてR2ドアより、富士山とジャンボのエンジン！


PREMIUM GOZENがサーブされました。右側は年末ジャンボフライトの時にも食べたにゅうめんです。ドリンクはまたまた朝ビール！

【20140117】 ANA125便(747-400 羽田⇒那覇)キャプテンアナウンス・チーフパーサーアナウンス

キャプテンアナウンスです。ライン収録しました。また、チーフパーサーの機内販売のアナウンスも一緒に収録しています。
本日のキャプテンは松井機長。ログブックを遡ってみると、以前も松井機長が操縦するジャンボ機に搭乗していました。


機内販売の雑誌を見ていると、ジャンボジェット退役記念のフィギュアが…。


機内販売でCAさんが座席を回っている時、実物を見せてもらい、ついつい買ってしまいましたｗ


一番左は私が持ち込んだ1/500のダイキャストモデル、機内販売されているのは1/600の2機セットです。
トリトンブルーの747-400D(JA8961)、モヒカンの747-SR(JA8133)、トリトンブルーのほうはまさしく私が今搭乗している機体です！


私が座っている艦長席より、魚眼レンズを使って撮影。




そしてそのまま機内散策です。ジャンボの機内は何度も散策していますが、魚眼レンズで撮影したいのはやっぱりジャンボの特徴、二階への階段！


丸い二階席、魚眼レンズで撮影すると、更に丸さが際立ちます。


二階席より一階席を望む。


機内では今回も『747Forever』のビデオを放映していました。


艦長席に戻り、ドリンクを嗜みながらのんびりしていたら、沖縄本島が右手にみえてきました。眼下はうるま市です。


こちらは嘉手納基地ですね。


左手奥に普天間基地も見えてきた所でベルトサインが点灯。座席に戻り、荷物を棚の上に上げます。艦長席や1A、1Fは座席の下に荷物を置くことができません。

那覇空港は北風運用のランウェイ36。本島を反時計回りで回りこむようにアプローチ。正面のモニターには瀬長島や那覇空港のランウェイが見えてきました。那覇空港は晴れており、通路を挟んだ窓からはエメラルドグリーンの海。
10時35分、那覇空港ランウェイ36にランディング。E2誘導路より滑走路を離脱し、32番ゲートに向かいます。


那覇空港到着！プレミアムクラスの乗客は早々と降機し、私はのんびりと写真撮影しながら降機準備をします。


機体番号プレート。


那覇空港のランとジャンボ。


那覇空港に到着したANA125便。この後折り返しANA124便として東京へ戻ります。

去年から何度もジャンボ機に搭乗していますが、やはりキングオブ飛行機であるジャンボには他の機体にはない魅力があります。
あと何度乗れることか…。私も年度末まで忙しく、どうなるかわからない…仕事の都合ではこれが最後の搭乗になるかもしれない…という気持ちで搭乗しました。

那覇空港到着後は出発ロビーか展望デッキで撮影かで迷っていましたが、予想外にいい天気だったので、展望デッキでANA127便のお出迎え、ANA124便のお見送りをすることにしました。
次回は1月17日那覇空港撮影編です。


--------------【2014年01月31日追記】-----------------
記事のリリースが遅くなりましたが、この記事を書いているのは家に帰った後の1月21日。
実は本日1月31日、ANAジャンボのラストフライトのチケットを取ることができました！！

先日、ANAジャンボのラストフライトは3月31日のANA126便(那覇⇒羽田)になると、ANAよりプレスリリースが発表されました。
合わせて当便の旅割・特割の発売日も掲示され、いつも通りANAカード会員、マイレージ会員が先行して予約可能と発表されていました。
私はANAカード会員なので、1月28日14時からのANAカード会員限定先行予約に参戦できたのですが…実はそれより前、11時より上級会員の予約が開始されており、私が予約を行った時には既に満席状態、空席待ちとなっていました…。
とりあえず空席待ちを突っ込んで、ダメ元で本日9時30分より開始される一般発売に参戦。
本日はお休みであった為、自宅のPCより9時30分ピッタリにアクセスしたのですが…普通運賃含む全ての運賃でバツ印…。やっぱダメだったかーと笑っていましたが、諦めきれず、何度も3月31日の那覇⇒羽田の予約ページをリロードしていました。
そして9時40分、ANA126便の『特割』に○表示が…。スクリーンショットを取る暇もなく、我武者羅に予約を進めました。座席は窓側が全て埋まっており、通路側の席を指定しました。


画面上ではありますが、これが3月31日のANA126便、超プレミアチケットです。なぜ普通運賃じゃなく、特割が開放されたんだろう…その理由は分かりません。
通常なら『早い者勝ち』である飛行機の予約ですが、今回は『諦めなかった人』が取ることができました。何事も始めから諦めてはいけませんね。チャレンジすることが重要です^^;

特割で42000円と高額ではありますが、お金のことは知ったこっちゃありません。このフライト以降、いくらお金を積んでも『ANAジャンボ』には乗れない訳ですから…。

乗りたくても乗れない人はたくさんいるはず、そんな中私が搭乗することは大変忍びないのですが、このブログでラストフライトの状況をしっかりお伝えします。
それがラストフライトに搭乗する私の使命だと感じています。