内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

シャルル・ド・ゴール空港で搭乗便を待ちながら ― 夏休み日記(12)

2017-07-28 14:49:34 | 雑感

 今朝9時55分ストラスブール発のシャルル・ド・ゴール空港直行TGVに乗り、定刻通り正午一分すぎに空港に着きました。
 搭乗券は昨日すでにネット上で手続きしてスマホとタブレットにダウンロードしてあったので、荷物預かりのカウンターに直ぐに向かおうとして、ちょっと驚きました。昨年末に帰国したときと違って、荷物に貼るシールの発行も自動化されており、自分で端末を操作して発行するようになっていたからです。
 その発行手続きそのものは、搭乗券を空港で自動発行する端末と同様な流れで、戸惑うこともありませんでしたが、スーツケースそのものも自分で登録し、自分でベルトの上に載せ(お年寄りは難儀していましたよ)、重量オーバーでないかぎり(私のは23,9キロと制限ギリギリでパス!)、そのまま荷物はベルトコンベアに乗って流れていきます。その間、途中に説明のための係員が一人たっているだけで、その人も個々の手続きを助けてくれるわけではないので、実質、全部自分(たち)でやることになります。
 慣れてしまえば、実に簡単だし速く済みますから、効率化という観点からは進歩だと言えると思います。ですが、ベルトコンベアーに乗って流れていく自分のスーツケースを見送りながら、な~んか、大丈夫かなぁ、フランスのことだからねぇ、と、荷物がちゃんと羽田に届くかどうか一抹の不安を覚えてしまいました。ドイツのフランクフルト空港も自動化されていましたが、機械の側には複数の係員がいましたしね、そこはやはりドイツざますからね、信頼度が違います。
 荷物を預けるまでは、新しいシステムにちょっと戸惑いつつも、TGVを降りてから三十分ほどで済み、順調だったのですが、ここはフランスざます、そうすべてことが順調に運ぶわけはないんざます。パスポート検査には一時間行列いたしました。この時期ですから旅行客が多いのは当然ですし、安全対策も強化されています(私も出国時に居住者カード (carte de résident de 10 ans)を見せろと言われたのは今回が初めてでした)から、パスポート審査に時間がかかるは致し方ない面もあることは認めますが、それにしてももう少し効率化する工夫をしてほしいものです。
 その後の荷物検査は、検査員を大量動員していることもあって、ほとんど待たされることもなく、スムーズでした。
 そして、今、こうして搭乗ゲート近くでこの記事を書いているというわけです。搭乗開始まであと二時間ほどあります。少し免税店をぶらついてきます。
 明日の記事は東京の滞在先からになります。













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