きの書評

備忘録~いつか読んだ本(読書メーターに書ききれなかったもの)~

You are sinking~エキゾチックな夢~

2021-08-24 15:54:27 | 日記
8/24/2021
 
 夢に何回か出てきた階段状のホテルの奥の方は神社があり、先日自分で植えたユズの苗を抜いて5,6本大きな水瓶の上に渡しておいた。今日見たら割と根もしっかりしてるし、これは根元を切って持ち帰り自宅の庭に植えよう。どう考えても葉っぱの部分は持って帰れない。しかしいつ切る?昼間は人がいて、夜切ってたらそれこそ変だ。
 
 その作業をするのに用意されたシャベルは組み立て式。しかも、土を掘る肝心の部分を組み立てたら強度が足らなくてグラグラだろうに。知り合いがシャベルについて、おかしいなあ、なんとかさんはなんでこんな器具用意するんだろなぁとか言ってた。誰かが用意するべきだったのか。
 
 その神社に行く道すがら、並んでいる水槽を見る。小魚がいる。隣の水槽には貝もいる。隣の水槽にはコブダイのような。だんだん見たこともない形のが増えていく。
 
 
ここからがエキゾチック。
 なんとかループという路面電車のような移動手段が、フランスからイスタンブールまでをつないでいる。時間がかかる割に食べ物を売ってない。そこで日本人女性起業家がランチプランを考案。起業時はコストがかかりすぎるため、はさむチーズの種類を4種類から1種類に変更したとのこと。苦労話のインタビュー映像のようなものをさんざん見た末にいざ乗ってみる。
 が、しかしなぜか屋根の上。しかも支えなし。下は貨物で人間様はオープンルーフのエコで斬新な発想らしい。慣れたヨーロッパの客などソファーやマットレスを投げ上げて優雅に座ってる。こんなところでランチが食えるか!書類その他もろもろの荷物を押さえながら必死に叫んだ。
 
 着いたらバスターミナルは土産物屋につながっていた。服屋の値段がいくらか単位がわからないのでなんとも言えない。置いてあった布を頭からかぶってみた。面白いので他のもかぶってみた。それを同行者の森三中の真ん中のような人に写真に撮られた。しばらくすると勝手に学校のサイトにアップして削除されたとかで騒いでいる。店のオヤジに「私はテロリストではない」と言ったら、そうでしょう。わかってますよといたわってくれた。
 
 そして店を出て次に行こうとしたら、露店で試食をくれた。アニータという名前らしい。串に刺したやわらかいプレッツェルにチョコをかけて四角く成型したもの。他にカシュ―ナッツ味などスパイスの効いたフレーバーが全部で4種類ほどあるらしい。ふ~ん。おいしいね。ちらりと見ると、他にも試食のカゴを頭に載せた人たちがゾロゾロと集まってきた。全員からもらうわけにもいかないので、ついでだからここで食べながら占いを聞く。
 
 不思議な話の持って行き方で、断定的でとてもエキゾチックな人だった、ベリーダンス風の薄紫の衣装を着ているが、これほど派手でないと顔の濃さに合わないだろう。これがジプシーの魅力というものか。うんうん。
 まだ試食をむしゃむしゃやっていると、さっきよそ見している時に料金はあちらの男の人たちに払ってくださいねと言われたよと同行者に教えられた。見ると離れたコーナーに数人たむろしている。やつらはヒモだねと笑いながら入っていくと、ぬかるんだ部屋で占いの解釈のようなものを淡々と話してくれた。
 そして、ふと「アニータの占いをあれだけ長く聞いてなんともなかったのか?」と聞いてきた。別に?どういう意味だ。
 
「 お前沈んでるぞ」
 
と言われ、ハッと見たらひざ下の半分ぐらいまで灰色の泥に沈んでて慌てて抜け出した。端っこの石で作った枠の上に飛び乗って「続きはここで聞こう!」と言ったら笑われた。気分を落ち着けるためしゃがんで見てたら次の男性客は話が始まった直後からジワジワと沈み始め、それに気づいてか無意識に足をモソモソしていた。
 きっとすぐ済む客はダイラタンシー現象で沈まない。話をしていたあいつは硬い岩盤の上に立ってるに違いない。そういう手法だ。クソ!とは思うが、ずいぶん不気味な夢だった。
 
 
備考:
 昨日食べたインド料理の中でも今まで一度も頼んだことないメニューを興味本位で大量に注文した結果こうなった。焼きそばがおいしかった。入り口にかけてあった踊り子の絵のせいだ。夢に出てくる外国人はみんなアニータという名前か。アニータって誰だ。
 公園の砂場?出かける先の緊急事態宣言が出されるのをまるで死刑宣告のような気分で待っている。タリバン新政権の影響もあるだろう。
 夏の終わりの、そんな不穏な週だった。
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