夢色

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火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 @ 京都国立近代美術館>

2018-01-27 | Art

週末だし凄い人かなと覚悟してたけど、それほどは混んでなかったです
・・・すごい寒かったからかな


今回は、ゴッホと日本の繋がりもフォーカスしてるので、ゴッホの絵だけじゃなくて浮世絵や、日本人のゴッホ巡礼の資料もたくさん展示されてました。
ゴッホの絵だけを観たい人は、ちょっと物足りないかもだけど、個人的には、北斎の富士山の「神奈川沖浪裏」や「山下白雨」を再び見ることが出来て、ラッキー!
国貞とかもあったり、いろいろ元ネタと一緒に展示されてるのが面白かったです。

ゴッホの自画像とか、「寝室」、「アイリスの咲くアルル風景」「夾竹桃と本のある静物」「ポプラ林の中の二人」などなど。
特に日本初公開が4作品来ています。
「雪景色」や「アイリスの咲く~」の他にも「糸杉の見える花咲く果樹園」や「オールポスターズの海の風景」が好きだったな~。

ゴッホは激しい情熱の人みたいに言われるけど、私は繊細で優しい人だったのかなって思う。
細い筆跡が細かく重なっているのを見ると、几帳面と言うかなんというか・・・
茶インクやペンで描かれてる画もすごい細かくて、この人は、生きてる世界がこんな風に見えてるのかなって、だとしたら刺激が強くてしんどかったんじゃないのかなぁって。
太陽の光線の細かさとか、引き込まれる。

ポプラ林~の絵は、絶妙なバランスがまるで この絵の世界が広がって 自分も同じ画面に入り込んで 取り込まれて そんな気になる、すごく不思議な絵で、これは必見だと思いました。
不思議。
その一言。
怖いような ワクワクするような、不思議な。
ゴッホのアルルと日本が 昔と今とが 一緒に合わさるような、とっても、、、不思議でした。


4階に上がったら、真正面に真っ赤な鳥居が映えてる!
  真横から観れるのは貴重~( ´艸`)


常設展では、あまり観たことのない作家さんたちの作品がいろいろありました。
 キツネがむーん って寝てる

「親びん親びん!」「なんでぃっ!」  みたいな。笑。
 漆や陶器なども。  濱田庄司の詩とか珍しかった。

 ゴッホの「寝室」を再現しているところもありました。 
  ドアの方から覗き込むこともできて、面白かったです
でも森村泰昌さんの関連だったからか、壁にかかってる向日葵が、女性の顔になってたりして、ちょっと・・・好みじゃないんだな~(笑)

 梅原龍三郎もあった。

1階ではイチハラヒロコなどとコラボしたプレイゾーンもありました。 
今日引いたイチハラヒロコ恋みくじは、、、  ・・・うん、どうしようかと思ったよね。笑。

 案内カウンターでは、まゆまろがゴッホで飾り付けてもらってました 

結構時間かかったけど、久しぶりに絵画観て楽しかった~



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