河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

砂の覇王3〜4

2024-03-25 00:03:17 | 読書(小説)
須賀しのぶ、コバルト文庫。
主人公カリエは、最初は狩人、その後皇子の身代わりで男装、
今作で商人姿で捕まって奴隷になって後宮入りするけど、
陥れられ、砂漠に逃げ出した結果、第2王子バルアンの小姓になって
またもや男装することに。
一方、ルトヴィアのドミトリアス皇子は皇位継承することとなり、皇妃を娶る。
そのお相手、グラーシカに対し、婚礼の席でちょっとした騒ぎが起きる。
カリエを陥れた犯人は意外な人物だったのだが、
バルアンの解決方法は凄まじいし、
4巻のラストでは、えらいことやりきりおる。
常識が通じないぶりの描き方がなかなか。
一方で、サルベーンと、トルハーン(コーア)やギアスの海軍の話も並行してる。
少女小説にしては結構骨太な感じ。

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