河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

枯れ葉

2024-01-28 23:34:13 | 映画
久々、進富座。
アキ・カリウスマキ監督。
えらく人が多かったけど、どうした。
客が多いのはいいことですけど。
そして、監督名で見たけど、ラブストーリーなんでした。

色合いがキレイ。
壁の色、服の色。
固定カメラで、なぜかこっち向きに並ぶ。

仕事をクビになった女性。
鬱でアル中の男性。
友達同士で行ったカラオケ店で出会い、
お互い気になるが、すれ違う。
その後も、ふと出会って、お茶して、
なぜかゾンビ映画を観た後、
女が電話番号を渡すが、男は落としてしまって、
という、「君の名は」状態。
男も酒がバレてクビになるし、
女も皿洗い始めたら店主が薬物売買で逮捕されるとか、
いろいろついてない。
しかも、酒やめた男が会いに行くが、まさかの。
でもまあ、とりあえずハッピーエンドでよかった。
節々でつけるラジオがウクライナ戦争で、
古臭いけど、今の映画なんだな、と思い出す。
大真面目にカラオケで俺の美声がとか言ってる男の友人がいい味出してた。
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デイ・ドリーム・アワー

2024-01-20 23:08:22 | 読書(マンガ)
九井諒子ラクガキ本。
「ダンジョン飯」連載してた雑誌HARUTAで、
時々付録についてた冊子が一冊にまとまった。
雑誌の付録は、2〜5巻は持ってる。
見比べたけど、判型デカくなったくせに、
掲載された絵のサイズはほとんどそのままだ。
いいんだけど。
画力の無駄遣い的なラクガキだけど、
キャラや種族やらの書き分けシリーズは面白い。
冊子では目だけの書き分けで2コマだけ白コマがあったのが、
ちゃんと埋まってたり、追加の絵は多い。
しかしこの人、かなりダンジョン飯にエネルギー使ってたが、
次にいけるんだろうか。。。
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ウナギが故郷に帰るとき

2024-01-15 22:10:10 | 読書(その他)
パトリック・スヴェンソン、新潮文庫。
著者はスウェーデンのジャーナリスト。
なぜか、英訳本からの訳出だそうな。
ヨーロッパウナギにまつわるノンフィクション。
ウナギの生活環はまだ不明な点が多い。
川にいるウナギは性別不明で、
古代キリシア時代には、泥から生まれると思われていた。
そして、著者の幼い頃父とウナギ釣りに行った思い出が語られる。
ノンフィクションだけど、牧歌的。
このまま、絶滅していいのか。
レイチェル・カーソンの話になったり、
ドードー鳥やステラーカイギュウにも話が向けられる。
これ読んで、年末に鰻丼食べた。ごめんね。
なかなか面白かった。
池澤夏樹の解説は、なんか羅列で解説してないような。
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リヴァイアサン―クジラと蒸気機関―

2024-01-15 21:56:38 | 読書(小説)
スコット・ウエスターフェルド、早川書房。新ハヤカワSFシリーズ。
三部作の第1巻。
むっちゃ続く、やった。
1914年、第一次大戦前夜。
とはいえ、ダーウィンが遺伝子組み換え技術を開発して、
人造動物が兵器や乗り物になったりしているイギリス側と
蒸気機関とか歩行ロボットを使うドイツ側が争う並行世界。
サラエヴォで父母が殺され、追われることとなった、
オーストリアの公子アレックと、
空を飛びたい一心で男装して航空隊に志願した少女デリン(ディラン)。
少年と少女は出会い、冒険が始まる。
リヴァイアサンは、クジラ型の飛行獣。
食べ物を水素に変えて空を飛ぶよ。
挿絵もいっぱいで、健康的で、YAぽい。
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はたらく細胞 猫1

2024-01-15 21:50:53 | 読書(マンガ)
原作は、獣医師の蒼空チョコだし、
どんなもんかなーと。
はたらく細胞自体は、数話くらいしか読んだことない。
最初に書いた人の手を離れてスピンオフが山ほど出てて
なんか異様な世界だね。
実際の免疫システムとか体内動向がわかっているので、
この漫画を素人が読んでどこまで分かるのかわからない。
わかってる側としては、そこ端折るのかとかは思うけど。
ある程度のシステムはすでに本家でやってるとかなのかな。
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