見守るもの

佐藤さくら、創元推理文庫。
千歳（ちのくら）呪物目録３。完結編。
犬の姿をした兄と喧嘩別れした後行き倒れ、
引きこもって暮らす女性、蓮香に助けられた朱鷺。
蓮香に呪いの影を感じ取る。
そもそも二人は、清鈴堂が受けた依頼で
呪物の処理を頼まれて訪問する矢先で、
蓮香は、最近、今まで気にかけてくれていた姉から
一方的に詰られ、喧嘩別れ状態になっていた。
蓮香のもとには、フリルのついた服を着た男性、巻尾が
探し物があると訪ねてきており。
そういう諸々が一つに纏まって、一定の解決を見る。
にいちゃんのズッコケぶりがいいわー。
全ての呪物を集めて回るという呪いに
翻弄されるかに見える朱鷺だが、
フワッと少し明るい前を見られるようなラスト。

へんなものみっけ！６

これもまた長くなってきた。
人物描写が薄っぺらいので、
いまいちな部分も多いけど、
自然史系博物館ネタなので読んでいる。。。
薄井くんの企画展がクライマックスか？
今回も、表紙のようなクラゲは出てこない。
なぜキノコの背景にクラゲなのか。。。

ふしぎの国のバード８

なんつーか、枝葉が多いというか
寄り道の小話が長くなってきたなあ。
早く先へ進んで終わって欲しい。
長いの嫌いな人の希望です。。。