河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

名探偵誕生

2021-12-28 22:02:06 | 読書(小説)
似鳥鶏、実業之日本社文庫。
タイトルがなんだか仰々しいけど、
確かに、そういう話。
近所のお姉さんに恋心を抱く少年は、
小学生、中学生とお姉さんに助けられ、
高校生、大学生で一緒に謎を解く。
そして、お姉さんを超える、と。

最後の話、お姉さんが犯人だったらどうしようとか思ったけど、
そこまで作者はひどい人ではなかったわ。
1話ごと推理のノウハウまでついた名探偵入門書?
少年の初恋物語も織り込みつつ。
この人いっつもいろいろぶち込んで収めるよなあ。
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ゴーストソング

2021-12-26 01:30:38 | 読書(小説)
スーザン・プライス、サウザンブックス社。
ゴーストシリーズ第2弾。
コーストドラムに出てきた白熊かぶった悪役、
魔法使いクズマにまつわる物語。
また、猫が木の周りを回りながら語るよ。
ロシアとポーランドと北欧神話の混じったような話。
チンギスと同じように、魔法使いの後継にしようと、
もうすぐ子が生まれる奴隷マリュータのもとを尋ねるが、
断られてしまう。
ここから、全てが悲劇。
断った方も、断られた方も。
そして、奴隷の息子、アンブロージの悲劇が始まり、
一方で、トナカイを追う一族の父子にもクズマの魔手が。
伝統を断ち切り、新しい選択をしたアンブロージ。
3冊目はどんな物語なんだろう。
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虚実妖怪百物語<序>

2021-12-25 14:37:28 | 読書(小説)
京極夏彦、角川書店。
序破急の、序の段。
ほんとにオープニングで終わった。
3人の語り手がいて、
一人は新米アルバイト榎木津平太郎、
一人はレオ☆若葉って新人ライター、
一人は小説家黒史郎。
あとは、実在の人物がたくさん。
水木しげる御大をはじめ作者他。
斎宮博物館の榎本さんが出てきたのはびっくりした。
まあ、アリそう。
それから、京極堂シリーズの子孫たち?
とりあえず本編2割、あとは脱線か?ってくらいに
話が進まない。
2人くらい殺されたんですけど、
この話の進み具合についてけないくて、
続きを読む気力があるのかちょっと不明。
年明けてから考える。
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雑貨店とある1~2

2021-12-25 14:32:04 | 読書(マンガ)
AmazonUnlimited。
なんとなく読んでみた。
悪くはなかったけど、
越後少年の目が怖い。
店長は無茶苦茶いい奴だった。
お話もほのぼのとして、
店長のおやつとかで癒される。
女子高生2人組はどう化けるのか
分からないところで続き。
2巻まで無料だったんだよね。
この先は気にはなるが、それまでかな。
同じ作者のプラネタリウムが気になる。
絵は、何かに似てると思うが、
蟲師の人と、百鬼夜行抄だっけ?の人足したみたい。
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百一(ひゃくいち)

2021-12-18 12:48:41 | 読書(マンガ)
マンガ、かな?
こうの史代の最新作は、百人一首、の、
上の句から5文字、下の句から7文字の
12文字から、連想する風景を一枚絵(カラー)にする、
という、相変わらずの不思議な発想からきている。
ふくこさんっておたふくなスナック勤めの彼女の日常が
春夏秋冬プラス昔ふくこのおばあちゃんがやってた
お好み焼き屋を再建するというストーリー仕立てで描かれる。

最初、全く意味わからんかった。
「みかのはらいつみきとてか」って、
どうやら前はみかさん、腹出てたのに今やスッキリしている、
という絵が。
これはもしや、句ではなく、12文字から来てる?
ってこれで気づいたから、5つ目か。
帯の裏表紙側にはちゃんと書いてあったわ。
「12文字が描き出す、彼女の暮らし。」
これで百人一首が覚えられるかなあ?
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