魔王引退III

3冊目。
いっときよりは、描線落ち着いたような。
いろいろ謎設定のまま突き進む元魔王の小話。
残念なエルフの王に、困ったドワーフ、
健気なスライムに、真面目なおっさん守護天使、
刑事物ドラマにハマった死神。
ウェブ漫画ぽいけど続いてるんかなあ。

ロマンティック・キラー

なんかうっかりJump＋で読んでしまった。
すごい少女漫画な絵と、ストーリー展開なのに、
少年漫画だった。しかもギャグ満載。
サブタイトルがキャッチーで、
作中のどこに出てくるのかって気になる。
全編カラー。
無茶振りな設定の割に散りばめられた伏線が、
きちんと回収されて、それなりに大団円。

ゲームとチョコと猫三昧で恋愛には興味のない
高１女子、星野杏子（あんず）。
魔法界の少子化対策プロジェクトに巻き込まれ、
三大欲（ゲームとチョコと猫）を没収され、
身の回りで次々にイケメンが現れ、
強制的に恋愛イベントが起こるという。。。
しかし、いろいろ男は出てくるものの、
杏子が一番男前やった。他の女子もみんな強いが。

よるにおばけと／画外音

みなはむの絵本と、画集。
Twitterでちょいと見かけて、気になって、
同人誌も一冊買ってみた。ザリガニ散る。
荒いタッチだけど、写実的な色の配置で、
携帯の画面だと、とてもリアルに見える風景と、
漫画のようなデフォルメされた人物。
風景の解像度が低いせいで、マッチしている。
ちょっと暗めの色彩で、森とか工事現場とか、
いろんな日常の風景が描かれてる。
絵本の方は、これまた風景に、
白いシーツのおばけがいるのがミスマッチなんだが、
まあありかなと思わせる。
そしておばけに誘われて、少女は海へ。
そのさきで見るものは。
大丈夫か、あの世じゃないよね。
出版社が、こないだ買ったぽん子さんと同じミシマ社だ。
今度、東京さ行ったら、画展に行くんだ〜。

おじいさんに聞いた話

トーン・テレヘン、新潮クレストブックス。
作者はオランダ人、母がロシア生まれで
実際このおじいさんのような祖父が居たらしいけど
話してくれた内容はほぼほぼ創作らしい。
おとぎ話にしては残酷、オチがなかったり、
子どもに聞かせるにはちょっとな内容ばかり。

「ハッピーエンドのお話はないの？」
「これは、ロシアのお話だからね」

なんだろう、阪神タイガース的な、
いつも負けてる、いつも冬のロシアっていう
ブラックジョークが、洒落にならなくなってる今。
ロシア、昔行ったけど懐かしいなあ。
みんな今頃どうしているんだろう。

あかね噺3

これも、もう３巻。
週刊漫画は早いねえ。
学生落語大会の、予選と本戦。
表紙が妙に大人っぽいけど。
じゅげむでどう本戦を戦うのか、
なんかうまいこと描くねえ。
からしの顔、どっかで見たと思ったら、
「映像研」の姉さんだな。。。