河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

暗き神の鎖

2024-05-12 22:27:05 | 読書(小説)
須賀しのぶ、コバルト文庫。
前中後3分冊。流血女神伝。
少女小説っていうノリで困ったのは
最初の「帝国の娘」だけで、
なんかどんどんすごい展開になっていく。
主人公は二十歳にして母になったよ。
しかし、彼女は「女神の娘」だから、
そう易々と安泰にはならない。
流血女神であるザカール神とその息子であり夫のタイアス神。
ていう神話をもとにこの世界は成り立っていて、
999番目のザカールの長(クナム)の息子であったはずの
ラクリゼは国を出て、幼い頃のカリエに出会う。
ラクリゼの弟が新しいクナムとなり、カリエを求めるが。
後編に入って、ここまで後がない状態でどうやって
生きてるエンドに持っていくのかハラハラしたけど、
まあそうなるんかー的な。
しかしラストの一文が怖いな。
次のシリーズで終わり。8冊もあるのか。。。

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