柏市自閉症協会

柏市自閉症協会の広報ブログです。

2019年度 小さな勉強会のスケジュール

2019-03-30 17:49:01 | 小さな勉強会
柏市自閉症協会では、「親子が楽しく生活するための工夫」を学び合う勉強会を毎月行っています。
誰でも参加可。会員でなくても柏市外、千葉県外でもOK。
発達障害児(自閉症、LD、ADHD、ダウン症)の親が主体ですが、育児に悩む方や支援員さんも参加しています。

講師に特別相談員の高畑和子先生をお招きして、こどもの問題行動の背景にある 彼らの気持ち や 理由 を分析して、みんなで話し合い、支援の方法を探ります。

☆毎月第2木曜日(8月は夏休みでお休み)
☆ コミュニティカフェ大きな木(北柏駅から徒歩1分)
☆会費500円

【2019年度日程】こくちーず申し込みアドレス

・4月11日(木)https://kokucheese.com/event/index/557021/

・5月9日(木)https://kokucheese.com/event/index/557023/

・6月13日(木)進路懇談会https://kokucheese.com/event/index/557422/

・7月11日(木)https://kokucheese.com/event/index/557423/

・8月の勉強会はお休みです
夏休み親子イベント「理科大オープンキャンパスに行ってみよう」https://kokucheese.com/event/index/569546/

・9月12日(木)https://kokucheese.com/event/index/557426/

・10月10日(木)サポートブック作成会https://kokucheese.com/event/index/557428/

・11月14日(木)https://kokucheese.com/event/index/557430/

・12月12日(木)https://kokucheese.com/event/index/557432/

・1月9日(木)https://kokucheese.com/event/index/557433/

・2月13日(木)https://kokucheese.com/event/index/557436/

・3月12日(木)新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催を中止しました。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年4月13日(土)【 世界自閉症啓発デー in ちば 】 ~みんな大切な仲間です~ 千葉市中央区Qiball(きぼーる)

2019-03-30 17:43:28 | お知らせ
【 世界自閉症啓発デー in ちば 】 ~みんな大切な仲間です~

2019年4月13日(土)千葉市中央区のQiball(きぼーる)において、第11回 世界自閉症啓発デーが開催されます。今年も、ジェフユナイテッド市原様・千葉大学(子どものこころの発達教育研究センター)様・NTTデーターグループ有志社員様などにたくさんのご協力をいただき、
キャラバン隊「ららら」の公演 「自閉症ってなあに!」 や、リオマルカによるバンド演奏、劇団JAMBOによるミュージカル公演など盛りだくさんの内容となっています。
是非、足を運んでみてください。

●毎年 4月2日は 国連の定めた 世界自閉症啓発デー
 国連で決議を採択・・・第67回国連総会において、平成24年12月12日、バングラディシュが
主提案国である「自閉症スペクトラム障害、発達障害」決議がコンセンサスにより採択されました。
これは、世界自閉症啓発デーの理念を具体化することを各国に呼びかけるものです。

●青(ブルー)で伝えるとは
 ブルーは癒しや希望などを表す色です。世界自閉症啓発デー日本実行委員会は、青(ブルー)を
自閉症や発達障害を理解していただくためのシンボルカラーとして使用しています。
 4月2日から8日は、発達障害啓発週間とされています。世界中で、みんなが一緒に自閉症について知り、考える日です。この日を中心に世界中のランドマークがブルーにライトアップされます。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

H30年度 3月の小さな勉強会 ご報告

2019-03-30 17:35:21 | 小さな勉強会
【小さな勉強会】  3月14日(木) 10:00~12:00 教育福祉会館 2階 和室 にて

 ★今月の話題★ お母さんの仕事は目に見えない 
 3月の勉強会には保護者が10人、支援者が2人参加しました。

それぞれが自己紹介をした後、ある方が次のようなお話しをてくださいました。
「最近、買い物や洗濯物の取り込みなど、家事や手伝いをお願いするようになったのですが、 お母さんには、「町会のごみ当番」 と言う仕事があることが、やっと分かったみたいです。」
お母さんが普段から当たり前のようにこなしている、こまごまとした家事。
本人の居ない所で しているので知らないのも無理はありませんが、将来の生活自立を考えた時、重要なポイントになってきます。
ゴミを捨てたら新しいゴミ袋をセットする、シャンプーを補充するなど、小さいうちから、毎日の生活の中で身につけられるスキルはたくさんありそうだと痛感しました。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年4月より 小さな勉強会の開催場所が変わります(教育福祉会館の耐震工事のため)

2019-03-15 09:47:13 | 小さな勉強会
 2019年4月より、小さな勉強会と幹事会の場所が、教育福祉会館から下記の「カフェ」に
 変更になりますのでご注意ください。勉強会と幹事会の開催日時は今まで通り、

   【第2木曜日】 10:00~ 勉強会 / 13:30~ 幹事会 です。
   昼食は、カフェでランチを楽しみながら、15:00まで出入り自由とします。

   ※北柏駅から徒歩1分!皆様どうぞ足を運んでください。お待ちしています。

 ■コミュニティカフェ 大きな木 : 柏市北柏2-3-18
  ※お車で参加される際は、お手数ですが周辺の有料駐車場をご利用ください。

ーーーーー
2021年(令和3年)教育福祉会館がリニューアルしました。
2021年5月の勉強会からは開催場所が教育福祉会館1階に変更されます。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年2月16日千葉県自閉症協会講演会ご報告 Kaien代表取締役・鈴木 慶太氏「自閉症児の将来を考える ~家族・支援者に知ってほしいこと~ 」

2019-03-15 09:36:12 | その他
【千葉県自閉症協会 講演会 報告】
 2月16日(土)千葉県自閉症協会の講演会を聞いてきました。
Kaien代表取締役の鈴木 慶太氏を講師にお招きして「自閉症児の将来を考える ~家族・支援者に知ってほしいこと~ 」をテーマにお話ししていただきました。

<まとめ>
・以前の発達障害の就労支援は、簿記などの資格取得と言った「ハードスキル型」の職能訓練中心だったが、現在では自己理解支援・ソフトスキル訓練がスタンダードになっている。

・発達障害の種類・それぞれの特徴と重複の説明。
例えば、ASDが強い人は情報整理が苦手で、ADHDが強い人は自分の制御が苦手である。
グレーゾーンのタイプでは「本人に任された状態」になってしまうため、サポートが必要とされる。

・発達障害への対応・支援のキモは、王道の「構造化」である。情報の混乱状態を
 論理的に整理し、視覚化、単純化、反復化、粒度細分化して情報を圧縮することが重要である。
   【構造化の代表例】
    ①空間の整理(物理的構造化):「どこ」で「なに」をするのかを明確にする
    ②スケジュール(時間の構造化):「今 何を」「次 何を」するのかを明確にする
    ③ワークシステム(活動の構造化):「どれだけ行えば終わり」を明確にする
    ④マニュアル(方法の構造化):行程を「どのように」取り組むかを明確にする

・高校までは与えられたスケジュールをこなせば良いが、大学からは自分でスケジュールを
 組まなければならず、ここでつまずく事が多い。

・ASDの人は「感想」が苦手なので、自己理解(認知)のために振り返りが必要となる。

・子ども扱いせず、小さい頃から大人のルールを伝えた方が良い。

・食、睡眠、体力。小さい頃から自己管理・生活習慣に気を付けて生活をする。

・就労に際して、障害を「オープン」にするか「クローズ」にするかという二択があるが、Kaienでは診断名は出さずに障害の特徴を伝える「セミオープン」を加えて、三択にしている。

・療育を受け、特別支援教育の中で育った子は、今までにいない不思議なタイプで困り感がない。

・合理的配慮(セルフアドボカシー)について。
自分から伝えないと権利を獲得できない時代のサポートは、小さい頃から「自分はこうすると出来るから、こうして欲しい」とポジティブに伝えられるように関わること。

< (株)Kaien 代表取締役 鈴木 慶太氏 のお話を聞いて >
 就労に必要な取り組みとして「構造化」が大事であることが再確認できました。
やはり、基本的な支援は大人の都合で省略してはいけないのだと実感しました。
また、小さい頃からの毎日の生活の積み重ねが将来の就活にも役立っていくというお話を聞き、希望が持てました。
得意なことや好きなことを伸ばし、苦手なことは「こうすれば出来る」とポジティブに攻略する。
将来、本人が自分で権利を獲得できるように、これからも支援していきたいと思いました。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする