先日(9/17)、静岡県中部地区社会教育委員連絡協議会合同研修会の席で、たまたま仕入れた情報、それは「静波4丁目の屋台が数十年前に横須賀から買った祢里を改造したもの」というお話。11/7(土)静波地区のお祭り、早速その情報をもとに訪ねてみました。あちこちで聞きながらようやく「静波4丁目/芝原」の屋台発見!でもどうも違うみたい・・・
【屋台発見、と思いきやこれは子ども屋台でした】
屋台を引いている方に聞いてみると、「今曳いているのは子ども屋台。それ、本屋台のことだね。本屋台は数年に一度、当番の時だけしか出さないので、今日はすぐそこの公民館にしまってあるから」と教えていただきました。公民館へ行って事情を話し屋台小屋のシャッターを開けてもらうと、破風のついた立派な屋台が。近づいてよく見れば、下台部分はまさしく「祢里」、かなり改造されてはいるものの、あきらかに「祢里」の面影が残っています。どこの町の祢里か?など、これから調べてみないと判りませんが、町の方の言い伝えや実際に見た感じでは、ルーツは確かに横須賀の祢里のようです。ちなみにこの屋台は、老朽化のため来年には新しい屋台が完成、そのお役目を終えるそうです。
【祢里の面影が残る八つ割りの疑宝珠透かし勾欄】