ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

夏バテで…ハイ、ご無沙汰してました!

2023年08月26日 | 日記

 今日は26日、8月最後の土曜日です。……なんと、なんと、今月のブログ更新はこれが2回目。今までなにやってたの?と思われているかも…または、お婆ちゃんに何事かが?と、心配して下さった方もいらっしゃるかしら…。実はブログ書かないんじゃなくて、書けなかったんですよ。ホントに!

 前回のタイトルに〝心頭滅却すれば…〟なんて、大それたことを書いておきながら…自分ながらまっこと情けないと思っています。

 お婆ちゃんのことは…先はナントも言えませんが、今のところは無事です。実は私自身がバテていたということなんですよ。これが夏ばてということなの?と、自分ながら初めての体験。頭では何とかしなくっちゃという気はあったのですが、体が全く言うことを聞きませんでした。寝ても寝ても眠たいし、夜PCの文字を見ているとすぐにモウローとしてきて、体がえらくって起きていられなかったのです。毎日そんな日の繰り返し…もしかしたら熱中症になったのかもと思いましたが。

 だって、この猛暑の中寝室のエアコンが壊れてしまい…暑い、暑いと言いながらガマンをしていたんです。すぐには取替えて貰えず、また、取替えて貰うためには寝室の片付けをしなくてはいけないとうことで、時ならぬ部屋の大片付け、ついでに断捨離も!窓を開けてやっても熱い風が入ってくるだけで…主人とクタクタになりながらの10年分ぐらいの断捨離をしました。それも3日がかりでしょう。やっとこさエアコンが付いてホッとしている暇も無く、今度は…

 入院しているお婆ちゃんの容態が悪くなって、先生からは危篤状態なのでいつでも面会に来て下さいとの連絡が盆過ぎに入り……。ビックリして息子や娘にも連絡し、ちょうど京都の弟夫婦も宇部に来る予定にしていましたので、その意味ではグッドタイミングだったんですがね。

 それからが…話せばまたいろいろあるんですが、今のところ私にはそれを書く気力がまだないんですよ。どうしてもしなくてはいけない最低限のことだけはこなさないといけませんので、それをするのが精一杯。皆さまのブログへの訪問も気になっていましたので、それはやっと何とか遅れ遅れで…。というわけで、自分のブログには手が回らず…ということで、しばらくお休みしたいと思います。

 少しは涼しくなって、暇ができたら…なんていっても、これは全く望めませんので、また書きたいという気力が戻ってきたら再開します。その時はよろしくお願いいたします。自分のブログは書けなくても皆さまのブログは拝見しますから、ガンバッテ下さいね。

 今日の写真は、「西瓜」です。俳句をしない人はみんな夏の季語だと思っているでしょうが、これは秋の季語なんですよ。

 私も大好物ですが、実は母が西瓜が大好きで、実家では毎年畑に作っていました。お盆に帰省した時は、必ず自家製の西瓜を冷やして待って居てくれました。懐かしい!今では商業ベースで早くに出荷するというのが当り前になりましたが…。

 丸ごと買ってきた西瓜を割ると、このように…分かりますか?ハートのマークを見つけたんですよ。皆さん知ってました?何だか嬉しくなって、パチリ…と。いつもは私が半分に割るんですが、これは主人が割って…割方の方向が違ったからなんですよ。

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〝心頭滅却すれば火もまた涼し〟ですよ!

2023年08月04日 | 俳句

 8月に入ってもう4日が過ぎましたが、またまたブログに空白が…。でも、1日は俳句教室、2日は月例の吟行会と、この暑さの中で頑張っていたんですよ。この報告は今度にして、今日はちょっと気付いたことを…

 昨日も相変わらずの猛暑でしたが、でも結構風があって少しは凌ぎやすかったですね。これはもう大型台風6号の影響なんでしょうか。気まぐれでのろのろとして何とも人騒がせな6号ですこと。沖縄地方の方々が何度も暴風雨にさらされて気の毒でたまりません。その上この暑さの中で停電だなんて…。しかし、今日の予想進路を見ると、ビックリ!当初の進路を変えて徐々に九州から四国・中国へと接近しているじゃないですか…これはまた大変ですよ!のんびりとはしておられませんね。

 今日の4日も山口県は、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測され、熱中症警戒アラートが出ています。先日車に乗ると初めて温度計が40度を超えていましたが、そういえば昨年の今頃のブログには〝毎日毎日ぼくらは鉄板の…〟なんて題で書いていますから、去年もやはり暑かったんでしょう。でも今年の7月は、全国の平均気温がこの100年余りで最も高くなったんだと気象庁は発表していますし、今後も猛烈な暑さが予想されるので引き続き熱中症への対策の徹底を呼びかけています。更に熱中症で病院へ搬送される人やそれで亡くなる人も今までの記録を更新中とも。〝地球温暖化〟ならぬ〝地球沸騰化〟だという言葉まで飛び出して、世界中が暑いんですからどうしようもないんでしょう。ならば自分の体は自分で守るしかなさそう…みなさん、頑張って乗り越えましょうね。

 そこで、ちょっといい話。先日病院へリハビリに行ったんですが、何時も持っていく本を忘れて…仕方が無いので目を瞑ってボオッとして治療器に掛かっていると、10分のナント長いこと。何度も目を開けては…まだ5分もあるのなんて。ところが、もう一つの治療器に掛かるときは、添削の句稿があったのでそれを見ていたんです。というより俳句をあれこれと考えていたんですよ。すると、ハイ終りましたよと、看護師さんが…エエッ、もう終ったの?同じ10分間なのにこんなにも違うのかしら?…と言うと、看護師さんが〝きっと集中していたからでしょう〟と。

 そういえば、俳句を考えていると時間の経つのが早い!いつも時間が足りなくて…という経験は、俳句をしておられる方なら皆実感では?だから、人と待ち合わせしても、乗物の時間待ちでも、俳句さえあれば、退屈することはないし、待たされても腹も立ちません。もっと時間がほしいわ!なんて…かつてのイライラが嘘のようです。これも俳句をしているという効能の一つでしょうか。よくボケ防止で…といって入門される方がいらっしゃいますが、まさにその通り!俳句を考えているときは脳が休んではおられませんので、フル回転して血の巡りが良くなるのです。

 いい句が詠めるかどうかなどということは二の次でいいのです。とにかく五七五をあれこれ指を折って、季語は何がいいかしらなどと考えてみましょう。そうすると〝あら、もうこんなに時間が?〟と、きっと驚くでしょう。その間脳は一生懸命働いて、知らず知らずに暑さのことなんか忘れているんですよ。

 さあ、この暑い夏を乗りきるためにも、俳句を詠みましょう。そして、頭を良く回転させて脳の捻子が錆びつかないようにがんばりましょう。何事も〝心頭滅却すれば火もまた涼し〟ですよ!また、〝精神一到何事か成らざらん〟とも言いますからね。

 今日の写真は、昨日のお月さまです。2日が満月でスタージョンムーン(8月の満月の意)でしたから、月齢からすると16日なんですね。中秋の名月なら差し詰め「十六夜の月」というんでしょうが、今はまだ晩夏ですから。でもとてもキレイなお月さまでした。まるでこの句のような…

  月青くかゝる極暑の夜の町     高浜虚子

 

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