この20年ほどの間、日本では無数の人々が株式や土地に投資して失敗して来た。代表的な国内株式銘柄の価格、あるいは代表的な商業スポットの地価の下落を考えればわかる。世の中には常に目ざとく利口に儲ける人は少数ながら存在するが、この20年間ずっと投資し続けた日本人の大半は、平均的に言って投資した金額の半分以上を軽く失っている。損した人はあまりその実態を口にしないだけだ。
その点、賃貸する不動産物件、つまりはアパートに投資するってことの損得はどうだったのだろうか。仮に建物が倒壊しその価値がゼロになっても(そんなことはまずないが)、土地は残る。株式や高利回り債券のように、デタラメなことにはならない。
(誰もが今なら多数のインターネット不動産広告で見られる、売り出し中の湘南の某物件「C」)
かつ、ここが大事だが、賃貸アパートは家賃が入る。家賃収入は地価に対して極めて鈍い感応度を示す。株式よりも地価よりも鈍く、上がるも下がるもかなりゆっくりしたものだ。
モノによっては毎年、投資アパート物件の価格の15%くらいの家賃収入を手に入れることが出来る。10年国債を買っても利回りは1.5%に届かない時代にである。物件価格の15%が年あたりの家賃収入として得られる物件を買った場合、仮に毎年そのうち3分の1が諸費用や税金や空室で得られなかったとしても、10%は得られることになる。
その場合、10年ちょっと経ったら投資資金はおおよそ回収出来て、土地建物が残る。その後もそれは毎年10%近くは稼ぎ続けるだろう。建物の劣化とともに、賃料は下落する傾向をたどるだろうが。有価証券や、ただの土地の投資とはちょっと違う不思議な投資である。これから老人になる人間(=私)には最適な話だ。
(物件「C」の外壁タイル)
そのように考え、不動産屋さんに案内され、私は湘南のとある場所にある鉄骨造のアパート「C」を見に行った。初体験である。ベテランの不動産営業マンさんとあれこれよもやま話をしながらの、楽しい「お宅拝見」だった。どんな世界でも、経験を積んだベテラン営業マンの言葉から学べることは数多い。いっぱい質問し、答えてもらい、冗談を言い合った。
今まで自分が住む、あるいは親が住む家を建てたことは7回ある。住宅地も別荘地も無数見た。施主としての知識なら、住宅については建築構法をすべてマスターした。しかし「自分が住まない」物件を見るのは初めてである。何が良いのか悪いのか、物件「C」を見ていてもさっぱりわからない。
(物件「C」の入口の階段)
「人に貸す建物を買うなんて!!?? 自分の家を買う努力だけで精いっぱいの私には関係ないわ・・・」などと言うなかれ。自宅とアパートは違う。アパートは家賃収入が入る。買った瞬間からあなたの収入が一挙に増える。キャッシュフローを生まない自宅に金を使うのは見方によってはただの浪費である。アパート投資はそれとはまったく別物だ。
だから・・・条件さえ揃えば、手元に多くのお金がない人でもアパートは買えるのである。物件自体を担保にしてお金を借り、それで入金と出金が十分にまかなえるという算段がつくのなら、借りて買えるのである。この小さな物件だって満室時の年間想定家賃収入が300万円以上だ。実際、現時点で満室だ。ただし将来も常に満室になるとは限らないが。
(物件「C」の中の階段)
ということで、最近私もネット上で売りアパート物件をいくつも見ているのだ。しかし実物を見たのはこの「C」が初めてだった。
こんな話、もっとプロフェッショナルな家主さんにはあくびが出そうな退屈な話なのだろう。しかし私は今までに投資対象としてアパートを見たことがなかったので、なんとも「不思議な世界だなぁ・・・」と興味を持ち始めたところなのだ。
その点、賃貸する不動産物件、つまりはアパートに投資するってことの損得はどうだったのだろうか。仮に建物が倒壊しその価値がゼロになっても(そんなことはまずないが)、土地は残る。株式や高利回り債券のように、デタラメなことにはならない。
(誰もが今なら多数のインターネット不動産広告で見られる、売り出し中の湘南の某物件「C」)
かつ、ここが大事だが、賃貸アパートは家賃が入る。家賃収入は地価に対して極めて鈍い感応度を示す。株式よりも地価よりも鈍く、上がるも下がるもかなりゆっくりしたものだ。
モノによっては毎年、投資アパート物件の価格の15%くらいの家賃収入を手に入れることが出来る。10年国債を買っても利回りは1.5%に届かない時代にである。物件価格の15%が年あたりの家賃収入として得られる物件を買った場合、仮に毎年そのうち3分の1が諸費用や税金や空室で得られなかったとしても、10%は得られることになる。
その場合、10年ちょっと経ったら投資資金はおおよそ回収出来て、土地建物が残る。その後もそれは毎年10%近くは稼ぎ続けるだろう。建物の劣化とともに、賃料は下落する傾向をたどるだろうが。有価証券や、ただの土地の投資とはちょっと違う不思議な投資である。これから老人になる人間(=私)には最適な話だ。
(物件「C」の外壁タイル)
そのように考え、不動産屋さんに案内され、私は湘南のとある場所にある鉄骨造のアパート「C」を見に行った。初体験である。ベテランの不動産営業マンさんとあれこれよもやま話をしながらの、楽しい「お宅拝見」だった。どんな世界でも、経験を積んだベテラン営業マンの言葉から学べることは数多い。いっぱい質問し、答えてもらい、冗談を言い合った。
今まで自分が住む、あるいは親が住む家を建てたことは7回ある。住宅地も別荘地も無数見た。施主としての知識なら、住宅については建築構法をすべてマスターした。しかし「自分が住まない」物件を見るのは初めてである。何が良いのか悪いのか、物件「C」を見ていてもさっぱりわからない。
(物件「C」の入口の階段)
「人に貸す建物を買うなんて!!?? 自分の家を買う努力だけで精いっぱいの私には関係ないわ・・・」などと言うなかれ。自宅とアパートは違う。アパートは家賃収入が入る。買った瞬間からあなたの収入が一挙に増える。キャッシュフローを生まない自宅に金を使うのは見方によってはただの浪費である。アパート投資はそれとはまったく別物だ。
だから・・・条件さえ揃えば、手元に多くのお金がない人でもアパートは買えるのである。物件自体を担保にしてお金を借り、それで入金と出金が十分にまかなえるという算段がつくのなら、借りて買えるのである。この小さな物件だって満室時の年間想定家賃収入が300万円以上だ。実際、現時点で満室だ。ただし将来も常に満室になるとは限らないが。
(物件「C」の中の階段)
ということで、最近私もネット上で売りアパート物件をいくつも見ているのだ。しかし実物を見たのはこの「C」が初めてだった。
こんな話、もっとプロフェッショナルな家主さんにはあくびが出そうな退屈な話なのだろう。しかし私は今までに投資対象としてアパートを見たことがなかったので、なんとも「不思議な世界だなぁ・・・」と興味を持ち始めたところなのだ。
現在都内では利回りが6~10%でも買う人がいるようです。
買うコツとしては利回りを設定して買うようにするそうです。
たとえば15%に設定して建物の値段をまけさせるとか。
築年数の古い物は避けるといいでしょう。
築年数が古いと修繕費にお金がかかります。
特に給排水などは高い金額を取られます。
一括借り上げの不動産管理会社に頼めば家賃収入は固定されます。(管理費が少し高いです)
人気の土地はやはり高いですが家賃も高く取れます。
しかし、なかなか銀行がお金を貸さないようですです・・・
ないか・・・、という気がしてましたが、
やはりいろいろとご存じなんですね。
ひょっとして、手広く貸してらっしゃる?
銀行は2~3年前と比べると、最近はかなり
審査が厳しいようですね。でもまあ、それなり
に収入があるか、あるいは担保物件の価値と
ローン金額との兼ね合いで、まだなんとか
なりそうでありますけど。
ものの値段って何でもそれなりについていて、
いいものは高いですねーー。
修繕・・・特に水関係は大変ですね。
昼前からちょっと物件見に行きました。
これは木造のかなり古い物件でした。
なかなか面白かったです。
利回り的にはすごく良いですが、いろいろと
問題もあり・・・。
いろいろと教えて下さい。今後は「KKR&S管理人」
は止め、「師匠」と呼びますので。
さぁ~、だんだんおはやしは凄くなって来ました。
なんて住宅街でしょう。
いよいよ七里ガ浜夏祭りの始まりです。
うさぎ家さんの通称「王子」さんが、
おはやしで活躍します。名物男です。
がんばれーーー。
東京の物件でしたが開発にともない売却しましたが・・・
実は売却が目的だったりします。
買い方は色々ありますがいろんな状況を調べる事が大事だと思います。
今は物件も安いので買手市場ですよね。
私でよければいろいろ聞いて下さい。
七里ヶ浜祭り明日伺います!
やはり、やっておられたのですね。
うまく売却されたのですね。
すばらしい!がっぽがっぽ。
KKR&Sのカブトムシでもがっぽがっぽ。
さて、祭りですが、行事が続いてます。
ちょっとお好み焼きを食べすぎました。
そろそろ今日の部は終了でしょうか。
我が家はですね・・・祭り会場を北に抜け
プロムナードを通り・・・・
ん~~~それ以上はここで書けないなあ。
ワンちゃんはちょっと入れませんよ。
ウチも茶々之介はお留守番でした。
明日も行ってみようかな。
アパートなんて、土地を持って利用に困っている人が相続対策で建てるのが普通で、土地から購入ではとうていペイできません。
もっとも、よほどいい場所で、借りる人の返済力も充分といったケースでないと、銀行も貸さないでしょうが。
私の知る人には、結構借りて買う人いますねえ。
マンション区分所有に至っては20%くらいで
回るものも結構あって、そういうのに投資
した人はわずか何年かで資金回収してあとは
余裕。私の友人に一人、70%くらい借金
(それもスゴイ金額)して、15年で借り、
あと4年で完済ってのもいます。場所は
横浜の某所で、新築豪華アパートですが。
まあ最近よくある「自己資金が0~10%でも投資
出来る!」なんて良い話はなかなか実際には
ないでしょうけど。私の場合は選ぶ物件を
お安いものにして自己資金でまかない、
足りない分をひょっとした一時的に借りるかも、
くらいにしたいと思ってます。
それにしても舘さん。ローンの話になると
妙にやたらと強く反応されるので、面白いです。
前回に続きローンになるとしっかりとご発言
なさるので、驚きました。
>失敗事例をいくつも知ってるもので、
なるほど。やはりそうなのですね。
以前の用語使いなどから、そう思いました。
ご自身あるいは周囲の方々の中に
借りて失敗した、あるいは貸して失敗させて
しまった例が多数見られるわけですね。
判断は自分で、そして結果はそれぞれ自己責
任。私も慎重にしようっと。
しかし友人の例は、当初資金を7割ほど借りて、
間もなく数億円の不動産が100%自分のもの
ですからねえ。いろいろ成功例も多い。
また次のを見に行くんです。遠いなぁ・・・。