「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

段差解消スロープ(3) これってどういうことなのだろうか?

2021-11-30 00:00:04 | 外構
前回の話の続きだ。

道路法第四十三条には「 みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞のある行為をすること」はしてはいけないと書いてあり、道路法第百二条には「次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する」と書いてある。



段差解消スロープを自宅駐車場前の公道に常置することは、これに該当する。懲役あるいは罰金刑に値するのだ。

ところがそんなことは我が家の近所でもどこでも、日本中で行われていてる。然るに、役所の人がやって来て「これを早く除去しないさい!」と叱られたなんて話は聞かない。近隣でそれが問題になって、誰かが自治会に対応を願い出たなんてことも聞いたことはない。

住民がいちいち役所から道路の占用許可を取ってこの段差解消スロープを自宅前に設置しているとは思えない。そもそも役所も許可しないだろうし。



結局、道路法第43条の存在はあっても、世の中にあまり広く認識されていることじゃないんだろうね。私もよく知らなかった。

では全然問題なしなのかというと、そうではない。大阪府堺市では、これが原因で転倒したバイクの運転手が後続の車に轢かれて死亡し、この段差解消スロープを公道に置いていた飲食店経営者が書類送検となったというのは、前回もお伝えしたとおりである。

ちなみに、海外ではどうなっているんだろ?と思い、まずはロサンゼルス郊外の住宅地を、試しにGoogleストリートビューで見てみた。

わずか数か所を見てみただけだが、みんなちゃんと幅広くL型側溝が切り下げられてるんだなぁ~。


そうだよねー。改めて考えてみるとってことだけど、当たり前だよね。普通は置かないよ、公道に大きな私物を。

世界のどこでもおそらくそれって常識だよね。でも日本では段差解消スロープは広く普及しているのだ。不思議・・・。

じゃ、今度はスペイン、マドリッドの郊外。

いくつも見てないが、一部を切り下げるのではなく、歩道全体について端っこが切り下げられている。


次はイングランド(↓)。ミルトン・ケインズって比較的新しい街だ。ここは段差がわずかなので、切り下げる必要がない。


雨量が少ない国だと、これでもいいのだろう。

次はスウェーデン。ストックホルムの郊外だ。


この住宅地では、最初のロサンゼルス郊外同様、段差はあるが各戸必要なところはすべて段差の切り下げ工事が行われている。

ちなみに、どこの国もかなりの田舎を見ると、公道脇に段差はないのでこうした問題も存在していないようだ。

しかし上に掲げた画像に限って見た話をすれば、都市郊外にあって公道の端に段差がある場合でも、その公道沿いの住民が各自勝手にホームセンターで金属、コンクリート、樹脂等の段差解消スロープを買い求め、家並に沿って公道上にずらっと並べて放置しているなんて光景は、どうも日本特有なのではないだろうか。どこかの国に、日本と似たような風景はあるんだろうか。

段差解消スロープって小さいモノだけれど、アレックス・カーの言う犬と鬼みたいな話なのか。



電柱・電線など景観の中に異物にあることに関して、我々日本人は鈍感だと言われることと、この段差解消スロープが公道上に大量に放置されていることは同根であって、我々特有の感覚なのかもしれない。

私も今回までまともに考えたことはなかった。


上の画像は鎌倉市七里ガ浜東の我が住宅街に隣接する水質浄化センターの敷地の北東端だ。

正式な市の施設だが、その敷地に沿って公道側には見事に段差解消スロープが置かれている。

ごらんのとおりだ。


相当年季が入っているね。


斯様に、市役所も誰もその違法性を認識しないくらい、これは我々に馴染んだ景色となっているってことなんでしょう。

だからって道路法がある以上、それはあってはならないことだが。

追記:
上記水質浄化センター敷地前の段差解消スロープは、その後しばらくして撤去されていた。何でも書いてみるもんだねぇ(笑)。市の施設が違法行為してるんじゃまずいもんね。

 
 
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段差解消スロープ(2) 道路法第24条に基づく切り下げ工事@鎌倉七里ガ浜

2021-11-28 12:00:03 | 外構
さてまた段差解消スロープ(「ブロック」、「プレート」とも呼ばれていて名称は定まってない)の話に戻ろう。一気に話が佳境に入るよ。

今回は、道路法第24条に基づく切り下げ工事の話だ。

道路法第24条には「道路管理者(←今回の場合は鎌倉市のこと)以外の者は・・・(省略)・・・道路に関する工事の設計及び実施計画について道路管理者の承認を受けて道路に関する工事又は道路の維持を行うことができる」 と書いてある。


この段差解消スロープの常置は道路法に反し、それが原因の死亡事故もあったことは、前回ご説明したとおりである。

だから、これはやめて、切り下げ工事を行うことにしたのだ。


L型側溝(公道の両端のコンクリート製の側溝)の切り下げ工事に長けた業者さんを探し、私はその工事を依頼した。

● まずはその業者さんが現場確認に来た。

● 次に見積りが出来てきた。

● 次にその業者さんは鎌倉市に対して、公道のL型側溝切り下げ工事の申請を提出した。

● 鎌倉市からOKが出た後、工事日が決まった。

● 工事の数日前に、下の画像のような工事詳細の説明書を、我が家の前の道路沿いのお宅に業者さんが配布した。


● 工事当日、作業は3~4時間ほどで終わった。切り下げ完了だ。


● 当日は作業するおじさんが3~4名。

● 全体を仕切っていて、以前から面識のある人が1名。

● 交通を捌く人が1名(↓の画像で赤い棒を持っている人)。


(大所帯なのだ)

● トラック2台、乗用車1台でやって来られた。帰りには我が家のコンクリート製段差解消スロープ6枚全部を持って帰ってもらった。その廃棄費用も込み込みで私が支払う金額を事前に決めてもらっている。

● 他にも、砕いたコンクリートや引っぺがした古いL型側溝なども、持って帰ってもらっている。最初に工事を依頼したのが9月下旬。工事完了は11月6日である。

しかしそれで終わりなのではない。

● 業者さんは完成写真を撮り、工事完成の届けを書いて、それらを鎌倉市へ提出しなければならない。

● その後鎌倉市はそれらをチェックする。やがて鎌倉市からOKが出たら、業者さんは我が家に請求書を発送し、私がそのお支払いをすることになる。それでやっと全部が終わるのだ。

かなり大変なお仕事だと思う。


上と下の画像は切り下げられた部分の端っこである。


前回書いたように、公道と我が敷地の端の高さは、L型側溝の高さと同じ10cmの差がある。

新たに付けたL型側溝は5cm切り下げて、公道から5cmだけ高いものとしてある。


工事をどうもありがとうございました。


おかげ様でスッキリしました。


重苦しいコンクリート製の段差解消スロープもやっとなくなったしね。


そもそも違法だし。

根拠はこちららしい。
まず道路法第四十三条があり、「公道に勝手にモノを置いてはダメ」とし、さらに罰則の規定として道路法第百二条があって「第四十三条に違反したら懲役あるいは罰金」とあるのだ。

道路法第四十三条
何人も道路に関し、左に掲げる行為をしてはならない。
1. みだりに道路を損傷し、又は汚損すること。
2. みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞のある行為をすること。

道路法第百二条 
次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
1. 第三十二条第一項又は第九十一条第二項において準用する第三十二条第一項の規定に違反して道路又は道路予定区域を占用した者
2. 第三十七条第一項又は第九十一条第二項において準用する第三十七条第一項の規定による禁止又は制限に違反して道路又は道路予定区域を占用した者
3. 第四十三条(第九十一条第二項において準用する場合を含む。)の規定に違反した者
4. 正当の事由がなくて第六十八条第一項の規定による土地の一時使用又は土石、竹木その他の物件の使用、収用若しくは処分を拒み、又は妨げた者



それだけじゃない。

大阪府堺市では、この段差解消ブロックが原因となり死亡事故が起きて、それを設置していた飲食店経営者が書類送検となったことは、前回の投稿で述べたとおりだ。

七里ガ浜自治会の会報では、公道にはみ出す植栽や路駐についての注意は見られるけれど、さすがにこの段差解消スロープについて触れられていたことはない。自治会でこれが問題になったとも聞かない。

結局、道路法の定めはあっても、世の中に広く認識されていることじゃないんだろうね。日本中の公道にこの段差解消スロープは置かれているが、それらはほとんど問題にもならない。私も意識したことはこれまでなかった(還暦過ぎてるのに・・・(笑))。

【つづく】

 
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私のBYND(ビヨンド・ミート社の株式)はどうなったかと心配になる@鎌倉七里ガ浜

2021-11-27 12:00:17 | モノ・お金
段差解消スロープの話はお休み。

「南アで新たな変異株拡大「かなり違う」英国素早く対応」のニュースをどうぞ。昨日のものだ。

 

COVID-19の新型変異株は強烈でこれまでのワクチンの効力も限られ、感染拡大の兆しありだというので、昨日(26日、金曜日)の東京株式市場は大きく下げた。海外も同様だ。

昨日の米国株式市場も、S&P500、Dow、Nasdaqともに前営業日終値から2%以上下げて、この週の取引を終えた。


本年に入って最大級の下げなはずだ。

先日買ったばかりの私のかわいいBYNDちゃんはどうなった?

かなり気になる。

大豆を主原料とするお肉(みたいなもの)を作る企業、Beyond Meat(ビヨンド・ミート)社の株式である。


今年に入って株式市場全般は好調なのに、BYNDの株価は下げ基調だった。

最近になっても、各社アナリスト達が予想する同社の収益見通しは厳しく、製品供給能力から始まって創業者CEOの資質にまで疑問符がついた。その見通しは今も多くは変わっていない。



下の赤いグラフは直近1カ月の同社株価の動きだ。

おかげ様で私は黄色い丸印の水準で同社株を買えた。同社株価の暴落直後の低い水準だった。

しかし同社の株価はその後もじりじり下げてしまい、私の気分は冴えない。


26日の金曜日は株式市場全体は大きく下げたわけだが、BYND社の株価は前日終値からずいぶん上げて取引を終了した。

個別企業の株価の日々の動きなんて、本当にわからないものだ。もっと落ちれば買い増すのだけれど、そうは行かないんだねぇ。

● 下がったら買いたいと思うが、本格的に大きく下がり始めると怖くて買えない。
● 怖い怖いと思ってジッとしているうちに、今度は株価が上がり始めてしまう。
● 上がり始めてしまうとすでに記憶してしまった過去の低い水準の株価が目の前にチラついて、とても上がったあとの高い水準の株価で買う気にはなれない。
● そうこうしているうちに株価はさらに上がってしまうので、買うのを一旦あきらめる。
● しかしその株価がずっと上がり続けるのを見ているうちに欲が出て来てしまい、よせばいいのに、以前よりずいぶん高い水準で改めてまた買ってしまう。
● しかしそのあたりがそろそろ株価の天井で、そこから急に株価が下がり始めて「やっぱり買わなきゃ良かった」と後悔する。

そんなもんだ。

最後にSARIさんの動画をどうぞ。


投資の話まであって、SARIさんの動画やウェブサイトは面白い。
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段差解消スロープ(1) 段差解消スロープはどうもよろしくないらしい@鎌倉七里ガ浜

2021-11-26 00:00:02 | 外構
公道の端っこにあってコンクリート製で、私有地とアスファルトの間にあるこれ(↓)、ご存じですよね。


このコンクリート製のモノを挟み、自宅の敷地の端っこは道路から10cmほどの高い作りになっているのだ。



このコンクリート製のモノは、その断面の形から一般にL型側溝と呼ばれるらしい。

建設関係者か役所関係者でもない限り、普段これをだれも側溝などと呼ばない。しかしこれは溝なのだ。アスファルトの公道は中心部分が高く、端っこになるほど低くなるので、降雨があると雨水は低いこのL型側溝に集まり、それをつたってさらに低い土地へと流れて行くことになる。


そしてL型側溝に混じって、ところどころに雨水を地中へ落とす仕掛け(↓)がある。


普通の溝はU字溝と言うのに、これをL字側溝とかL字型側溝と呼ばないのはなぜ? 

まあとにかくこれをL型側溝と呼びましょう。


自宅の敷地内に駐車場があり、それは公道より10cmほど高いわけだから、その段差を乗り越えるために、ご覧のような段差解消スロープ(名称はいろいろで、ブロックやプレート等とも)を近所のお宅同様、我が家も置いていた(↓)。



私はまったく迂闊だったのだが、今になって気づいたことがある。

この段差解消スロープの常置は違法らしい。いや、「違法らしい」なんてもんじゃない。公道に障害物を置いているわけだから、改めて考えてみれば、明らかに違法だ。

1.公道に障害物を置くのは危険
2.L型側溝の役割である水を流す機能を無効にしている

これら二つの理由から、各自治体は段差解消ブロックの常置を止めるよう住民に呼びかけている。


ところが電柱はご覧のように設置されており、L型側溝の役割を無効にしても許されるし、障害物でもあるがそれすら許されるらしい(笑)。


2017年にはこの段差解消スロープを原因とする死亡事故があった。大阪府堺市の飲食店が自店の駐車場に面して公道側にこの段差解消スロープを置いていて、公道を走るバイクがそれに乗り上げ転倒、バイクの運転手は後続の自動車に轢かれ死亡した。その飲食店の経営者は書類送検されている。

それを知って私は恐ろしくなった。今頃?って思う人もおられようが、とにかく私は今になってそれを知ったのである。

兵庫県のウェブサイトはその事故を引用し、県民に注意喚起している。



ということで、私はこのL型側溝の正式な切り下げ工事(上の兵庫県のウェブサイト内の画像のうち、左のものがそれだ)を業者さんに依頼した。それにより段差解消スロープを廃棄するためだ。

市町村は住宅の新築工事を受け付ける時に、せめてその指導をした方がいいように思うが、なぜやらないんでしょうねえ?


そんなわけで15年間お世話になったコンクリート製段差解消スロープよ、さようなら。


長い間、公道を違法に占有していてすみませんでした。

迂闊でした。

【つづく】

 
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母のことは終わったと思っていたが終わってなくて、久しぶりに関西の方と交信@鎌倉七里ガ浜

2021-11-24 12:00:24 | いろいろ
2月に死んだ母のことは、喪中のはがきを出すことですべて終了したと思っていたら、想定外のことがあった。

私の両親や私がたいへんお世話になった方から、長文のお手紙とお香典を頂いてしまったのだ。


これはまったく想定外のことで、ちょっとびっくりしてしまった。

私が子供のころから私を可愛がってくださった方で、私の両親よりは少し若い方だ。現在83歳であられる。

そんな年長の方から長文のお手紙を頂いたわけだから、私も負けずに長文の返礼を書いた。

その方が書いておられる私の両親や私に関する思い出について、ひとつひとつ私も思い出を付け加え、かつ私の近況や、死んだ母のここ10年のことを書いてみた。



そうしたら私の返礼の方が長文になって来たので、これだけあればもはや失礼ではなかろうと書くのを終えた。

エプソンのプリンターでプリントして、封書に入れて投函した。


あわせて香典返しも必要である。

あれこれ吟味して、送った。

その方はとても心の優しい方で、その方からのお手紙に私はなんとも幸せな気分になった。

さらに返礼のお手紙を書くことで、私の気分がますます明るくなったように思う。

昔のことを思い出し、書いているうちにこちらもノリノリになって来て、何か面白いことも書きたいと思っているうちに、どんどん文章が長くなった。

想定外のことだったが、昔たいへんお世話になった方とのこうしたやりとりって、とっても楽しいことですねぇ。


 
 
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ニンニクやナンプラーやスイートチリソースのきいたタイ風サンドイッチ@鎌倉七里ガ浜

2021-11-23 00:00:06 | 食べ物・飲み物
ご近所パシフィック・ベーカリーのバターミルクブレッド。


懐かしい曲をどうぞ。


サイモン&ガーファンクルでThe Boxer♪

パンを切る。


トースターへ。


トマト。これも切る。


サラダに入れる。


あとで、サンドイッチにも入れる。


今日はタイ風のサンドイッチだ。

鶏モモ肉を酒、ナンプラー、豆板醤、ニンニクに漬ける。そして揚げる。


30分ほど漬けるといい。


こちらはクレイジーソルト、酢、ケチャップ、マヨネーズ、ヨーグルト。


混ぜるとサラダ・ドレッシングになる。

そしてサンドイッチにもかける。

サンドイッチにはこのドレッシングをソースにして、かつスイートチリソースも使う。


これがまたおいしい。

よく混ぜておこう。


ハイネケンを飲む。


サンドイッチにはさむサラダを用意。


漬けた鶏モモ肉を揚げる。


しっかり揚げましょう。


いい香りがするよ。

このままで食べてもおいしい。


「おとーさん、ボク、たまりません」


焼けたパンにサラダを置いて、ソースをかける。


そこに揚げた鶏モモ肉(熱を冷ます)を置く。


ソースをかけて、さらにスイートチリソースをかける。


いい香り、いい眺め。


トマトを置いて、さらにソース。


サラダを重ねる。


食べ物のパワーだね。すごいよ。

そしてまたバターミルクブレッドを置く。


横から見てみよう。漬けられ揚げられた鶏モモ肉も見える。


どうだぁ、この眺め。

旨すぎるんだ、これ。


サンドイッチの本来の目的からすると不要なんだが、野菜が足りないようにも思えるので、別途サラダも食べましょうね。


意外にもバランスの取れたお食事。

圧縮してしっかり食べましょう。うまうま。


休日の軽めのランチ。また作りましょうね。


 
 
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2021年最後の生垣の刈り込み@鎌倉七里ガ浜

2021-11-21 12:00:42 | 食べ物・飲み物

ついにどうしようもないところまで来てしまった。


ずっと先延ばしにしていたことが。

生垣の刈り込みである。


たいして問題が無いように見えるかもしれない。

しかし実はあちこちが不均等に伸びているイヌマキの生垣。


今からこれを刈り込まないといけない。


上を見上げればこうやって(↓)チョンチョンと枝が伸びている。


ここ(↓)もね。


水平にもところどころ飛び出して伸びているよ。


駐車場側なんてひどいものさ。いっぱい枝が伸びている。


これらを一気に片づけましょう!


寒いのに日差しは強く、暑くなってきたので、脱ぐ。


上はTシャツ1枚で作業だ。

電動トリマーが登場。


グウィ~ンと刈り込む。

本当は電動トリマーなんかじゃなく、ハサミであちこちの様子を見ながら、手を突っ込んで切るくらいがいいだろうが、とてもしんどくてそこまでできないので、毎回この電動トリマーを使っている。

あ、そこそこイケてるじゃん。


バシッと切れるな。


ん~~~、いい感じ。


当然ながら、刈り込んだらその切りカスが出る。


後片付けを考えると憂鬱になるね。

さて、公道沿いの生垣を刈るにはこれが必要だ。

三本足の脚立である。


電動トリマーは大活躍で、どんどん切り落とす。


外を刈り込むのだぁ~~♪


きれいに刈り込むほど、あと片づけは大変になる。

見ただけで憂鬱だ。


それでもどんどん刈りましょう。

ちゃんとやっておけば、来年まで楽が出来るのだから。

途中近隣の方(イヌ友達)が通ったので、「時給2,000円という破格のバイト代出すから、やってくれないか?」と尋ねたら、拒絶された。


Tシャツ1枚で作業をしていると「寒くないの?」なんて言いながら通り過ぎる人もいる。

寒くなんてないのだ。あとで飲むビールはうまいぞ。

生垣の上の方は、公道に直接立ったまま刈るのは難しい。


高さがあるので、脚立を利用しながらやるのです。


いやーー疲れた。

ほぼ出来たかな?


後は部分的な微調整だな。

切りくずがかなり出ている。


生垣の上端は、ばっちりな刈り込みだ。


隣家に近いところは慎重に微調整して、切り落としましょう。


はい、これで完成だ。


うまく出来たね。


最後に、後片付けだ。


公道に面したところだけはゴミをしっかり片付けたが、敷地内のゴミはそのまま残っており、それは午後に片づけることになった。

午後の片づけの前に、まずは妻特製の焼きビーフンを昼飯として食べる。


うまいねえ。

YONA YONA ALEはクラフトビールと分類されるだけあって、本当においしい。


「おとーさん、またどこへ行くんだ?」


外に人が出てしまうと玄関でずっと待っている、律儀なドガティ君。

私は外に出る。

敷地内に残っていたゴミも片付き、かなりキレイになった。


バッチリ刈り込めたじゃないの。


来年まで、もう生垣のことは忘れていいね。

無事終了だ。

 
 


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LAMY社(独)のSafari(ボールペン)を愛用する@鎌倉七里ガ浜

2021-11-20 06:43:13 | モノ・お金
お使いの方も多いであろうラミー社のボールペン。

このモデルはサファリと呼ばれるもの。


同社の日本法人のホームページでは2,750円とあるが、流通価格は1,500円ほどだ。

指で持つところが彫刻刀でも使ったように深く削られていて、どう持っても正しく持ててしまうという、賢いボールペンだ。


さすがドイツ。

もう6年ほど愛用している。ところが、ペンで書くということが激減していて、インクが減らない。

ボールペンと言うと使っているうちにペン先からインクの出が悪くなり、かすれてしまって、まだインクが残っているというのにそのカートリッジを買い替えないといけないという腹立たしいことが多かった。

しかしそれすらない。使用量が減っているからか、このLAMY社が優秀なのか。とにかくインクがなくならない。


このサファリを利用している人は多く、そういう人たちに共通することがあることに私は気づいた。それはカジュアルなものが好きな人たちということだ。

形式ばったものより、どこかちょっと崩れた、気楽なスタイルを好む人達だ。

1つの特徴がこのノックしてペン先を出し入れするところのゴム。


ラフな形だよね。

インクはいまだになくならないのだが、ちょっと不安になったので、リフィルを購入した。


日本人が好きなF(Fine 細字)だ。

漢字は文字の中の画数がやたら多いので、ペン先が太すぎると使いづらい。逆にFではアルファベットは形的にかっこが悪い。

日本の優秀な格安ペンであるジェットストリームってのがあるが、その安いリフィルをこのサファリに適用するという裏技があるらしい。


賢いな。

私も純正リフィルを買う前にやってみたらよかった。


 
 
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アイスランディック・ラムのセセリでアイスランディック・オータム・シチュー@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2021-11-19 00:00:09 | 食べ物・飲み物
西暦874年にヨーロッパ大陸からアイスランドに持ち込まれた羊が、それ以後他の羊と交わらないまま、寒冷な島国アイスランドの中で繁殖を続けた。そんな羊の肉。



今回はアイスランド産ラムのセセリ(首回りの肉)で、アイスランド風オータム・シチュー。

本日の音楽はビートルズで、For No One ♪
 

これがレシピ。


長野県飯田市の肉店スズキヤさんから来たアイスランドのラムのセセリ。


角切りだ。


そのままでシチューに使える。

アップル・ビネガーも使いましょうね。


タマネギ。


ニンジン。大きさや形も適度なように。


マッシュルーム。


本来は西洋カブを使えと書いてあるのだが、それは入手しがたいので大根。


解凍されたラムのセセリ。


アイスランドのビールは売ってないから、西友七里ヶ浜店に売っているビールのうち、地理的にアイスランドに最も近い国(オランダ)のビール、ハイネケン。


「おとーさん、何飲んでるの?」


セセリを炒める。


柔らかい肉だ。

タマネギも炒める。


しっかり炒めたら、ブイヨンを準備しましょ。


スープストックって書いてあるんだけど、我が家にそんなもんないから、簡単にブイヨン。

水を入れて煮ましょ。


蓋を閉めて、最小の弱火で静かに煮ましょう。


サンフランシスコ・サワー・ブレッドって何?


たしかに酸味があるが、なせにサンフランシスコなんだろ。

さあ、出して来ましたよ、アップル・ビネガー。


これをたっぷり入れる。


アップルビネガーをなぜ入れる?

その後このビネガーを入れて煮ていて、ある匂いがするのでわかった。それってデミグラス・ソースを入れて煮ている時の匂いと同じなのだ。調べてみるとデミグラス・ソースって酢を含むのね。

ビレロイ・ボッホの陶器を使おう。


「何かボクにありませんかぁ~」



ありませんよ。

モルドンの塩を用意。


リーブレタスにパセリ。


コンチャ・イ・トロの白ワイン。


このクラスではとっても美味しいシャルドネだ。

ニンジンをぶち込む。


これはレシピ通りではない。

こんな段階でニンニクを入れるなんて、初めてだ。


リーフレタスにパセリ。さらに大根とマッシュルーム。


さらに煮る。


マッシュルームも大量にね。


「なんの匂いですのん?」


ストウブを蓋して煮る。


シャルドネ旨し。


よく煮えているねえ。


最後の段階だ。

リーフレタスとパセリを加えよう。


そうしたら出来上がり。

楽しいランチ。


ボロボロになるまで煮た。


セセリの脂が、ビネガーで中和される。

おいしいねえ。


いろんな要素が溶け合って、うまい煮物だ。


「本当にボクにはないの?」


残念でしたね。

アイスランドにあるアイスランド・ラム協会のホームページで、紹介されていたレシピはこちら。


スズキヤさんへのリンクはこちら。https://www.jingisu.com/

 
 
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稲村ヶ崎(4) オマケ編ではぶか牛肉店

2021-11-17 12:00:45 | 食べ物・飲み物
今回の連続のお話で出た、江ノ電稲村ヶ崎駅前のはぶか牛肉店。

これがまたいいお店なんだな。


ほぼいつもハチノスが売られている。

したがってトリッパなんてものを調理することが可能だ。


加えてこのお店の焼き豚が最高よ。

こんな並べ方でゴロゴロっと売られていてね。



スライスされて、たれを付けてもらって買ってくる。



自宅ではパクチーを付けてね。


神戸市民だった大昔、あちらの南京町で買ったものも、こうやって食べたな。

稲村ケ崎のはぶか牛肉店の焼き豚。

店主さんがまた素敵なおっちゃんなのよ。

ご近所の方は、ぜひご利用くださいね。


 
 
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