無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

デッドプール

2016-06-11 | 2016外国語映画評


「デッドプール」 R15+  ティム ミラー監督  米  △

 「Xメン」シリーズのスピンオフ作品です。自己中の「アンチヒーロー」が恋人を救うため戦います。
 ウェイド(ライアン レイノルズ)は悪いやつを懲らしめカネを稼いでいましたが、ある時、ヴァネッサ(モリーナ バッカリン)と出会い結婚を決意します。しかし、末期がんに侵されていることがわかります。失意のウェイドをある民間の研究組織が「ガンを治す人体実験をしてみないかと。」誘います。その人体改造で不死身の肉体を手に入れますが、見た目は醜く変わっていました。赤いコスチュームとマスクで顔と肉体を隠し「デッドプール」となり、だましたフランシスに対し復讐を誓うのでした。
 ヴァネッサと出会った時の「子供時代の不幸自慢」は悲惨です。また、人間の価値が「見た目」なのか「心」なのか、「おバカ映画」と自称していますが結構深い問いかけもしています。アクションシーンのストップモーションが大変良く出来ていました。オープニングとエンドのクレジットがそれぞれ工夫されています。明るくなるまで席を立たないこと。
 タバコは、ならず者がたむろしているバーで周囲の客が喫煙していました。(△)「子供時代の不幸自慢」のなかで二人に共通していた虐待のひとつが「タバコの火を押し付けられる」でした。


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探偵ミタライの事件簿 星籠の海

2016-06-11 | 2016日本語映画評



「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」 和泉聖治監督  △

 島田荘司原作の「探偵ミタライ」シリーズの映画化です。
 御手洗潔(玉木宏)は編集者の小川(広瀬アリス)に誘われ、未解決の難事件の解決に挑みます。今回は「死体が流れ着く島」と乳児が誘拐されその両親が暴行を受けた事件についての謎解きをします。
 「化学工場建設反対運動」とか「外国人労働者の問題」などの社会的な問題に、福山市を中心とした観光と歴史の紹介を絡ませ娯楽映画としては楽しめます。ミステリーといえるのかちょっと疑問ですが、歴史的な部分は知らなかったことも多く勉強になりました。
 タバコは、居酒屋の場面で隣席の客が喫煙していました。居酒屋をすべて禁煙にしてほしい。

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