はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大糸線に沿って(仁科三湖の駅巡り)

2017-07-25 19:10:29 | 鉄道
信濃大町駅を出発した大糸線は、仁科三湖に沿って北に進みます。はじめに見えてくるのが木崎湖です。私は、国道148号線(千国街道・糸魚川街道)を走っているのですが、木崎湖が左手に見えてくると、すぐに稲尾駅があります。なんともシンプルな駅です。


私は一応鉄道ファンなので、列車も好きですが、こんな駅舎のある風景も好きなんです。


国道から見ると、線路の向こうには田んぼがあり、その向こうには木崎湖が見えます。なんとも長閑な風景ではありませんか。


電車がやって来そうなので、しばらく待っていました。南小谷行きの普通列車です。


後ろには北アルプス後立山連峰があるのですが、前山で見ることはできません。


踏切と列車の写真も好きな場面です。


列車は、ブルーベリー畑の中を去って行きました。雲の湧いているあたりに鹿島槍があるんでしょう。


稲尾駅の次の駅が、海ノ口駅です。古い駅舎が残っていました。


背の高い木と木造駅舎に時代を感じます。


中にも渋い表示板がありました。


ホームから北側を見て見ました。


ここでも、信濃大町行きの普通列車を写しました。


海ノ口駅を過ぎると、国道はバイパスになっているので旧道に下りて進みます。やがて、中綱湖が見えて来ます。前回、蓮を写したところです。そこにあるのが簗場駅です。


駅前には、お土産物屋さんがありました。バイパスができるまでは、この前を通っていたのでしょうか。


そして、青木湖にやって来ました。ここにはヤナバスキー場前駅というのがあるのですが、スキーシーズンのみ開業の臨時の駅のようです。雪の中ならサマになるでしょう。


時刻表を見ると間も無く特急がやって来そうです。青木湖か後立山連峰を背景に特急を撮りたかったのですが、時間切れで、ヤナバスキー場前駅で撮ることになってしまいました。


やって来たのは、「♪8時ちょうどの、あずさ2号で‥」ではなく、あずさ3号のようでした。


ふと見上げると、後立山の峰が顔を見せてくれました。


旧道の脇には石仏がひっそりと置かれていました。石仏好きなので、思わず写してしまいます。


大糸線には若い頃に、白馬にスキーに行くのによく乗りました。大阪駅発の夜行「ちくま」で「くろよん」が併結されていて、「くろよん」が松本から大糸線に入ったと思います。その後は、車で通うようになったので、大糸線にも乗らなくなったのですが、道から見える駅舎が気になっていました。今回、やっと行くことができました。今度は、ぜひ「乗り鉄」で来てみたいです。

※訪問日 7月20日