ジュルのしっぽ-猫日記-

おっとりネコ・ジュルとのほげほげした毎日。

旅行記【軽井沢編】1日目

2007-07-21 | 旅行日記
7月も20日を過ぎると、学生さん達が夏休みに入り、観光地もいよいよ夏本番を迎える。
そこで、その前に「旅行にいこう!」ということで、避暑地として有名な軽井沢へ。

道中、ノリノリなジュル。


いけっー!


とばせーっ!

東京から車で2時間30分ほど。苔むした石垣の路地や木々が、夏でもさらりとした過ごしやすさであることを物語る。


都心のジメジメとした重苦しくさえ感じる暑さとは、まるでちがう。

まずは、信州・川上村の自家製粉の蕎麦粉と、軽井沢の水でつくる蕎麦屋「川上庵」で昼食。
テラス席はネコも可。ネコ好きな店員さんもいらして、ナデてもらった。ネコが来たのははじめてだそう。



昼食を済ませ、雲場池(くもばいけ)へ。



冬に渡ってきた白鳥が羽休めに訪れたことから、「スワンレイク」という愛称で親しまれている。近くの雑木林から湧き出る名水・御膳水をたたえる透き通ったとてもきれいな池。約30分程度で歩ける遊歩道が池の周りに整備されている。深呼吸しながら歩いているだけで、体が清められていくよう。


霧がふわっと湧き出たかと思うと、すぅっと消える幻想的な風景。

幼稚園生の団体と重なってしまったので避難バッグからなかなか出なかったジュルも、周回が後半にさしかかった木陰の切り株で記念撮影をすることに。
すると、池淵に近づいたヒト影でパンくずをもらえると思ったのか、カルガモが集まってきた。子ガモがいっぱいいてかわいい。



そこに、「グァッ、グァッ!」とけたたましく鳴きながら、群れの前に立ちはだかった親らしきカモが一匹。


「ちょいとアンタっ!うちの子、喰おうって気!? 冗談じゃないよ!イエネコなんかのオモチャにされてたまるもんかっ!グァッ、グァッ!」
言葉はわからなくても意味が通じるほど、はっきりした激しい意思表示。
ジュルにもじゅうぶん伝わったらしく、


こわい・・・。

母強し。たいしたものだね。お騒がせしました



母ガモに追い返され、ちょっとふて腐れて歩き出したジュル。


なんなのよ、見てただけなのに

そんなご機嫌ななめな時に、ネコ大好きなイヌと遭遇したものだから、


シャーッ!

病院でもお風呂でも歯みがきでもしないぐらい、めったに見られないジュルのシャー。
ぜんぜん恐くないんだけどね。


なんなのよ、一体・・・。

たかが30分足らずの散策だけれど、いろんな体験ができたのでした。

雲場池近くにあるペット同伴OKな「COCOON TEA GARDEN」でお茶をすることに。
浅間山麓の自家農園で育てた高原野菜やハーブを使った料理にも定評があり、紅茶や中国茶にこだわっているのだそう。



ボサノバを聴きながら、おいしいミルクティーとケーキをいただいて、まったりしてからホテルへ。

*** つづく ***