シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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家のメンテ (維持管理) も大変3~エアコン室外機の箱はヤワイ

2012年07月16日 | 世相あれやこれや
2階ベランダに置いてあるエアコン室外機の1つの天板がいつの間にか凹んでおり、先日の雨上がりで水が天板の上で少し貯まるようになったので、昨日 箱を開けて直した。

ネジ3個を外して天板を持ち上げると、中は殆ど放熱器のアルミの板がびっしりと入っているのが見える。 そのアルミの板の一部何枚かが、上から圧力を受けたように一斉に凹んでいる。

兎に角 天板をひっくり返して手でバンバンと叩き、凹みを元に戻すと、何とか修復することができた。 何やら、車の凹みをシロウト修理している気分だ。
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改めて室外機の中を見ると、その筐体には骨に相当する支柱がない。 つまり鉄板そのもので強度を保っているので、無駄な骨 つまり鉄棒というか鉄枠を省いているのが分かった__コストを抑えるためだろう。

その天板の上から圧力がかかれば、簡単に凹む構造だ。 今迄 凹んだことはないのに、6月に外壁塗装工事をやった後だからと、と推理すると、どうやら “塗装工事職人が室外機の上に体重を掛けたか 足を一時乗せたのではないか” と思う。

並んでいるもう1台のエアコン室外機の天板を開けてみると、こちらのアルミ放熱器の板も同じように 一部が上から圧力を受けたように一斉に凹んでいる。

小型のマイナスドライバーを持ってきて、アルミ板の凹みを一枚一枚治すが これまた根気のいる作業で、いい加減のところで終えて天板をを閉め直した。
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まあ この程度のことでは請け負った工務店に文句はいえんだろう。 大体 凹みの原因が塗装工事職人との証拠もなく断定できないからだ。 それに断定しても、彼らが行う復旧工事は、私がしたものと大差ないと想像する。 元々 彼らは電気製品の専門家ではないからだ。 ただ ほおっておくと水が貯まるから、錆びたり 水が内部に入ったりして故障の原因になりそうだから、凹みは直す必要があった。
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それと 気づいたことは、家電製品の造りの貧弱さというか、いかに安く仕上げて、しかも最低限の必要強度も保っているかということ。 エアコンメーカーも競争があるから、鉄棒を入れてコストアップさせてまで箱の強度を補強するなんて考えてないのだろう。

店頭エアコン実売価格を 10万円 とし、直材費は 2万円、室内機 室外機 それぞれ 1万円 で製造しているとすれば、室外機外枠の鉄板には 1000円 くらいしか掛けられない。 鉄棒を入れたら 500円 くらいアップしそうだから、まあメーカーとしてはしないだろう。 鉄棒補強したエアコン室外機に人が体重を乗せて凹む 凹まないでメーカー人気が変わるとも思えない。 凹みが小さければ機能性能は大きく変わらない。 凹みが大きければ故障原因になりうるだろうが、その際は殆どのユーザーは買い換えるからだ。

エアコンに限らず、殆どの家電製品には骨部分は使われていない。 殆どの製品では 外枠のプラスチックがある程度の強度を持っているから、プラスチックの厚みで調整している。 10kg 前後になると、鉄板を使う。 プラでは強度が保てないからだ。 PC ケースがいい例で、前面はプラで 筐体は鉄板だけだ。 PC ケースが凹んだとは聞かない__PC に腰を下ろしたり、足で体重を掛けたりはしないだろうから。

以上

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