長谷川潔 窓からの眺め

　美術品フロアーに直行して掘り出し物を探す。フロアー全部が売り場になっていて数え切れないほどの出品数。営業最終日なので投売りを期待した。

　長谷川潔（1891－1980）の　窓からの眺め　シャトー・ヴェヌヴェルの窓　1941　ビュラン　を見つける。吸い寄せられるように正面に立ちじっと眺める。ビュラン（銅版画の手法の一つ）による鋭くかつ繊細な線がいかにも長谷川潔らしい。投売りとまでは行かないが多めに値下げしてくれたので購入し、家内へのプレゼントにした。

　我家の三番目の長谷川潔作品となった。