ホテルに戻り1時間ほど休んでからオペラシティへ。バッハ・コレギウム・ジャパンの「追憶のカンタータ集」を聴く。画像はチラシ(左)とプログラムから曲目。
前半は3曲のパイプオルガン独奏につづきBWV106「神の時は最上の時なり」ミュールハウゼン時代の1708年に作曲された極初期のカンタータであり詳細は不明であるが追悼式又は葬式用らしい。
後半は二曲の偽作とBWV198「公妃よ、さらに一条の光を」 ドレスデンの宮廷の公妃の追悼のために1727年に作曲された。政治的理由から夫のアウグスト強王はカトリックに改宗したが妃はルター派の振興をかたくなに守り領民から敬愛された。
特筆するのは偽作のBWV53ではカンパネッラという祇園祭のお囃子に使われる鐘のような打楽器が登場。音色も同じようで平家物語の冒頭部分を思い起こした。
BWV198では二つのヴィオラ・ダ・ガンバと二つのリュートが使われる。リュートが使われるのはこの曲だけ。カンパネッラとリュートの効果でいつもとは違う味わいがあった。
BWV198のアルトアリアを聴く。左をクリックしてください。
二つずつのガンバとリュートと通奏低音だけの珍しいアリアです。レシタティーヴォから始まります。
前半は3曲のパイプオルガン独奏につづきBWV106「神の時は最上の時なり」ミュールハウゼン時代の1708年に作曲された極初期のカンタータであり詳細は不明であるが追悼式又は葬式用らしい。
後半は二曲の偽作とBWV198「公妃よ、さらに一条の光を」 ドレスデンの宮廷の公妃の追悼のために1727年に作曲された。政治的理由から夫のアウグスト強王はカトリックに改宗したが妃はルター派の振興をかたくなに守り領民から敬愛された。
特筆するのは偽作のBWV53ではカンパネッラという祇園祭のお囃子に使われる鐘のような打楽器が登場。音色も同じようで平家物語の冒頭部分を思い起こした。
BWV198では二つのヴィオラ・ダ・ガンバと二つのリュートが使われる。リュートが使われるのはこの曲だけ。カンパネッラとリュートの効果でいつもとは違う味わいがあった。
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二つずつのガンバとリュートと通奏低音だけの珍しいアリアです。レシタティーヴォから始まります。