古都探索日記

奈良や京都の散策日記

別の「かさね」 二題

2016-05-30 12:43:00 | 自己紹介
 かさねという名を聞くと、私はどうしても芭蕉の奥の細道の那須の段に登場する小さな女の子を思い出す。その部分を紹介すると、

 ~ちいさき者ふたり、馬の跡したひてはしる 独は小姫にて、名を「かさね」と云。聞なれぬ名のやさしかりければ、かさねとは八重撫子の名成べし。曽良

 画像は与謝蕪村の「那須の小姫」。奥の細道でも最も人気のある場面といわれる。

 かさねに重音の漢字を当てると全く別の意味になる。ヴァイオリンの弦を同時に2本又は3本鳴らす重音奏法(double or triplestop)を指す。バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータには欠かせない技法である。パルティータ第3番のメヌエットⅡが顕著で聴き取り易い。

 無伴奏パルティータ第3番(BWV1006)のメヌエットⅠⅡを聴く。左をクリックしてください。
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変奏

2016-05-27 17:08:19 | 美術
 青の濃淡を交互に組み替えてみる。華やかな感じになる。

 この二作品も食器ではなく美術品として飾ろうと思う。
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展開

2016-05-27 17:06:21 | 美術
 一つずつ一列に並べてみると、リズムを感じるようになる。
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二組のかさね

2016-05-27 17:00:46 | 美術
 組盃の「かさね」は青色が濃淡の二組を購入。ギャラリーヴォイスに展示されていたものとは絵柄が異なる。

 八重咲の花のように見える。ブルーローズと呼んだ人もいる。いかにも女性らしい可愛い作品。
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青い皿

2016-05-25 17:19:52 | 美術
 藤内作品では初めて使われた新しいブルーと思う。深い湖の青色や冷たい水を連想する。また貫入も美しい。そして地の茶色の縁取りが全体を引き締めていると思う。

 食器ではなく美術品として居間に飾りたい。
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