私の苦手なもの

　私の苦手なもの

　その１　『煙草』　私は煙草を吸わない。若い頃に一ニ度口にしたことがあるが直ぐに気分が悪くなった。以来受動喫煙だけでも健康が損なわれる。「吸わない」のではなく「吸えない」のである。

　その２　『ギャンブル』　博打も駄目である。学生時代に麻雀に興じたこともあったが一年程でやめてしまった。競馬、競輪、パチンコなどもしたことがない。宝くじさえ買ったことが無い。はらはらドキドキすることができない。また勝負事も嫌いで将棋、トランプ、ゲームマシンなど一切受け付けない。贔屓のプロ野球のチームを持ってそのの勝敗に一喜一憂することさえできない。賭けゴルフなんてとんでもない。

　その３　『絶叫マシン』　その２と同様到底うけつけることはできない。

　その４　『旅客機』　絶叫マシンほどではないがかなりの苦手である。旅の記録が主な内容のこのブログに旅客機が登場するのは台北旅行の一回だけである。離着陸の際は心臓が停止するほどに苦しくなる。近場の国内旅行だけで充分なのである。

　以上の４つの事象には私の持病が起因していることが４０代半ばに判明した。人間ドックと精密検査の結果から私には生まれつきの心臓疾患があることが解った。受動喫煙や極度のストレスから冠状動脈が痙攣して心筋梗塞をひきおこすのである。医師からはタバコの煙が充満している所を避け、「嫌だ」と思うことはしない様に忠告された。以後私はこの忠告に従っている。私の小心気弱な性格もこの脆弱な心臓から来ているものと確信している。言わば胸に爆弾を抱えている残り少ない自分の人生を心静かに過ごしたいと願っている。

⑦式正

　①と同じ舞を繰り返して終了。以上の七曲はどれも短く全部で１５分ほど。この行事が終わると役員に太々神楽大麻（お札）が渡され地域に配られる。雷、災害除けに効力があるという。

　私は３０数年この町に住んでいるが今回初めて目にした。古くからの地域社会が残っているこの町ならはでの行事と思う。これからも永年続くことを願う。

⑥笑楽

　男の一人舞。翁面を着用。リズミカルに舞い、ユーモアに満ちている。

⑤ほそめの舞

　男と神子の二人舞。男は鍬を右肩に担ぎ、神子は鎌を両手で捧げ持つ。

④序の舞

　男の一人舞。仮面を着用、矛を持つ。