5月30日、朝日カルチャーセンターにて受講。講師は吉田文先生。 全4回に渡る教会音楽の歴史についての講座。第1回はグレゴリオ聖歌について。画像はテキストの1&2ページ。講義内容を要約すると
①音楽的概念として 一声体、無伴奏、拍子にはとらわれない、ネウマ(合図)による記譜(現在は4線譜)、固有の旋法と音階、ヨーロッパでは記譜された最古の音楽、ラテン語、ローマカトリック教会の典礼(ミサ)と修道院の聖務日課のための祈りの音楽であり旧約聖書の詩篇が使われている。
②古代のユダヤ教で朗唱された典礼の歌が起源であり、古代ローマを経てフランク王国に伝わったのち全ヨーロッパに広まった。教皇グレゴリオ1世(在位590-604)により整備されこの名前が残った。
③歌唱法は交唱(Antiphona)と応唱(Resposorium)が主な2つ。例として、ミサでは入祭唱えや拝領唱のように神父たちに動きがあり時間が定まらない式文には応唱が、キリエ、グロリア、クレド~など定時間の通常式文には交唱が歌われる。
他にも多くの講義内容があったがまとめきれないので割愛。吉田先生は4線譜を御自分で歌唱して説明された。
日頃グレゴリオ聖歌を直接接することのない私には少し難しかったがなんとか追うことができたと思う。大変中身の濃いレクチャーありがとうございました。
①音楽的概念として 一声体、無伴奏、拍子にはとらわれない、ネウマ(合図)による記譜(現在は4線譜)、固有の旋法と音階、ヨーロッパでは記譜された最古の音楽、ラテン語、ローマカトリック教会の典礼(ミサ)と修道院の聖務日課のための祈りの音楽であり旧約聖書の詩篇が使われている。
②古代のユダヤ教で朗唱された典礼の歌が起源であり、古代ローマを経てフランク王国に伝わったのち全ヨーロッパに広まった。教皇グレゴリオ1世(在位590-604)により整備されこの名前が残った。
③歌唱法は交唱(Antiphona)と応唱(Resposorium)が主な2つ。例として、ミサでは入祭唱えや拝領唱のように神父たちに動きがあり時間が定まらない式文には応唱が、キリエ、グロリア、クレド~など定時間の通常式文には交唱が歌われる。
他にも多くの講義内容があったがまとめきれないので割愛。吉田先生は4線譜を御自分で歌唱して説明された。
日頃グレゴリオ聖歌を直接接することのない私には少し難しかったがなんとか追うことができたと思う。大変中身の濃いレクチャーありがとうございました。