素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 御在所岳登山▲

2023年10月28日 | 私の見た山・登った山

威風堂々とした山容を誇る鈴鹿山脈の盟主 『御在所岳』 を歩いて来ました。

御在所岳(標高 1212m)は鈴鹿山脈の中央部に位置し、花崗岩からなる勇壮な山であります。

ロープウェイとリフトが山頂まで架かり、誰でも簡単に雄大な展望を楽しめる山として楽しまれています。

しかし、登山者から見ると、東面には巨岩が露出する急峻な尾根が幾筋も派生し、藤内壁を代表とする岩壁がそそり立ち、登行意欲をかきたてられる山でもあります。

鈴鹿市内の宿から御在所ロープウェイの湯の山温泉駅を目指す。

どこで道を間違えたか❓ ロープウェイ駅でなく、更に上の登山口の近くにある中道登山口駐車場に着いた。7時 45分。

15分で登山準備を済ませ、8時 出発。

御在所岳山頂を目指すルートは6本あり、その中で奇岩巨岩の見られる中道ルートを選択した。  昨晩はグッスリ休めたので、午前中には下山できるように頑張ろうと決めて入山した。

登山口に向かう鈴鹿スカイラインから目指す御在所岳を見上げる。 高っ❣ ちょっと不安❓

駐車場から6分ほど鈴鹿スカイラインを登ったら、中登山道口に着いた。

花崗岩でできた山であり歩き始めから、それが納得できる登山道を登る。

歩きだして2~30分ほどしたら寝不足は感じないのだけれど、足が酷く重い。         宿では早めに休んだので大丈夫と思ったが、マッサージくらいでは足の疲れは取れなかった。                                                                                                                                                 残念に思ったけど、折角来たので地蔵岩を見て 下山しようと考え、そこまで頑張ることにした。

8時 39分、中登山道の3合目に着いた。                                相変わらず足は重いが、写真は撮りたいので狭い登山道に居ると邪魔をしてしまい、登って来られる登山者の方々に声掛けし、先に登って頂いた。

でもビックリしたことに、後から来た登山者に「湘南ナンバーの方ですか」と声を掛けられ驚いた。同じ駐車場に車を止められたとのこと。                           またその方が、開成町から来たと聞き再度ビックリ。  隣町の方でした。

一緒に登らせて頂いたが、奇岩巨岩が見えだしてきたので先に登って頂いた。

 

御在所ロープウェイの下を通過、8時 50分。                            9時から営業開始なので、動き始めたのだと思った。

9時 06分、おばれ岩を通過。 花崗岩の巨岩で何となく北アルプスの燕岳の雰囲気。

花崗岩の上に木製階段が整備され、青空に向かう。                           歩き始めは階段の1歩 足を上げるのが非常に苦痛であった が、この辺りに来たら余り感じなくなり、何となく足が軽い、行けそうと思えてきた。

階段を登り切ったら展望最高~ッ ロープウェイの白い鉄塔の高さ位まで来た感じ。

9時 25分、五合目通過。

9時 35分、地蔵岩が見えた。 下界の菰野町に、利用してきた新名神高速道路が見える。

最初は、この地蔵岩が見られたら良しとして引き返そうと考えたが、当初よりずっと足が軽くなり山頂を目指す。                                         何て不思議な岩だろう❓ この鈴鹿地方にも地震はあるだろうに。

岩場のピークに立ったと思ったら、その先は長いクサリ場となっており慎重に下る。     下っている時は夢中なので、怖さも高さも気にならないが、下り終わって登り返した所から見ると結構な高さだと思った。

7合目通過、10時 04分。 空が青いのは気分が良い。

山頂近くになってくると、ほとんど岩場の道となり水も浸み込まないのか水気が多くスリップに注意しながら前進。                                             クサリのハシゴが現れ巨岩を越えて行く。

10時 29分、8合目の岩峰通過。

最後の岩峰らしい大岩を崩れないでくれと祈り ながら、巻いて行く。

ロープやクサリを利用して体を引き上げたら、何と平地の様な場所に出た。

直ぐ目の前には富士見岩と標示された展望台があり、何となく御在所岳の征服感高まる。   富士見岩着、10時 50分。  スッキリしている日には富士山が見えるのかも ❓

富士見岩展望台から御在所岳の紅葉と鈴鹿山脈のマッターホルン「鎌ヶ岳(標高 1161m)」を望むことが出来た。

ここからは御在所ロープウェイの山上公園駅は直ぐだが、目的の御在所岳山頂を目指した。

ロープウェイ駅から御在所岳山頂一帯は山上公園で遊歩道が整備され、ノンビリ散策ができる場所であり、今までロープやクサリ、ハシゴで岩にへばり付いて来たことが嘘の様である。

11時 10分、御在所岳(標高 1212m)登頂。 ノンビリ50分ほど山頂付近をブラブラした。

御在所ロープウェイ山上公園駅。

ゴンドラの後ろに見える尾根が中道登山コース、これを頑張って登りました。

ロープウェイの乗車時間は 15分、12時15分に湯の山温泉駅に到着。

湯の山温泉駅から中道登山口駐車場まで徒歩 40分。旧道ですが登り甲斐がありました。

最高の天気で少し紅葉も始まり、諦めずに山頂を踏むことが出来てラッキーでした。

 

 

 

 

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▲ 入道ヶ岳:椿大神社奥宮参拝 ▲

2023年10月25日 | 私の見た山・登った山

伊勢国一の宮:椿大神社の御神体山であります『高山入道ヶ嶽』に鎮座する奥の宮を参拝してきました。

『椿大神社』こちらの読み方なのですが、固有名詞であり難しいんです。

私も間違ってしまいましたが、正式な読み方は『つばきおおかみやしろ』と読むようです。

                          

椿大神社の登山者専用第三駐車場に6時 53分到着。 駐車場の広さにビックリ!

登山準備と長時間運転の疲れがあったので、軽い運動をして7時半、出発。           車道を社殿に向けて進むと第二駐車場から第一駐車場、そこには立派なトイレがありました。                                          参道入り口では巫女さんが朝の準備を進められていました。

とても気軽に挨拶を交わして下さるのに恐縮しました。

早朝の神気につつまれた参道を進み、椿大神社の御神徳は 『みちびきの祖神(おやがみ)さま』 とのことで、道中良い方向にお導き下さいますよう、しっかり本殿で参拝を済ませ、御神体山へ向かいました。

本殿に向かって左手に進みます。                                  椿大神社から奥宮へ向かうコースは3本あり、東側に北尾根コースと中央に井戸谷コース、西側には二本松尾根コースがあり、私は北尾根コースを登り、二本松尾根コースを下るコース取りをしました。

 

椿大神社から6分進んで愛宕社の鳥居前に着きました。7時 56分、通過。

北尾根コースは鳥居をくぐり、樹林に囲まれた中の先の見えない急な石段に、もう息を切らす。

石段を一気に 10分少々で、愛宕社前に登り切った。 参拝をして通過、8時 07分。

登山道は愛宕社のある尾根を進むと、北尾根コースの案内板が見えた。8時 27分。

北尾根コースの四分の一位だろうか     鉄塔の下を通過、8時 47分。                                     今日の天気は安定模様。

入道ヶ岳は標高 906m ですが、直登が4回ほどあり余り強くない私に 寝不足が加わり途中で眠くなったりと、低山といえども大変な思いをしました。

 

9時 06分、ポイント4 通過。                                        登山道の両脇にはアセビの木が群生し、根が飛び出していたりで歩き難い。

北尾根避難小屋着、9時 35分。10分の休憩。                                       避難小屋と言ってもトタンで覆われた簡単な建物で古く、中にはベンチが有るだけ。

更に高度を上げて行くと、益々アセビの群生林の中を進む。

アセビの群生林を抜けたら青空が広がり、ポイント8を10時 57分、 通過。

ポイント9(11時16分、通過)に来たら、正面に「高山入道ヶ嶽」が見えた。            あそこまで頑張ろう! 

好展望の尾根に出た。青空が広がり周りの景色が目に入ると、何故か足取りが軽くなる。   リンドウも迎えてくれた。

ポイント 10 通過、11時 32分。                               北側には中央のピーク『鎌ヶ岳』標高 1161mと右手の丸い稜線を見せる『御在所岳』標高 1212mが目に入った。

南側を望めば、弧を描いた入道ヶ岳山頂、そこには山頂の大鳥居が見える。

伊勢国一の宮 椿大神社の背後に聳え立つ高山入道ヶ嶽は鈴鹿山系の中央に位置し、山頂一帯には巨大な岩石で築かれた『磐座(いわくら)』が点在していました。                    磐座は、わが国古代における祭祀信仰の中心であって、まだ社殿が設けられない時代に神々が降臨された神聖清浄な場所とのことです。

 

入道ヶ岳山頂に向かう前に、先に標高 910mに建つ『奥の宮』 へ参拝に向かった。

奥の宮から北の頭に戻り、入道ヶ岳(標高 906m)山頂の大鳥居に向かう。山頂着、11時 56分。

山頂は広く風が 強い時もあるのですが、この日はとても穏やかで鈴鹿市街を見下ろしながら、ノンビリ 30分の休憩で お弁当にしました。

 

山頂の大鳥居は鎮座地の三重県鈴鹿市と椿大神社の社殿を見下ろしていました。

山頂でゆっくり展望を楽しみ、12時 25分 下山開始。                                鳥居の向く南側の二本松尾根を下る。

ポイント7を 12時 34分 通過。                                      入道ヶ岳山頂近くから東南斜面の海抜7百m付近まで樹齢2~3百年のイヌツゲやアセビを優占種とした常緑広葉樹の低木林が見られ、アセビはおよそ数千本と推定されているようです。

二本松尾根の避難小屋通過、12時55分。                              こちらの避難小屋も北尾根で休憩した避難小屋と同じで、小屋内にはベンチが有るだけです。

二本松尾根を下り切った所に、ポイント 1の標示板がありました。13時34分、通過。

朝の7時 56分に通過した愛宕社鳥居前に無事戻りました。13時 42分。お疲れ様でした。

第三駐車場着、13時 50分。                                        奥宮参拝も無事に済みましたので、着替えてから改めて猿田彦大本宮『椿大神社』へ参拝に向かいました。

 

 

 

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🌋 火山活動により産み出された滝 🌋

2023年10月17日 | 名勝:自然の風景

伊豆半島の歴史は、約 2000万年前にさかのぼります。                            当時の伊豆は、本州からはるか南のかなた約 800Km先の太平洋の海底に沈む火山群でした。   その後、フィリピン海プレートの北上の動きに合わせて本州に接近、衝突。                現在の半島の形になりました。これは約 60万年前の出来事です。

衝突後、20万年前までは半島上のあちらこちらで噴火 が続きました。                天城山や達磨山といった伊豆の大型火山が誕生し、現在の伊豆半島の骨格を形作ったのです。

これら大型火山の活動が終わると、日本には数少ない単成火山群の活動が始まります。           大室山に代表される『伊豆東部火山群』 の誕生です。

また、フィリピン海プレートの動きは、現在も伊豆半島を本州に押し込み続けていて、緩やかな地殻変動が伊豆の大地の多様性を今もなお育み続けています。

                              

そんな火山活動の中から誕生したジオの恵み ❝ 滝 ❞ を2つ ご紹介いたします。                まず最初は、柱状節理の見られる修善寺に近い 旭滝です。

《 旭滝 》

滝というと高さの表示があるのですが、この旭滝 は高さもあるのですが、全長 105mで6段になっているとの表示です。                                      また、この滝は真東を向いていることから、この名がつけられたとのことです。

かつての火山の地下にあったマグマの通り道が地上に姿を現した 「火山の根」 の一部です。  火山の根の側面にあたるこの場所は、横方向からマグマが冷やされたため、横倒しの柱状節理ができました。                                             正面から見ると、まるで人工的に積み上げた石垣の間を水が流れ落ちている様に見えます。

滝の展望台に登ると、石垣の様に見えた岩が柱の様な形をしていることに気が付きます。   この柱の様な岩は、マグマが冷えて固まる時に縮んでできる割れ目『柱状節理』です。

柱状節理 は、マグマが冷えた側から柱が伸びていくという性質があります。

                                    

2つ目の滝は駿東郡長泉町の町中を流れている、黄瀬川にかかる 鮎壺の滝 です。

《鮎壺の滝》

富士溶岩流(三島溶岩)の岸壁に形成された、高さ9m:幅 65m余りの滝です。

およそ10万年前、本州と伊豆との境界付近に富士山 が誕生しました。                      約1万年前に富士山頂付近から新富士火山旧期溶岩流の一つが流出し 『三島溶岩』 と呼ばれており、溶岩の亀裂や隙間は地下水の通り道となり、各地に豊富な湧水をもたらしています。

溶岩の岩質は白色の斜長石が目立つ玄武岩で、滝の上流部では浸食によって生じたポットホール(甌穴:おうけつ)が数多く観察できます。

また、富士山が発した溶岩流は愛鷹山麓に堆積する柔らかい土壌の『愛鷹ローム層』に乗り上げ、南下が止まったとのことです。

滝壺付近がオーバーハングしている原因は、三島溶岩の下にある柔らかな「愛鷹ローム層」が黄瀬川の流れによって浸食されて無くなったからであります。

そんな事で、通常観察困難な溶岩流の断面も見ることが出来るのであります。

滝壺の東側には、直径約1m、高さ約7m 、大人が立てるほどの ❝ 溶岩樹形 ❞(溶岩中に取り込まれ、焼け残った樹木の形をした穴) を見ることが出来ます。

滝の正面に架かる吊り橋からは三島溶岩の断面と、そこを落ちる何本もの滝が作り出す迫力ある景色が楽しめます。

 

 

 

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🌋 南の海からやって来た伊豆半島 🌋

2023年10月15日 | 名勝:自然の風景

伊豆半島はフィリピン海プレートの移動によって、はるか 南の海 から現在の位置に移動してきました。

46 億年前に誕生した地球は、その姿を変え続けてきました。                       大気中に酸素のない時代もありましたし、地球全体が寒く凍りついていた時期もありました。 大陸も初めからあったわけではなく、プレート運動や火山活動によって作られ、場所や形を変え続けています。

多くの旅人が訪れる伊豆半島。                                      実はこの半島そのものも旅人なのです。                                     南の海で誕生した海底火山は、噴火を繰り返しながら 800Kmを越える道のりを 2000万年以上の年月をかけて旅してきました。                                          約 100万年前には、その行く手にあった本州と衝突し、現在の伊豆半島になりました。

伊豆半島の成り立ちは、なが~い  なが~い火山の歴史を経て、海底火山時代の地層や陸上火山時代の地層が見られるのです。

今回は中伊豆を中心に伊豆市、伊豆の国市、長泉町にある、色々な溶岩の上を流れる渓谷や滝を見てきました。                                                    まず、伊豆半島ジオパークミュージアム『ジオリア』で伊豆半島の成り立ちを映像で見たり、川の流れによる地形の変化を探る模型実験 で扇状地や河岸段丘などの作り出される経過を学んできました。

10時半には中伊豆の道の駅『天城越え』に到着。

道の駅で伊豆市のジオガイドさんと合流し、10名ずつの2班に分かれて滑沢渓谷へ向かう。  踊子歩道という川端康成の小説『伊豆の踊子』の舞台となった天城路を歩く「浄蓮の滝」から「湯ヶ野」までの約 18.5Kmのコースの一部を歩きました。

道すがらの各所で、水温が一定の湧水が豊富で、伊豆名産の『わさび畑』 が見られました。

また、踊子歩道の脇で沢山の『ホトトギス』 が目に入り、初めて見たのでビックリしました。

谷を埋め立てた溶岩の上を流れる、この渓谷は岩肌を美しく磨き上げ、夏には清らかな水の流れを、秋には岩肌に映える紅葉を楽しむことができるそうです。

滑沢川の渓流が安山岩(伊豆最大の一枚岩)の間を白布の如く走って流れ、ある時は本流となり、またある時は淀みとなって流れる様は滑沢渓谷ならではの自然美となっています。

滑沢川と本谷川(狩野川源流)が合流する地点には『竜姿の滝』があります。

滑沢火山の溶岩が西からとエサシノ峰火山の溶岩が東側から本谷川へ流れ込み、その岩肌の割れ目が龍のウロコの様に見えるので、『竜姿の滝』と呼ばれているようです。

 

 

 

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▲ 入笠山から大阿原湿原経由山頂駅へ ▲

2023年10月01日 | 名勝:自然の風景

入笠山 (標高 1955m)の山頂は雲に覆われ、❝展望最高 360度の大パノラマ❞ は諦め、風があり 体が冷えるので小休止の後、大阿原(おおあはら)湿原へ向かった。出発、10時 20分。

下り始めて直ぐに見かけた「アキノキリンソウ」と「カワラナデシコ」。               色鮮やかで、どちらにも目を引き付けられました。

さすが人気のある山なので、登山道は極めて明瞭で安心して歩けました。

花の先が尖って船の錨に似ているので、この名があります『ハナイカリ』

順調に下っていたら『仏平峠(標高 1850m)』の看板が見えた。 通過、10時 37分。

綺麗に整備された針葉樹林の中を進む。

樹林帯の中から急に車道と接した明るい広場『首切清水』に出た。

その昔、高遠藩の金奉行が参勤交代で藩主に公金を届けるため高遠を出発、近道を辿って大阿原に出て、この清水に到着。                                          流れる 汗をぬぐい乾いた喉を潤そうと水の流れに首を伸ばしたところ、金を狙って後をつけてきた賊に 首を切られたという伝説の場所のようです。

5分休憩し、10時 45分 大阿原湿原へ向かう。

湿原内に足を踏み入れると元気そうなコケが沢山見られた。

入笠山の南方、標高 1810mの高地に広がる約 12ヘクタールの高層湿原。           観察用の遊歩道(木道)が整備されており、足を濡らさずにノンビリ散策を楽しむことができます。

約3万年前に形成された地質で秩父古生層に属しているのだそうです。

こうした湿原は尾瀬や他の地方の湿原とは若干異なる性質を持ち、南アルプスでは極めて珍しいものとされています。                                              日本の内帯と外帯との接触点であるために、こうした湿原が形作られたと推測されていますが、湿原としては既に乾燥度が高く、老年期時代に入っているため植物層も低木が侵入しており、尾瀬ヶ原湿原などの様に想像される湿原の状態ではないそうです。

大阿原湿原の西側から伊那市に向けて流れ出る『テイ沢』は岩に付着したコケと清流が美しい川で、可憐な花や自然林を体感することができます。                            湿原を周回するため、駐車場・テイ沢分岐を駐車場へ進路をとる。 分岐通過、11時 10分。

ここからは湿原を周回するため南側を進んで大阿原湿原入口に戻る。

途中で美味しそうなキノコを発見。                                  木道から離れていて細かく観察できなかったが、『スギタケ』 のようです。

11時半、車道のある大阿原湿原入口に戻った。

ここからは往路を戻らず、気分を変えて車の来ない車道を八ヶ岳ビューポイント入口まで北上した。

道に面した両側のクマザサや針葉樹林層がとても綺麗でした。

八ヶ岳ビューポイント到着、11時 55分。                                    本来なら目の前に八ヶ岳の峰々がドンと目に飛び込んで来るはずでしたが、残念なことに雲隠れしていました。ベンチが設置されていたので昼食 とした。

今回は周りの山々の景色が全てダメで残念でしたが、八ヶ岳上空の雲が 綺麗だったので撮ってみました。

                                

八ヶ岳ビューポイントからゴンドラ山頂駅に戻りながら見掛けた花々。

ヤマハハコとキキョウ

マツムシソウとノハラアザミ

ワレモコウとエゾリンドウ

13時 20分、無事ゴンドラすずらん山麓駅に戻りました。

 

 

 

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