素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 懐かしの燕岳 ▲

2020年05月29日 | 北アルプス

 

常念山脈北部に位置する燕岳(つばくろだけ)のご案内であります。               2015(H27)年9月の登山時に撮影したものです。                        頂稜部は花崗岩と砂礫からなる白くたおやかな山容で、山頂からのアルペン的な展望は北アルプスの中でも屈指のビューポイントであります

                                                          中房温泉登山口から合戦尾根に取り付き、ダケカンバやナナカマドの中を抜け中間地点にある合戦小屋経由で燕山荘を目指す。                                          このコースは槍ヶ岳へ通じる表銀座コースの起点になっており、また大天井岳(2921m)からは南下する常念山脈の縦走コースにもなっています。

合戦尾根の富士見ベンチを過ぎると登山道脇に花崗岩の大岩が現れ、それを避けるように高度を上げると「合戦小屋まで10分」の標示板が見え、間もなく小屋に到着する。             ここでの休憩では、いつも冷たい大きなスイカを食べるのが楽しみというか、それを目標に頑張って登ってくる人が沢山います。

                                          元気が付いたら燕山荘を目指す。合戦小屋からひと登りすると森林限界を抜け、合戦沢ノ頭に到着。尾根の左手には大天井岳やその奥に槍ヶ岳(3180m)が望め気分が高揚してくる。

                                             燕山荘のある尾根に出る信州側は、ガスが吹き溜まりのようになり視界の悪い時が多い。ただ登山時は空気がヒンヤリしているのは助かる。                                 燕岳テント場から見えたブロッケン。

そんな真っ白なガスの中を必死に登り、尾根に出た時の感動が素晴らしいのです。     ここはご案内した皆様に最高に喜んで頂ける所で、今までの疲れを一瞬に忘れさせてくれます。

                                             西側の雲ノ平方向に右から野口五郎岳、鷲羽岳、双六岳、そして南西方向には槍穂高連峰が大パノラマの展望でカメラを持って走り回ります。

燕岳(2763m)の稜線一帯は花崗岩の王国とも呼ばれ、さまざまな形をした花崗岩の岩塊が点在し、白い砂礫と緑のハイマツ、可憐な高山植物がみられる楽園のようです。                   山荘に荷を置いて燕岳まで30分、ノンビリお花畑を散策。                          燕岳山頂。奥のピークは北燕岳。

                                                山頂から見た燕山荘。

                                          山頂から戻るときに見た、自然にできた花崗岩のオブジェ、イルカ岩と槍ヶ岳。

燕山荘と燕岳。山荘には喫茶サンルームがあり、日の出を見るのは最高です。

                                                 この燕山荘から槍ヶ岳に通じる表銀座コースは北アルプス入門コースとして最適であります。

 

 

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🐦 可愛い すずめ 🐦

2020年05月22日 | 疲れ目を、癒して下さい。

3月2日(月)から全国一斉に休校措置が取られ、やっと最近になり地方の学校では分散登校などで学校が始まりました。                                           3ヵ月近くも外出自粛・自宅待機と律儀な国民性で、お子さんが本当に良く頑張ったと思います。学校でお友達に会えたと喜ぶ姿が、とても微笑ましいですね。

一年生 登校 二人

日本人は90パーセント以上の方が、新型コロナウイルスにまだ感染していないとテレビで知りましたが、夏以降に来ると言われる第2波には充分注意しないといけないですね。

 

家でのんびりテレビを見たり新聞を読んだりしていると、視野の中に動くものを感じ目を向けると素早く姿を消し、少しすると再び訪れる訪問者がいました。             それは可愛い『すずめ』です。

この時期は子育てをしているようなんですね。

最近よく、ベランダの物干し竿に止まっていたりして、カーテンで私たちが気付かないとガラスに体当たりして訪問を知らせたりします。

「よく来たね。」とガラス戸を開けると、危険を感じ直ぐに飛び去ります。

野鳥のせいか、凄く慎重で中々近寄ってはくれません。当然ですね。

食パンを小さく切ってベランダや庭石の上に置き、身を隠すと食べにやって来ます。    地面の上では、両足を揃えてピョンピョンと跳ねながらパンに近寄り、啄みます。

ヒナ鳥に食べさせようと小さな口ばしで、何とか2つをくわえようと頑張る姿は、とても可愛いです。                                                 親鳥は頬がハッキリと黒くなっていますが、ヒナ鳥はまだ薄いのだそうです。

ヒナ鳥は通常充分に飛べない状態で巣立ちするようですが、親鳥は必ず近くで見守っています。 鳴き声は、「チュ」とか「チュン」と聞こえます。

 

 

訪問、ありがとうございます。

 

 

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⛰ 懐かしの立山 ⛰

2020年05月17日 | 日本百名山

 

 

新型コロナウイルスにより外出自粛要請が発出され、5月14日より緊急事態宣言が一部の県で解除されました。                                              これまでの緊急事態宣言の中、3密空間(密集・密閉・密接)でなければ良いかと勝手な判断で登山をされた方がいたようです。長野県では「登山にも来ないで!」と呼び掛けています。  全て自己責任の世界です。

                                           そんな中、何件か登山事故が報道されました。それも救助隊が出たり、ヘリの出動要請もあったようです。                                               今は遭難者や怪我人でも救助する方々は「コロナではないか?」と心配され、アルプスの山小屋もこの時期、休業をされています。                                      せめて外出自粛要請が出ている中、出かけるのであれば帰宅するまで何であれ自分で処理するのが当然だと思います。  

                                           自分は「コロナなんて気にしてない。」と言って外出自粛の中、街をフラフラしている人をテレビで良く見かけます。                                           と言ってもイザ、コロナに罹れば医療(救助)の方々は、どんな人でも分け隔てなく一生懸命、治療に尽力して下さいます。 

                                          そんな事を考えると、やはりルールは守りたいですね。

 

これは2005(H17)年10月に歩いた日本三霊山(富士山・白山)の一つである『立山』をご紹介いたします。                                                   一般に立山というのは、雄山(3003m)・大汝山(3015m)・富士ノ折立(2999m)の3つのピークを合わせた山塊の総称を立山と呼びます。                              中央の山塊が立山で右手が雄山、中央が大汝山、左手が富士ノ折立です。  手前の池はミクリガ池です。

※古いネガフィルムをデジタル化したものであり、多少色が変色しています。

信濃大町駅から扇沢に向かいトロリーバスで黒部ダムへ、ダムの上を歩いて黒部湖ケーブルカー駅からケーブルカーで黒部平へ、次はロープウェイで大観峰(2325m)へ、そこからトロリーバスで室堂ターミナル(2433m)へ。

                                           標高1420mの扇沢駅から約50分ほどで室堂ターミナルへ到着。                           春は広大な雪原、夏は可憐なお花畑、そして秋は草紅葉の美しい草原となります。

室堂ターミナルを出ると目の前に名水百選に選ばれている玉殿湧水があり、名水を補充して東に聳える雄山を目指し、石畳の遊歩道を一の越に向かいます。                           右手に浄土山、左には大きな屏風のように聳える立山。その間の最低鞍部が一の越。    そこには一の越山荘があり、山荘前広場は夏登山者で一杯です。

一の越から立山に向け、ガレ場のきつい登山道に変わります。約1時間頑張ると雄山神社社務所前の広場に出ます。                                            社務所前から、目の前に鳥居と雄山神社本社が見えます。

本社のある山頂からは薬師岳、黒部源流の山々、槍穂高連峰、後立山、剣岳、大日連峰と360度の大パノラマが最高です。

雄山山頂から社務所を見たのが、こちらです。

大汝山方向から見た雄山 

立山の稜線上から箱庭のような室堂平方面を遠望。                        中央の池がミクリガ池、奥のピラミット型に見えるのが中大日岳(2500m)で右手に見えるのが奥大日岳(2605m)です。

室堂ターミナル付近にはミクリガ池や地獄谷など、ノンビリ散策できるハイキングコースが日帰りで楽しめます。

 

 

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⛰ 懐かしの北岳 ⛰

2020年05月15日 | 日本百名山

2020(令和2)年2月5日 横浜に停泊中の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの集団感染が判明して3か月を経過しました。                           5月14日(木)昨日ですが、政府は8都道府県(東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫、北海道)を除く39県を新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言を解除しました。                                                    とは言えども、まだまだ不安が残り多くの方々は人込みは避けるべく外出自粛・自宅待機を余儀なくされています。

そんな事で、私はネガフィルム時代に撮影したものをフィルムスキャナーでデジタル化してみました。                                                 フィルム管理は空気に触れぬよう密閉保管をしていたのですが、中には極端に黄色みがかってしまい残念なものも見受けられました。

現状、春山山行もできず仕方なくデジタル化した山岳風景でも、ご覧ください。

広河原から大樺沢に取り付く。

大樺沢二俣から見上げる北岳バットレス

(上のバットレスですが、先日崩壊があったと報道で知り、現在は違うと思います。)

間ノ岳側から見た北岳。北岳の左手稜線を下った所のピークは甲斐駒ヶ岳(2967m)

北岳山頂にて

アルペンプラザのある広河原駐車場まで車で入り、大樺沢から八本歯のコル経由で北岳山荘に入り、翌日中白根(3055m)から間ノ岳(3189m)まで、ここから戻って北岳(3192m)に登り肩の小屋から白根御池小屋経由で広河原に戻りました。

※現在、一般車は芦安村の駐車場までしか入れません。  1995(平成7)年7月撮影。

 

訪問ありがとうございます。 

 

 

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