素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

◎ 初夏の震生湖 ◎

2019年06月15日 | 名勝:自然の風景

小田急線 の渋沢駅と秦野駅を結んだ線路に沿って秦野市の南側に位置した、長い丘陵地帯が「渋沢丘陵」です。                                                 そこにある 震生湖 を歩いて来ました。

1923年(大正 12年)9月1日の関東大震災で、この付近は幅約 200mにわたって陥没し、市木沢が堰き止められて誕生した湖とのことです。

面積 13,000平方メートル、周囲約 1,000m、水深は平均で 4m、深い所では 10mあると言われています。

日本の湖は、貯水や発電 のための人工湖も多いが、震生湖は自然湖としては、最も新しい湖だそうです。

沢山の太公望が静かな湖畔に座し、釣り糸の先を見つめていました。 静かにお聞きしたらブラックバス が釣れるのだそうです。

また、湖畔の森の中には福寿弁財天様が祀られ、各所に 4月頃はカワセミが子育てをしているので、優しく見守って下さいと標示されていました。

湖畔の売店付近に寺田 寅彦の句碑がありました。                                 東京帝国大学 地震研究所の寺田寅彦が 1930年(昭和 5年)9月に震生湖に 2度調査に訪れ、その際に詠んだ俳句 3句のうちの 1句とのことです。

『山さけて 成しける池や 水すまし』

「大地震で山が割れ、川が堰き止められてできた湖に、今やその時の騒がしさが嘘のように水すましがひっそりと水面に浮かんでいる。」                                   この句碑は、1955年(昭和 30年)9月 1日に建立されました。

天災は起きてから年月が経って、その惨禍を忘れた頃に再び起こるものである。           寺田寅彦の言葉とされる。                                           物理学者で夏目 漱石の門下、筆名は吉村 冬彦。高知県人。著書 ❝天災と国防❞ など                            随筆・俳句に巧みで藪柑子(やぶこうじ)と号し、高知市の邸址に「天災は忘れられたる頃来る。」の碑文があるそうです。

危機管理の上からも脳裏に置きたい言葉です。

 

 

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🌸 秦野戸川公園のアジサイ 🌸

2019年06月14日 | 春景色

神奈川県立 秦野戸川公園 は神奈川県西部の水無川上流に位置する広さ 50.7haの都市公園です。

公園は表丹沢の山々と秦野盆地に囲まれ、公園の中央には丹沢の山すそから流れる水無川が川遊びゾーンになっています。

高さ 35m、長さ 267mの公園のランドマーク『風の吊り橋』でつながれた水無川両岸には「子供の広場」・「バーべキュー場」・「自然観察の森」・「多目的グランド」・「お茶室」などがあり、美しい丹沢の山並みを背景に一日中楽しめます。

6月中旬から 7月中旬には、園内のアジサイが色づき始めて、これからが見頃となり、五千株のアジサイが皆様のお越しをお待ちしております。

 

丹沢讃歌                                               山塊にひそむ雄大なロマン

丹沢を心のふるさととする音楽愛好者らの情熱により誕生した『丹沢讃歌』は昭和 59年に児童文学者の森 一歩氏が作詞、秦野市音楽協会会長の加藤 正二氏が作曲されました。

それ以来、丹沢山開き式や丹沢音楽祭で多くの市民・岳人によって歌い継がれています。

丹沢の鬱蒼と茂る原生林は人々に豊かなを与え、変化に富んだ多くの渓谷は清冽な水を運び、時には荒々しく、時には穏やかに四季折々に表情を変えながら、その山裾に広げています。

 

 

 

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