素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 奥日光:龍頭の滝から高山へ ▲

2022年06月02日 | 国立公園

初夏の花めぐりハイク。

コロナの声を聞くようになって2年以上が経過。                                 最近では『ウィズ・コロナ』が叫ばれるようになり、これは漫然とコロナと共存するということではなく、感染対策を適切に講じつつ、社会経済活動もしっかりと進めていくことをいうようです。

これまでは個々で歩くことは実践して来ましたが、久し振りに仲間の皆さんと奥日光を歩いてきました。

本当に久し振りで沢山の方々の参加があり、今回大型バスで現地に向かいました。

コロナ禍で毎日の生活様式が大きく変わり、バス内もマスク着用、大きな声でのおしゃべりや飲食の禁止、換気の実施、乗降口での手の消毒など感染防止対策万全で進めました。

ドライバーさんにお聞きしたら、少しづつですが修学旅行が動き出してきましたとのお話で、途中のサービスエリアでは子供達を載せた5台の観光バスを見掛けました。              でも、走行中に観光バスを見掛けることは、まだまだ少ないです。

いろは坂を登ると、そこは山、川、滝、湖、湿原など、豊かな自然が広がる奥日光。

周囲の山々の火山活動と川の流れによって、その地形はまるで三段のひな壇のようになっています。一段目には中禅寺湖、二段目に戦場ヶ原と小田代原、そして三段目には湯ノ湖があります。この標高差が多彩な動植物を育む自然環境を作り出しています。

奥日光は、今からおよそ1200年前に勝道上人という僧が日光の山々を開山したことから始まり、昭和9年には日本を代表する自然の風景地を保護し利用の促進を図る目的で、日光国立公園に指定されました。

 

龍頭滝下駐車場で下車し、龍頭ノ滝を目指す。10時 40分。

龍頭ノ滝の落ち口を眺め、滝に沿って滝上に登る。

龍頭ノ滝通過、11時丁度。                                華厳ノ滝、湯滝と共に奥日光三名瀑の一つで、男体山の噴火による溶岩の上を長さ約 210m、高低差約 60mにわたって流れ落ちています。                         滝の名前の由来は、滝を正面から見た姿を竜の頭に見立てたとも、二手の流れをヒゲに見立てたともいわれています。                                           春にはツツジ、秋には紅葉が素晴らしいです。

滝上(標高 1350m)に出て国道120号線の橋から見下ろす。その先に中禅寺湖が見えました。

120号線を横断して橋の上からの上流の景色。

国道120号線を下る形で西に向け橋を渡ると、直ぐ右手に高山登山口があります。

直ぐ山道となり、1506m峰の北面を巻いて行く。

前を歩く人がコケリンドウを発見、直ぐに後ろまで伝わる。                  苔のように小さいリンドウの仲間、先が少し反り返った花の直径は1~1.5cmほどです。

奥日光の山々は、今が若葉萌ゆる新緑がとても綺麗で歩いていて気持ち良い。

高度を上げてくるとシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が迎えてくれた。

尾根上に出て、ダケカンバが混生する亜高山性の常緑針葉樹の尾根を登り、アズマシャクナゲが茂る1565m峰を越えて行く。

陽光を浴びるシロヤシオの若葉が綺麗だ。

ダケカンバに双子の松ぼっくりを載せてみた。

最後尾で遊んでいたら、先頭は高山 (標高 1668m)に到着していた。13時 05分。

山頂は樹林に囲まれた広場で、奥日光の手軽な登山コースとしては人が少なく、とても静かです。分散して遅くなった昼食と休憩をとる。

 

     ※ 次は高山から千手ヶ浜に下ります。

 

 

     ※ ご覧頂き、ありがとうございます。


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