第64回NHK杯全国高校放送コンテスト東京都大会決勝が行われました。
2部門3作品が決勝に進みました。結果です。
ラジオドキュメント部門「あいうえの」→第4位(全国)
テレビドキュメント部門「鉄分女子」→第2位(全国)
テレビドキュメント部門「上野桜守」→第3位(同一部門1校1作品のため奨励賞)
以上となり、2部門ともに来月行われる全国大会への出場を決めました。ここに至るまで、制作責任者の部員はもちろんのこと、(2・3年の)すべての部員が大なり小なり関与し、関係ないと思う者は誰もいないという状態でこの順位と結果というのが何よりのものです。
「あいうえの」・・・子供たちのミュージアムデビューを応援するプロジェクトを高校生の視点から紹介したラジオドキュメンタリー作品です。制作責任者の2年U君が一時ブルーになる程、詰め込んでやっておりました。
「鉄分女子」・・・岩倉ならではのテレビドキュメンタリー作品だと思います。3年Tさんがいて、同じくA部長が入れ込んでやってくれたからこその評価だと思います。
「上野桜守」・・・上野の桜を守る桜守(さくらもり)の会をT副部長がひたすら粘り強く取材し、丁寧に手がけておりました。同一部門の規定があるため全国には行けません。そのことを思うと、とても申し訳ないなと感じます。さらにそのことを表に出さないTさんは、顧問よりはるかに大人です。
賞状もたくさんいただきました。すぐに次のステージがやってきますが、今日くらいは喜びましょう。
昨年の今日を振り返ると、ラジオドキュメント部門「それでも僕は遠くない」で決勝には進出したものの、あと一歩で全国には行けませんでした。あの時を経験しているから、現3年生は頑張ったのだと思います。その点で、昨年の3年生には感謝しなければなりません。色々なことにチャレンジしてくれていた彼ら彼女らの努力の痕跡はこんな形で実を結んだのだと確信しています。