飛行機雲を見ました。恐らく明日から天気が崩れるのでしょう。
飛行機雲が見えた翌日は傘の出番という話は、よく知られたものです。低気圧が接近する前は空の高い所から段々と湿度が上がっていくのですが、湿度が高くなると飛行機雲がなかなか消えなくなり、このように長く、そして太い飛行機雲になります。
青い空に飛行機雲はとても美しいのですが、翌日は雨という知らせ。物事の二面性の不思議です。
飛行機雲を見ると、ユーミン[荒井由実・松任谷由実]の「ひこうき雲」のイントロのピアノ音が頭の中を廻ります。澄み切った青空をイメージさせる本当に美しい曲なのに、歌詞は明らかに誰かの「死」を歌っています。
部員たちの作品作りの様子を見ている中で、一生懸命やっている部員が少しずつ少しずつ色々な解釈で思い入れを持ち始めています。わかりやすく伝わりやすくということはとても大切なことなのでしょうが、一方で実はこんな「想い」もありますということがあってもいいのかなとも時に思います。