おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(9月2日)は、株式会社大和書房 編集部の高橋さんからメールで『感情を整えるアドラーの教え』(1,400円+税)2,000部重版(5刷 累計1万6,000部)のご連絡が入りました。
4月発刊のこの本、早くも5刷です。
高橋さんは、「ゆっくりですが、着実に伸びていると感じています」とも書いていてくださっていました。
さて、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学によるカウンセリングを学ぶ人たちが増えていて、それだけでなくその後も研鑽を積み重ねている方々がたくさんいます。
中には、仲間を募って自主的な勉強会を組織する人たちがいます。
9月24日(土)の午前中には、自主勉強会の方々にヒューマン・ギルドの研修室をお貸しします。
ところで最近、 アドラー・カウンセラー養成講座 を修了後、その後もカウンセリングの技量を高めたい人たちが多くなって カウンセリング演習 の講座は、20人以上の参加者が集まります。
何よりもの懸念は、このところずっと「アドラー・カウンセラー」認定実技試験にチャレンジする人たちが続いて、演習の機会が乏しくなっていることを懸念しておりました。
そのため、土日、祝日の講座は増やせませんが、年内に次のとおり平日開催の カウンセリング演習 の講座を開くことにしました。
平日コース:10/20(木)、11/25(金)、12/15(木)それぞれ13:30~16:30
ここでチャレンジすることもできます。こちらにもご参加のほどお勧めします。
ただ、私はプロを志す人にはかなり厳しいです。
9月2日配信のメルマガにこんなことを書きました。
「アドラー心理学を学んでいますよ」と語る人なら、この秋こそアルフレッド・アドラーの次の4冊の本は是非読んでほしいと願っています。
私は時々こんなことを言いたくなります。
「フロイトを学ぶ人がフロイディアン、ユング派の人がユンギアン、アドラー派を名乗る人はアドレリアン。
フロイディアンとしてフロイトの本、ユンギアンとしてユングの本を読んでおくのは、ごく当たり前です。
その心理学の創始者の本を読んでいない人がその学派に属する人として信頼されないと同様に、アドレリアンを自称しながらアドラーの本を読んでいない人は経歴詐称に等しい」
ちょっと厳しすぎましたかね。ただ、これは私の本心です。
せっかくアドラー心理学を学んでいるなら、この秋こそアドラーの原著を、次の4冊は読みこなしていただきたいです。
『人生の意味の心理学 上下』(アルテ、各1,800円+税)
『個人心理学講義』(アルテ、1,800円+税)
『生きる意味を求めて』(アルテ、2,000円+税)
◆今後、アドラー心理学のカウンセラーを志す方は こちら をご覧ください。
<お目休めコーナー> 9月の花(3)
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