井内利彰

競馬に携わってます

ぴったりマーク

2010-07-02 | Weblog
「ゲートから出すので時計とってもらえますか?」

いつも安田隆行調教師には金曜に週末出走馬のジャッジを聞くのですが、その時にアルゴリズムのゲートからの時計をお願いされました。

そんなこともあり、アルゴリズムが馬場入りする時からずっと視線を送り、坂路でのキャンターもしっかり見て、その後のゲート入りまで見守ってストップウオッチを押しました。

出は少し遅かったんですが、ハミをかけてからの一瞬の加速力はさすが。やりすぎると困ると判断した乗り手が無理しなかったため、1F18秒程度の時計にならないゲートでしたが、すごく魅力を感じる調教でしたね。

師とふたりで馬場から上がってくるアルゴリズムを待っていると帰還する芦毛。
騎乗していた安田景一郎助手に「どうでした?」と聞いた師の言葉に「出は遅いけど、二の脚がすごいです」と返答する助手。

この言葉を聞いて軽くガッツポーズは師。
馬体も素晴らしく、文句のつけようがない順調な調整ぶりです。

このライバルになるはずのエイシンモンジューは今週の追い切りは手控え。
「先週までしっかりやっていたので」とは西園師ですが、使う前の週に速いところをやらないのは少々疑問。
もちろん坂路やDPで軽いところは乗っているので、悪いところがあるというわけではないのですが…。

ちなみにエイシンモンジューには武豊騎手が騎乗予定でしたが、復帰延期で岩田康誠騎手になりました。

現状ではどちらに軍配?と聞かれれば、即答になってしまいます。

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