井内利彰

競馬に携わってます

阪神芝1800速報

2010-07-11 | Weblog
断然人気の支持を受けたアルゴリズム。
パドックの気配を見ても「勝てるかな」という雰囲気でした。

しかし実際にレースが始まると全く見せ場のないまま終わってしまいました。

引き上げてきた各馬のジョッキーがみんな真っ黒な顔をしていたので、相当馬場が緩かったことが想像できましたが、敗因はそれだけではないようです。

「福永君に聞くと走りが調教の時と全然違うみたいです。右左に馬がいると突っ張る感じで前に進まないみたいで」と敗因を説明してくれた安田隆調教師も困惑気味。
これには僕も「競馬慣れを期待するしかないですね」と返すのがやっとでした。

対照的にゴール前、もう少し捌けていたらという競馬をしたのがダンテスク。
雨の中、ゲートまで駆けつけていた野口助手が検量前に引き上げてきた時にはズブ濡れでしたが「上出来、上出来」と笑顔。

パドックでも入れ込むどころか、抜群の気配で周回していただけに、当日輸送も全く問題ないということでしょう。
こちらは次が楽しみな一戦になりました。

あと気になったのはソーラーセイル。
パドックでの周回は全くやる気のない感じでしたが、ジョッキーが跨ると気合乗りが一変。
そのあたりが競馬で好走できた要因かも知れませんね。
追い切りであまりに動かなかっただけに、実戦?でしたが、こちらも次が楽しみですね。

それにしても阪神、福島ともに芝1800mで勝った馬はどちらもCWで好時計を出していました。
坂路で好時計を出すだけでは駄目なんでしょうか。

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