TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

滋味な建築都市の設計に取組んでいます

【熊本大地震】渋谷製作所(熊本市)さん

2016-04-19 15:14:56 | *上山の家
(5月10日追記)
熊本の渋谷製作所、渋谷社長からご連絡いただきました!
工場も復旧中で震災二日目から営業を開始しているとのことでした。
微力ながら、お仕事を通じて、応援させていただきます!





熊本大地震で甚大な被害がおこっています。
被災地の皆さまには、お見舞い申し上げます。

上山の家の南面外壁に使用した塗り壁「エクセルホワイト」は、熊本市の『渋谷製作所』さまから特別にご協賛いただいた製品です。

エクセルホワイトは、羽入の家ではじめてつかって以来、採用させていただいております。
下地を選ばないことや、木造でも割れにくい特性など、優れた材料です。

きょう渋谷製作所(熊本市)さんと連絡がつきました。
(同じ苗字の会社ということで、他人事とは思えないほど心配しております。)

幸い命は助かったものの、家屋や工場はすべて倒壊してしまったとのことでした。
車中泊が続き、社長も体調を崩しているとの奥様のお話でした。たいへん心配です。

井戸水があるのでお水は大丈夫、電気も復旧しているとのことでした。
なにか必要なものをお送りしようかとお話したところ、個人向けの宅急便などの郵送手段はすべて止まっている状態で荷物は届かないそうです。
高速道路が崩壊した場所から直線距離で5、600mしか離れていない場所とのこと。
まさに震源地直下での大きな被害だったようです。

いまは一日も早く工場を復旧させて、仕事を再開したいとのことでした。
私も微力ながら、仕事を通じてすこしでもご支援をしたいと思っております。
とりいそぎ、ご報告いたします。

渋谷製作所
http://sshibuya.jp/work.htm
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【上山の家】オープンハウスのご案内

2016-03-25 11:55:54 | *上山の家
【3/31追記】2日(土)、3日(日)の見学会の受付は終了いたしました。たくさんのお申込ありがとうございます。
お申込いただいた方でもし連絡がまだ届いていない方がいらっしゃいましたら、下記URLのお問合せフォームよりお問合せ下さい。
http://www.alds.jp/#contact


上山の家オープンハウス(見学会)のお知らせ


山形県上山市にて築150 年の古民家と土蔵の全面改修に取組みました。
このたび、クライアントのご厚意により、下記の通りオープンハウス(見学会)を開催いたします。
古民家の超断熱超気密改修に挑戦した明るく開放的な新しい雪国の住まいです。

2016 年4月2 日(土),3 日(日)10:00 〜 16:00 (予約申込制)
住所:山形県上山市(個人宅のため詳細はお問合せください)
設計監理:渋谷達郎+アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所
施工:高橋工務店(天童市)
見学会共催:やまがた自然エネルギーネットワーク

※個人宅のため、ご予約制とさせていただきます。ご希望の方は、お名前・ご住所・連絡先電話番号・訪問希望日時(1 時間を目安に複数)、人数を明記の上、下記までお早めに申込みをお願いいたします。
※駐車場が限られます。相乗りにご協力ください。
※JR かみのやま温泉駅から車で15 分ほどの場所です。

申込先 担当:渋谷
Mail: tatsuro.shibuya@alds.jp
Tel: 023-665-5386


『大改造!!劇的ビフォーアフター(ABC朝日放送)』案件
2016年3月20日放送 2時間SP
「雪かきしながらトイレに行く家」
http://asahi.co.jp/beforeafter/d00171flam.html

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【上山の家】給湯機能付き薪ストーブ

2016-03-22 14:49:05 | *上山の家
土間に設置した薪ストーブについて、お問合せを頂いております。ありがとうございます。
今回設置したのは、給湯機能付き薪ストーブで「オーロラアクア(TOSHIN)」という製品です。
http://www.yume-h.com/stove/a_aqua.php

ペレットマンさんに設置いただきました。
http://www.pelletman.jp
なぜかリンクが貼れない。。。


本体の他に、給排水設備と循環ポンプを動かす電源が必要になります。当然のことですが、薪ストーブをつけないと床暖も効きません。
また、建築本体の断熱などの基本性能を高くしてあげることで、効果も高くなります。
などなど、一般的な薪ストーブとは違うところもあるので、設置にあたっては、十分なご検討をお勧めいたします。


上山の家の母屋は、超断熱超気密仕様のため、薪ストーブをちょっと燃やすだけで、部屋全体を温めることができます。非常に燃費のよい住まいになっています。
暖房が強すぎて部屋が熱くなりすぎることを、オーバーヒートとよびますが、上山の家の給湯床暖は、直接的な暖房よりもオーバーヒート対策のために設置しています。

これは体感していただかないとわかりにくいのですが、上山の家では、わずかな熱で室内が暖まってしまいます。
建物の基本性能が高い場合、従来の建物とは住まい方の概念自体がまったく違うものとして考える必要があります。(とはいえ、上山の家の断熱仕様もいずれ一般化すると思いますが。。)
つまり、どうやって温めるかということではなく、どうやって建築内の熱的バランスをデザインするかという視点での設計が必要になります。
一方で、薪ストーブの炎のゆらめきや温かな輻射は、日常生活を豊かにしてくれるので、どうしても生活に取入れたい。という要望もあります。

そこで、室内がオーバーヒートしないように、薪ストーブの熱を分散して基礎のコンクリート躯体や高畠石に蓄熱させています。
土間の床暖は、熱を蓄えておく場所、いわゆる熱的なバックアップとして用意しています。

熱容量の大きい基礎コンクリートや高畠石に熱を逃がして蓄熱させることで、建物全体の熱的な変動を均衡するような仕掛けとして機能しています。
雪国では一般的な「風除室」がこの家に存在しないのは、土間全体が「風除室」のように機能する空間だからです。


サーモカメラで見た土間の床暖房の様子
http://blog.goo.ne.jp/hyakuca/e/22accd7471d23fd0c49ab32edb6552f2
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大改造!!劇的ビフォーアフター

2016-03-06 23:04:31 | *上山の家
『大改造!!劇的ビフォーアフター』(ABC朝日放送)にて山形初の匠案件として放送されます。
http://asahi.co.jp/beforeafter/

2016年3月20日 よる6時57分放送
2時間SP「雪かきしながらトイレに行く家」

築150年以上、様々な問題を抱えた「雪かきしながらトイレに行く家」を劇的に大改造!
15mほど離れた外の納屋にしかない汲み取り式のトイレ、玄関の鍵が外からかからない…
問題山積みの家はどう生まれ変わるのか!?



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ビフォーアフター(ABC朝日放送)にて放送されます

2016-02-29 06:52:55 | *上山の家
劇的ビフォーアフター
山形県上山市で取組んでいる「上山の家」、放送日が3月20日(日)に決まりました。
2時間枠での放送になるようです。

地域の材料を使って地域の技術で建築する。かつては当たり前のことが、現代では特殊なことになっています。
建築というものづくりの世界をもっと身近に感じてもらえたら、建築家という職能を地方でも身近にしたい、そんな思いで協力することにしました。これまで取り組んできた様々な地域活動の延長線上に今回の案件もあります。
雪国の厳しさを豊かさに変えるような超断熱超気密の住宅改修です。

実現にあたっては、まる一年がかりでたくさんの方にご協力いただきました。
本当にありがとうございました!! 

山形で番組初案件ということもあり、設計に加えて、施工チームもオール山形体制で臨みました。
施工は、断熱気密にこだわって施工している高橋工務店さんにお願いいたしました。
高性能住宅に関する普及啓蒙活動事業などに長年取組んでいる新住協(新木造住宅技術研究協議会)にも所属されておられます。

山形には、国内でもトップクラスの照明器具や外装材のメーカーさんがあります。
さらに、日本一の表具師さんをはじめ、鉄工所、建具屋さんなど、優れた技能をもつ若い職人さんもたくさんおられます。そんな素晴らしい職人さん達とお仕事をさせていただきました。
番組の都合上、たった2時間に編集されてしまうのが残念でなりません。。

せっかくの機会なので、放送後、3月末か4月頭の土日に、実際に実物を見ていただけるようなオープンハウス(見学会)を予定したいと考えております。
近くなりましたら、改めてご案内いたします。

サーモグラフィでみる改修後の超断熱超気密仕様。

土間28.3℃


天井表面26.7℃


壁表面26.6℃


床表面21.7℃

外気温約5℃
薪ストーブ一台でこの暖かさ。温度ムラもほとんどありません。
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地方で社会とかかわり続けるということ

2016-02-27 01:53:09 | 辛口な月評

地方で何かをやること。それってむちゃむちゃめんどうくさい。「面白いね〜、できたらいいね〜。」という反応は有るけれど、実際に動こうとしない人たちが少なくない。何か新しいことをやろうとすると、所詮、口で言ってるだけ、と言われる。


だから絶対に実現してやろうと思った。しかも、失敗したら、「それ見たことか」といわれるのが見えているので、絶対に失敗できない。思いつきを単なる企画で終わらせずに意地でも完遂してやる!その意気込みで臨んだ。


もう本当にドブ板ですよ。結果、赤字はこかなかったけれど、最初にかかる費用はすべて自腹だったし、そんなのやってる最中は表立ってはいえなかった。地方には地方のルールがあって、それを一気に飛び越えれても長続きはできない。ひとつひとつ、地道に丁寧に地域に人を巻き込んでいく。


地方で生きるとはそういうこと。逃げないこと。
それをわかった風な口調で、あたかも評論家じみた言い方で軽はずみに否定されるのは、心外以外のなにものでもない。

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住宅省エネルギー設計技術者講習を修了いたしました

2016-02-11 18:58:35 | *上山の家
このほど、断熱や気密といった建築の基本性能を上げるための設計に関する講習を受講し、「住宅省エネルギー設計技術者講習」を修了いたしました。

上山の家は、断熱や気密にこだわった改修を行っております。
基礎断熱60mm、壁断熱225mm(充填120mm+付加105mm)、屋根断熱210mm(105mm+105mm)は、山形という雪国において、必要十分な性能を確保することができます。

住宅の性能が高くなる=住まいの燃費がよくなることなので、おのずと光熱費を削減することができます。

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日本一の表具師

2016-01-27 23:27:15 | *上山の家
現場もついに雪が降りました。


表具師さんときいて、どんな職能かわかる世代です。。

障子や襖紙の貼り替え、屏風や掛け軸など、室内装飾全般のことを表具といい、その道の専門家のことを表具師と呼びます。

私の幼馴染に、表具の技を競う技能コンクールで日本一になった、そんな凄腕の職人さんがいます。
今回、縁あって、というか、ほんとうに幸運なことに、古い襖紙の貼り替えをお願いできることになりました。



せっかくの機会なので、作業場にお邪魔してきました。
幼馴染とはいえ、仕事場では凛とした空気を感じます。

昔からの方法を駆使して昔からの材料や最新の材料を貼る技術。よい仕事。

新建材の普及や工期、コストなどの制約から、ホンモノを目にする機会がすくなくなっています。
ただ、そんな中でも技術を受け継いでいる若い世代がいる。とっても素晴らしいことだと思います。
そんな職人さんと仕事ができることを嬉しく思います。地方だからできることだと思います。
設計に携わる者のひとりとして、こうした技を発揮できるような建築の機会を、すこしでも多くつくっていきたい。そんな設計をしたいものだと、心から思います。



下地に貼られた昔の書損じの紙は、いま見てもかっこいい。
実際には見えなくなるのが、もったいない。墨で書かれているので、これ自体が防虫効果を持つそうです。
いまどきは、この書損じに似せたようなデザインの襖紙もあるんだそうな…(プリントなので、もちろん防虫効果はないそうです。)
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1月26日(火)のつぶやき

2016-01-27 01:59:04 | 日々のくらし
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1月4日(月)のつぶやき

2016-01-05 01:52:15 | 日々のくらし

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。山形にUターンして丸一年。それぞれの環境に即した方法で、雪国特有の厳しさを豊かさにかえる、そんな建築や都市の設計に、引き続き、地道に取組んで参ります。 pic.twitter.com/Y0INJaXoqa


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