ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

鮎漁解禁 闘龍灘の水神社で川開き神事

2024年05月02日 05時15分47秒 | Weblog
 

 

 5月1日(水)、加東市上滝野の名勝闘龍灘に面した闘龍すくえあの一角にある水神社で、加古川川開き神事が行われました。毎年5月1日に行われ、全国で一番早い鮎漁の解禁で知られていましたが、今は全国で2番目になっています。ここより早く解禁した所が現れたために2番目になりました。
 神事は地元の春日神社の長谷川禰宜により齋行され、この一年の水の安全と豊漁を祈願しました。これは、加東市観光協会の主催で行われ、来賓として、行政関係者や地元地区代表、観光ボランティア代表らが玉串を捧げ、そのあと、稚鮎を放流しました。
 岩場には、雨により少し増水した加古川の流れに竿をさす釣り人の姿があり、さっそく元気な鮎を釣り上げていました。また、岸から岩場には鮎のぼりが空中を泳ぎ、中に鯉も鰻もいて、まさに鯉に鮎に,鰻の三昇りで上昇気運満点でした。
 闘龍灘では、伝統の筧漁が行われてきました。筧(樋)で滝の水を岩場に引いて、鮎の飛ぶ習性を利用して鮎をとる漁です。 澤野観光協会会長は、挨拶の中で天然鮎が遡上する日をぜひ実現したいと話されました。3日には、鮎まつりが行われます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする