ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

のぞきこむ生命の神秘-庭のセミの抜け殻に孫の虫眼鏡

2021年07月27日 05時48分56秒 | Weblog
 

 夏真っ盛りの日が続いています。木々が茂る我が家の庭は朝からクマゼミの鳴き声が渦巻き、何か特殊な周波数の音に包まれたエリアと化します。毎日、無数の幼虫が地中から這い出て木や草などによじ登り羽化していきます。
 やってきたもうすぐ3歳になる孫は、生きて鳴くクマゼミはまだ恐い存在で、小さなチーチーゼミでも動くのは敬遠の対象です。興味の矛先は抜け殻と地面に点々と開いた穴、そして、ダンゴムシです。虫メガネを片手にそうした対象を覗き込みます。庭のエビネランの花のあとの茎の先で羽化した抜け殻を見つけてじっとのぞきこんでいました。観察し終えると、その手でつかんで虫かごに入れ、満足そうな笑顔で今度は虫かごをのぞきこんでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする