気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「二文字搔上灰」の灰形と神無月のしつらえ

2016-10-05 12:05:01 | しつらえ
台風18号が日本海を進み、日本海側に上陸するという
前例(4例のみ)の少ないコースをたどりそう。
ほんとうに何もないように!

ここ奈良も夕方には風雨が強くなると予想されており、
昼前には風と共に雨が。
昨日は、神無月最初の自宅稽古日、
前もって神無月のしつらえをしておけばよかったのですが
いろいろ用事が立て込んでおりました故(言い訳ばかり)
当日の朝になり、大慌てで準備にかかりました。
床のしつらえで、収穫の秋ですから

お軸は今年も、扇面画賛で『寿楽』と稲穂
東大寺二百三世別当 狭川明俊大僧正(明治24年生まれ)

そして『栗香合』を

竹組籠花入れに、吾亦紅、水引、紫式部、杜鵑と木槿、
軸と合わせ、ススキを採りに行きたかったのですが・・
10分の時間の余裕もなかったのです。

中置のお稽古をさせて頂きますので、
苦労しましたが、これだけは済ませておりました。
土風炉に「二文字搔上灰」の灰形
木火土金水で五行になりますね。

お見せするには、少しはずかいのですが・・・
七本の筋は、流水に見えますでしょうか?

墨を熾し、湯を沸かせますと、
五行棚に、『徳風棗』を置き釜を掛け
 
準備完了、早く着物を着なければ。
ふと、稽古場を見ると『簀戸』にしたまま
障子に替えないと、もう時間的に無理です。
すみません・・・・・、
このままで、お稽古をさせて頂きました。

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