気軽に茶道をしてます。

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お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

第69回正倉院展の前に予習が

2017-10-20 08:13:59 | 日記
今朝も雨は降ったり止んだり、太陽さんのお顔も期待薄、
ここ一週間以上日光不足が続いており、太陽光発電も

庭の野菜達も当然生育が悪く、スムージー用にするのも
ためらうほど。でも仕方がないので採りに降りると、
野菜から一斉に虫が飛び立ち、穴だらけの葉さえも。
相方のブツブツと言う声が聞こえてきそうで少しだけ、
でもちゃんと、お相手はしておりますよ。

というのも相方と一緒に昼から奈良県立美術館で開催中
特別展「没後40年 幻の画家 不染鉄展」に(後日紹介予定)
ほのぼのとした懐かしい気分に浸ることができ、辞すると
西側の県立文化会館の展示室へ向う人が見えました。

入口へ向かうと望むと、家々の間から大仏殿の鴟尾が、
こんなに近く見え、若草山と遺跡発掘中の会館跡も
 
そして南には興福寺の五重塔や紅葉の色づきも。
 
文化会館の展示室では「アトリエ505作品展」と「文化祭」が
催され、文化祭の一つの展示に目が・・・
「正倉院はシルクロードの終着駅」と題された展示が

10月28日から始まる「第59回正倉院展」で展示される作品が
 
紹介されており、写真があまりにもきれいで眺めていると
担当者から、”パンフレットの「羊木臈纈屏風」には、
樹木に遊ぶ2匹の猿と、鹿が見えますか”と
”写真があまりにもきれいだったから”っと問いますと
”絵葉書からで宮内庁正倉院事務所に許可を得ております”
大変なんですね。(写真をクリックすると説明文も)
・羊木臈纈屏風(ろうけちのびょうぶ ひつじき)
羊木臈纈屏風
・漆胡瓶(しっこへい)、巻胎技法で、木製で鹿‣鳥‣草花模様
漆胡瓶(しっこへい)
・瑠璃坏 金属の足に注目、コバルト発色
瑠璃坏(るりのつき)
・碧地金銀絵箱 モダンな色使い
蓋表
       碧地金銀絵箱(へきじきんぎんえのはこ)

・円鏡平螺鈿背 四羽の向かい合った鳥
円鏡平螺鈿背(えんきょうへいらでんはい)
・螺鈿紫檀五弦琵琶 インド起源の琵琶で世界でただ一つ
螺鈿紫檀五弦琵琶
・漆金薄絵盤 丹や朱で煌びやかな獣や獅子
漆金薄絵盤
・伎楽面木彫 752年大仏開眼絵で使用、悪役 
伎楽面木彫
・緑瑠璃十二曲長杯、兎やチュ―リップが中国写し
 緑瑠璃十二曲長杯
・撥鏤(バチル)の彫り方、ものさし
撥鏤(バチル)の彫り方
・花氈(かせん)第21号、フェルト 
花氈(かせん)第21号
・紅牙撥鏤尺 象牙を染めた一尺のものさし、
紅牙撥鏤尺

でも私が撮った写真は暗くてすみません。
ここで予習を済ませられますよ。
10月28日が待ち遠しいですね。

追加)20日6時半
・金銅水瓶、異国情緒溢れる
金銅水瓶
・東大寺開田地図
東大寺開田地図
・漆槽箜篌
 漆槽箜篌模造
・槃龍背八角鏡
槃龍背八角鏡
・最勝王経帙、インド発祥の空想上の鳥・迦陵頻伽
最勝王経帙

合わせて58件の宝物が出陳されます。

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