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10日 岸田文雄首相「日本は米国とともに」 日米首脳会談、安保・先端技術で連携 共同会見で

2024-04-11 08:12:56 | 米国(バイデン)関連
10日(日本時間10日深夜)岸田首相は、「米ワシントンのホワイトハウスでバイデン大統領と会談した」事が報じられました。
握手する両首脳(ネットから)、これが無いと落ち着きません

訪米前に「自衛隊と在日米軍の指揮系統を相互に強化する構想」が出ていた様に、東アジアにおける日米の軍事力強化(自衛隊も鉾の役割を担う)を狙うのでしょうが、「米国の言いなりになる気配無きにしも非ず」で心配もあります。在日米軍の日本における地位協定が「占領軍並」なのは何度も伝えられている所ですが、揉めるほどの議論がなされた経緯は無いようです。
他の諸問題は「口約束で米国にとっては重い事案は無さそうです」。
「もしトラ」が懸念される中、24年大統領選の結果を踏まえ、何かが変わるかも知れません。
微妙なタイミングの訪米になりそうです。

写真:解説は有りませんが握手する両首脳

産経新聞:
【ワシントン=永原慎吾】岸田文雄首相は10日午前(日本時間10日深夜)、米ワシントンのホワイトハウスでバイデン大統領と会談した。首相は会談後の共同記者会見で「今こそ日米がグローバルパートナーとして真価を発揮すべきだ。日本は常に米国とともにある」とバイデン氏に伝えたことを明らかにした。両首脳は、中国やロシアなどの動向で国際秩序が脅かされる中、日米両国が安全保障や先端技術などの分野で連携して取り組むことを盛り込んだ共同声明を発表した。
両首脳は、中露が試みる力や威圧による一方的な現状変更は世界のどこであっても許容できず、同盟国・同志国とともに毅然として対応していくことを確認した。中国を巡る諸課題には引き続き日米が緊密に連携することでも一致した。
中国の習近平政権が台湾統一に向けて武力行使を排除しない姿勢を示していることを受け、「台湾海峡の平和と安定を維持する重要性」を改めて表明し、両岸問題の平和的解決を促す考えも確認した。北朝鮮による日本人拉致問題に関しては、バイデン氏が即時解決に向けた支持を表明。バイデン氏は首相が意欲を示す金正恩朝鮮労働党総書記との日朝首脳会談について「対話を模索することはよいことだ」と語った。
また、首相は米英豪3カ国の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)に将来日本が正式に加入する可能性を記者団に問われ、「わが国は地域の平和と安定に資することからオーカスの取り組みを一貫して支持している」としながらも「わが国とオーカスとの協力関係で何か決まったものはない」と述べるにとどめた。
このほか、両首脳は米国が主導する国際月探査「アルテミス計画」を巡り、日本人宇宙飛行士に2回の月面着陸機会を提供する方針も確認した。
一方、首相は会見で、日本製鉄による米鋼鉄大手USスチールの買収に関し「日米両国にとって良い話し合いになることを期待している。法に基づき、適切に手続きが進められると期待している」と語った。
(引用終わり)
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