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都合のいい時だけ

2017-12-06 | スポーツ

 日馬富士の事件は、まだまだ連日大きな報道が続いているようです。相撲協会からの中間報告があって、貴乃花側の状況が悪くなると、今度は関係者が語るとかいうことで貴乃花側が有利な情報が報道されるという繰り返しになっています。本当かどうかわからない「関係者が語る」で情報が流れても、ほとんど意味がないのにそんなものを事実かのように報じるのはいい加減にしてほしいものだ。

 ところで、今現在は貴乃花有利な情報の番のようで、今度は白鵬がやたら叩かれているのだそうだ。相撲内容まで引き合いに出して、貴乃花偉い白鵬汚い品格がないなんてやっているんだそうな。本筋とは全く関係のない事で非難して人格否定するというやり方は、昨年来 安倍首相にやってきた手法そのものだ。

 今更「品格」批判をやっているのは噴飯ものだが、都合のいい時だけそうやって日本人扱いで相撲道とかで叩き、日本人力士同士で飲んでいても何の問題も無いのにモンゴル人力士だけで飲んでいると外人がと叩く。もうこういうダブルスタンダードで叩くのは止めた方がいい。これこそ差別というやつではないのだろうか。

 一部のマスコミで一緒に飲んで八百長謀議まで書かれて叩かれていますが、白鵬らモンゴル人力士たちもこういう都合のいい時だけ日本人扱いには怒りしかないだろう。また千秋楽の白鵬の発言の言葉尻で叩く人もいたが、彼は外国人でこちらに来てから日本語を学んだ人なのです。細かい言葉のニュアンスで叩くのは、叩く人の方が愚かだと思う。

 そして、モンゴル人力士たちも、明らかな勝ちでも審議にされて「体がない」とかいちゃもんつけられて負けにされるとか、いつも審議になったら不利な判定をされるといった抜き差しならない不満もあると思う。私が見ている範囲では、引退した日馬富士こそその「被害」を一番被った力士でもあった。普段は外人扱いしておいて、都合のいい時だけ外人扱いで叩かれることには、彼らも内心怒りを覚えているに違いない。

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