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謝る事

2017-06-05 | ニュース

 一昨年に自殺した女子生徒について、当初 市教委がいじめの事実はなかったとしていたものを、女子生徒の両親が文科省に申し入れ書を提出し調査を依頼した翌日には市教委がいじめは無かったとの議決を撤回するという醜態ともいえる事態だ。撤回した翌日には、市教委幹部が女子生徒の両親を訪ねて謝罪するニュースが全国に流れていた。両親が激怒するのも当然だと思うし、この件については市教委が謝罪するのも当然だろう。

 この件は別にして、いじめ自殺で校長や市教委が謝罪に訪れる場面がよくニュースで流されています。私はそういう場面になんかもやもやとしたものを感じてしまいます。自殺に至る経緯も、担任なり学校に自殺した生徒が何らかの助けを求めていたケースであったり、いきなり自殺してしまうケースもあったりなのは十分承知していますが、こういうお偉いさんの謝罪は謝罪する方もされる方もいまいちモヤモヤする気持ちがあるのではないのかと思ったりしている。それは校長や市教委が責任者ではあるけれども、直接の当事者ではないからかもしれません。部外者の勝手な感想ではありますが…。

 この様な時、加害者やその親は謝罪に行っているのかはニュースに流れる事はありません。自殺した生徒の両親も、本当に謝罪して償ってほしい人からの謝罪こそを望んでいると思う。願わくは、ニュースに流れていない裏側では加害者の謝罪があって欲しいなと願わずにはいられません。

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