松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

海老名市が認知症の徘徊者対策で靴にタグ

2017年01月26日 | 福祉政策
 お隣の海老名市では、大手警備会社総合警備保障・相模支社から携帯可能な小型端末の提供を受けて地域見守りネットワークの構築を目指すそうです。
 1月20日に、市と同社が実証事業向けた協定を締結。
 認知症の方の靴に小型タグ(縦6㌢・横3㌢・高さ1㌢)を専用の靴のベルトに入る。
 電波を補完する感知器(多寡さ㌢・幅23㌢・奥行き9㌢)は自宅や介護施設に機器を設置する。
 ボランティアら協力者が自身のスマートフォンに専用アプリをインストールする必要がある。スマートホォンの衛星利用測定位システム(GPS)機能を活用し、協力者がタグを携帯する高齢者とすれ違う度び,位置情報を警備会社の専用サーバーに自動送信。家族に目撃情報を伝え,捜索範囲を絞り込む仕組み。タグにはGPS機能がないため多くの協力者が必要です。
 同社の担当者は、海老名市では感知器と合わせて160件以上の参加が必要となる。
 1月25日付け神奈川新聞記事抜粋。
 
 海老名市ではモデル事業として導入します。
 綾瀬市の場合、周辺の小田急や相鉄の駅、神奈中と相鉄のバス会社、行政境の交差点、主要道路の交差点、公共施設などに配置すると、認知症の方の範囲が確定し感知器を保有する人たちが、狭い範囲を探せば見つかる可能性が高くなります。

 実証実験を行い、問題点の把握が求められます。綾瀬市でも実証実験を行いたいものです。
 綾瀬市も含め,周辺自治体で認知症と思われる高齢者の行方不明の情報が流されます。
 同じ方が繰り返すと家族の負担も大きくなります。認知症の方が日常とは違う行動が見つかれば早めの対応が出来ます。綾瀬市内の公園なども含めた公共施設や、民間の福祉施設に感知器を設置すると、正確な位置情報が把握出来ます。