唐津線の9600形機関車

　今日の9600形機関車は　唐津線の9600です　唐津線は　長崎本線久保田と西唐津を結ぶ42.5ｋｍのローカル線で　西唐

津に機関区があり　全機9600形機関車でした。

　この日も門司港から夜行列車に乗り　深夜（午前3時頃）久保田駅に降り　一番の列車で多久に向かった記憶があります。

　始発列車を待つ間に　駅構内に停車中の9600を写しました。

　　　　

　　　　1973年3月00日撮影　長崎本線　久保田駅　　　　　　　　　　　　　29692号機

　当時は　今と違い始発列車を待つ間にホームへ上がることができ　構内も明るくホームに三脚を立てバルブ撮影もできま

した。

　朝一番の列車に乗り　向かった先は多久越えと呼ばれた笹原峠です。

　　　　

　　　　1973年3月00日撮影　唐津線　多久～厳木　　　　　　　　　　　　　9600形　　下り貨物列車

　25‰と急勾配が続く多久越えには　9600の後部補機の付く列車もありました。

　　　　

　前後に2輌の9600を付け　貨物列車が上って来ました。

　補機の解結は　多久駅で行っていたので　多久駅では　休憩中の機関車を見る事ができました。

　　　　

　　　　1973年3月00日撮影　唐津線　多久駅　　　　　　　　　　　　　　49621号機　　

　西唐津機関区の9600は　デフ無しやデフ付きに化粧煙突など　多彩な機関車が揃っていましたが　この日は　大型デフに

化粧煙突の綺麗な9600でした。

ＤＥ10 1651号機牽引 西武鉄道甲種回送

　今日西武鉄道40000系（40154Ｆ）の甲種回送があったので　須磨から戻り昼一休みすると　今度は夙川へ出かけてきまし

た。

　　　　

　　　　2020年10月30日撮影　東海道本線　さくら夙川～芦屋　　　　　　　　ＤＥ10　1651　8066レ

　西守具踏切から写す事が多いのですが　今日は　曇っていたのと長い10輌編成だったので　アウトカーブから写しました。　

押し桃増殖中

　朝のラッシュが終わり　貨物列車も動き始めたので　須磨・塩屋カーブで暫く貨物を写しましたが　押し桃牽引の貨物列車

が増えました　56レを含め4本の貨物を写しましたが　半分の2本が300番台の牽引でした。

　　　　

　　　　2020年10月30日撮影　山陽本線　須磨～塩屋　　　　　　　　　　　　ＥＦ210　304　　3050レ

早朝から晴れていた空も　10時を過ぎた頃から雲が広がり始め　暫くするとすっかり曇ってしまいました。

　この後雲が広がって来たので　1072レの撮影を最後に撤収し　午后西武鉄道40154Ｆの甲種回送があったので　夙川へ出

かけましたが　甲種回送の前に通過した5070レも押し桃の牽引でした。

　　　　

　　　　2020年10月30日撮影　東海道本線　さくら夙川～芦屋

　　　　　　　　ＥＦ210　321　　5070レ　

　新型コロナの蔓延もあって　最近ＪＲ貨物を撮影する機会が減りました　その間にＥＦ210 300番台の申請が続き　押し桃

が随分増えました　26日に川崎重工を出場した326号機が　新鶴見機関区に回送されました　いよいよＰＦの足元に火が付

いてきたみたいです。

須磨カーブで写した289系「らくらくはりま」

　今日は　日の出直後の8056レを　須磨・塩屋カーブで写したくて　朝一番の電車で出かけましたが　有年・上郡間の架線

事故で貨物列車が全く来ず　お目当ての列車は写せませんでしたが　初めて須磨海岸で「らくらくはりま」を写しました。

　　　　

　　　　2020年10月30日撮影　山陽本線　須磨～塩屋　　　　　　　　　　　　289系　らくらくはりま

　夜明け前に発生した事故の復旧も終わり　7時前から運転を再開したので　朝のラッシュ時間を過ぎれば貨物も動き始め

るだろうと思いながら　何時来るか分からない貨物列車を待っていると　カーブの向こうから白い電車が現れました　こんな

ことでもないと写す事は無かったと思います。

筑豊本線の9600牽引貨物列車

　暫く休んでいた9600形蒸気機関車の画像をアップします　今日は　筑豊本線を走る9600形貨物列車です。

　　　　

　　　　1971年5月00日撮影　筑豊本線　折尾～中間　　　　　　　　　　　　　　　9600形（19636）　　下り貨物

　　　　

　　　　1973年1月00日撮影　筑豊本線　折尾～中間　　　　　　　　　　　　9600形　　下り貨物

　　筑豊本線の旅客列車は　若松機関区のC55やC57が牽引し　飯塚以北の貨物はD51やD60　冷水峠を越え原田に向かう

貨物は　D60の重連で運転していましたが　本数は少ないものの9600牽引の貨物も走っていました。

　当時折尾・中間間に居れば　C55・C57牽引の旅客列車　D51・D60牽引の貨物を写せ　運が良ければD60との共通運用で　

唯1輌残っていたD50 140号機牽引の石炭貨物に出会う事も有りました　石炭から石油への掛け声でエネルギー革命の進

む中　まだまだ石炭貨物も多く運転され　一時間も居れば堪能するほどＳＬを写せたのが　今となっては懐かしく思い出され

ます。